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娘からの質問「目の見えない人ってどうやって人を好きになるのかな?」

■子どもたちとの会話の中で

こんにちは。
3児の父のtakeです。
昨日、食卓で中学2年の長女と高校3年の次男と話しをしていました。話はいつものように「今日の出来事」「子どもたちが困っちゃったこと」「受験のスケジュール確認(高校3年)」など様々ですが、ちょっとおもしろいテーマがでてきたのでご紹介します。

会話の流れの中で

私:「青い空っていいよね~♪
なんか清々しくなるよね。それにしてもなんで空って青いんだろうな~」

みたいな話の流れになりました。
そうすると、
空や雲が好きな中2の長女が本をとってきて

長女:「青い光は「波長」が短く、赤い光は波長が長くて、 波長が短いほど、光は強く「散乱」されるんだって!(青い光は強く散乱されます)。 日中は、散乱の強い青が強調されて空は青く見えるんだって!」

私:「そうなんだね、科学的にいうとそういうことになるんだね。ただ、私が共有したかったこと、聞いて欲しかったのは、青い空っていいよね~♪という心の部分だったの(笑)」

というと次男はちょっと笑っていました。

私:「この私の中の特有の「いいな~」と思う感覚って確かに私の中に「在る」んだけれど、それは青い空を見て、それに私の心が反応したことで「ほっこりした感情」が現われたわけなんだよね、人には明確にはわかりようがないのだけれどそのことを受け取ってほしかったのね♫」

長女:「???」

私:「ごめんごめん、ちょっとわかりにくいよね。例えば、ここにコップがあるじゃん!
このコップのことを目の見えない人はどうやって「在る」って認識すると思う? あるいは「在ること」をあなたはどうやって伝える?」

次男と長女:「まぁ、音がするとか、触ってもらったりとかだよね」

私:「そうしたら、次にもし、あなたが星を見て素敵だなと思って、目の見えない人に星があることを伝えるとしたらどのように伝える? あるいは目の見えない人は星が「在る」ことをどう認識するの?」

長女:「ん~・・・」

私:「例えば、私が目が見えなかったとして、あい(長女)が、『お父さん、私にはこの夜空の中に綺麗に光る星が見えているんだよ!!』と言われたとします。

長女:「うん」

私:「目の見えない私は『おおー!! そうなのか!! あいには素敵な星というものが見えているんだね。私には見えないけれど、確かに輝く星というのが「在る」ことを信じるよ!!』と言うと思うんだよね♫
互いの「信頼関係」とか「愛」とかっていう要素がそこにはくっついているよね。人の認識って、科学的な側面もあるけれど、心や愛という関係性の部分も大切なのかもな~と。」

長女:「ほほー、そうなのかもね~(笑)、そう考えると、目の見えない人ってどのような感じで人を好きになるんだろうね?」

私:「確かにそうだね、おもしろい質問だなぁ~。私だって顔が綺麗な美人さんには心惹かれたりするしね(笑)、あなただってイケメン好きでしょ!?」

長女:「やっぱ、顔だよね(笑)、イケメンはいいよね!!」

私:「でも、目の見えない人は顔は見えないわけだからね」

長女:「声のトーンとかその雰囲気とか、会話の間の取り方とか、触れられるタイミングとか感触とかなのかな~、そういうところで好きになっていくんじゃない!?」

私:「なるほど、確かにそういうところかもね」

長女:「たぶん私たちより、すごく敏感に色々と感じてるんだろうね、そうやって好きになったら、目の見える人同士より関係性が継続するんだろうと思う。たぶん見えてる人より色んなことが見えてるのかもね!」

とりとめもないお話にお付き合い頂きありがとうございました。

寒い日が続きますので、皆さま体調崩さぬように、ご自愛下さい。

こちらは以前に読んだ本です⇩

★3児の父親takeはギターを片手にこんな歌も歌ってます♫

★会社員として

平日は財務・経理責任者として数字と格闘しつつ、日々あっちこっちとバランスをとりつつ奮闘しております♫
保有資格(簿記2級、ビジネス実務法務3級)。
最近は仕事柄「コーチング、NLP」などの勉強も行っています。米国NLP協会「プラクティショナーコース」修了。

★趣味で野鳥の撮影も行っています♫

本日もここまで読んで頂きありがとうございました!!