音をつむぐ㉓(アルバム紹介8曲目)
アルバム「50/50」の曲の紹介。
①いつ頃に制作したものか?
②制作当時どんなミュージシャンに影響を受けていたか?
③歌詞を書く上で影響されていた作家、読んでいた本は?
【「50/50」アルバムの8曲目「さよならのチカラ」紹介】
①いつ頃制作したものか?
40代の後半にさしかかると、今の自分には合わなくなってしまった「考え方」、こだわっていた「価値感」に感謝をしつつも別れをしていくような気持ちでこの時期を過ごしていました。
2019年、47歳の時に作ったのが「さよならのチカラ」という楽曲です。この曲はこの頃の正直な気持ちを歌詞に込めています。
②制作当時どんなミュージシャンに影響を受けていたか?
この時も、ジョン・メイヤーはよく聴いていました。「Waiting On the World to Change」という楽曲が大好きで、アレンジャーには、この楽曲イメージを伝えて制作してもらいました。
特にリズムの感じ、ギターの雰囲気が近いと思います。
この当時、僕が歌詞に込めた思いと求めていたサウンドを表現できたのではないかと感じています。
③歌詞を書く上で影響されていた作家、読んでいた本は?
本ではないのですが、ちょうど2019年の秋頃に動画の配信サービスでチェリストであるヨーヨー・マの映画がありました。
『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』という映画です。
■『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』
この中で語られた言葉が僕のメモ帳に記されています。
「文化は終わらない。取り引きを成立させるビジネスとは違う。選挙活動とも違う。物事を生かし続け発展させるものだ」
この映画の中でヨーヨー・マによって語られる言葉です。前後の文脈からでないと正確には理解できないと思いますので、ぜひ、音楽を志す方たちには見て頂きたい映画です!
最後まで読んで頂きありがとうございました。