ママのための自己肯定感アップ術!まず始めたい第一歩
こんにちは、Maiです。
今回、ママの自己肯定感を高めるシリーズ第一弾です。
「お母さんだって、もっと自分の好きなことをやりたい!」と思い、ピアノを習い始めて2年が経ちました。
毎週、子どもたちと一緒にピアノのレッスンを受けながら、練習も楽しんでいます。
自己肯定感が低く、イライラした毎日を送っていた私が、どうしてピアノやヨガなど「好きなこと」を見つけられたのか。
そして、「自分らしく輝くママを増やしたい」と思えるまで、どのように前進できたのか。
今回からシリーズ化して、
ママの自己肯定感を高めるコツを
お伝えしていきます。
24時間家族のために頑張る毎日
母となり、24時間家族のために家事、子育て、
仕事にがむしゃらで頑張ってきた。
自分の時間なんて全くなくて、
「このままの人生で本当に良いの?」
って自問したとき、
心の中から「こんなままじゃ嫌。」
という答えが返ってきた。
でも、自分の「やりたいこと」って何だろう?
「好きなこと」ってなんだっけ?
時間はどこにある?
お金もかかるし…。
趣味も特技もない。
子どももまだ小さいし、そんな時間なんてないよね。
「母親なんだから、今は家族のために頑張らなきゃ。」
そんな風に考えていると、
やりたいことの見つけ方さえ分からなくなり、
何をどう始めたら良いのかも見失っていた。
やりたいことに踏み出せない理由
やりたいことを見つけたくても、
次々にマイナスな考えばかりが浮かび、
一歩踏み出すことに恐れてしまい、
簡単に変わることができなかった。
その原因が、「ホメオスタシス」
という性質にあると知った。
これは、簡単に言うと「現状維持の力」。
人間は今の状態を維持しようとする働きがある。
そのため変わろうとしても自然と
元に戻ろうとしてしまう。
例えば、
新しい事に挑戦しようと思っても
「失敗したらどうしよう」
「挑戦しても何の意味があるの」
「家族との時間削ってまですることではないよね」
ってどんどん不安とやらない理由を考えてしまい、
結局元に戻って、いつまでも変われない。
これはホメオスタシスの性質が働いているから。
では、どうすれば変われるのか?
現状維持の力を乗り越えてでも変わりたいと思う、
強い魅力や理由が必要だと分かった。
自分を見つめ直すことで見えたもの
そこから私は、自分自身と向き合った。
• 自分のこれまでの歴史を洗いざらい振り返る
• 自分がどんな人間なのか
• 何を学び、何を感じて生きてきたのか
例えば、
「幼少期に嬉しかったエピソードは?」
「学生時代頑張った事は?」
「失敗したり、辛かった思い出は?」
とエピソードを思い出しながら
そのときに感じた思いや気持ちも細かく書き出した。
思い出したくない過去や、
辛かった時期にも向き合い、
涙を流しながら内観を続けた。
その中で、ライフステージごとに同じような
悩みや壁に何度もぶつかっていたことに
気付いた。
ココとしっかり向き合わない限り、
いくら変わりたくても変われない。
そう思い、自分の中に抱えていた
根本的な思いを丁寧に掘り起こした。
「辛かったね」
「ひとりで苦しかったね」
「今まで頑張ってきたね」
自分自身に優しい言葉をかけ、
包み込むように寄り添った。
すると、子どもの頃の自分が
初めて認められたように感じ、
「このままの自分で良いんだ」
と思えるようになった。
自己肯定感を高める第一歩
自己啓発本を何冊も読んで、
「自分を認める」と書いてあっても、
頭では分かっても全然心から満たされなかった。
自分の歴史を振り返り、
ポイントを見つけてやっと腑に落ちた。
「こういうことか。」
自分と真剣に向き合うまで、
私は気づけなかったと思う。
自分の歴史を振り返り、
今まで抱えてきた不安の根源を見つけることで、
その結果、少しずつ変化し始めた。
その中で、私がずっと心の中で好きだと感じていた
「ピアノ」に再び向き合うきっかけができた。
幼少期から中学校までピアノを習っていたけれど、
周りの友達に比べ進み具合も遅く
全然上手く弾けなかった。
先生にもよく怒られて、
自信を持つことが出来なかった。
一度だけ音楽会の伴奏に
選ばれたことがあったけど、
「歌いにくいって思われてるかも」
「下手くそだと思われてたらどうしよう」
不安ばかりで楽しめていなかった。
それでも、何故かピアノは好きだった。
ピアノを弾いている時は自分の世界に
没頭出来る気がして、
他の事を何にも考えず、
ただ音に集中している時間が楽しかった。
中学3年生になると、
受験勉強に時間を費やすため
ピアノを辞めることになった。
最後の1ヶ月間は、
毎晩自分の部屋で涙が自然と溢れ、
「辞めたくないな」と心の底から思ってた。
でも、受験が終わってからも、
親に「もう一度ピアノを習いたい」
と言うことがどうしても出来なかった。
それから月日が流れ、母となり、
子どもたちが
「ピアノをやりたい」と言い出したことで、
私の中にも再びピアノへの思いが蘇った。
久しぶりに楽譜を見ても、
すっかり忘れていて数えないと読めないし、
指も全然動かない。
それでも、自分の歴史を振り返ったとき、
「やっぱり私はピアノが大好きだった」
と再確認できた。
ピアノの音に癒されること、
自分の指で音を奏でる楽しさ、
曲を弾けたときの達成感。
上手くいかないときの悔しさや歯痒ささえも、
すべてが私にとって大切な経験だと気づいた。
だから、今回は誰とも比べることなく、
自分のペースで自由に弾いて楽しみたいと思い、
子どもたちと一緒にレッスンを受けることを決めた。
こうして、小さな挑戦を繰り返す中で、
「自分にもできることがある」
「何かに夢中になれる時間がある」
と気づけたことで、
少しずつ自分を肯定できるようになった。
大人になってからでも、
そして母になってからでも、
自分らしく輝ける瞬間を見つけることができる
と実感しました。
ママたちへ伝えたいこと
「やりたいことが分からない」
「好きなことなんてない」
そう感じているママたちへ。
まずは自分の歴史を振り返ってみてください。
• どんなことにワクワクして嬉しかったのか
• 辛くて苦しかったとき、何を感じたのか
ライフステージごとに思い出してみてください。
そこが、自分探しの第一歩になります。
自分の心に寄り添い、
自己肯定感を高めて、
自分らしい人生を始めてみませんか?
最後までお読み頂きありがとうございました。