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さいたま市、接種券送付がなぜ遅いのか。

 さいたま市は「64歳以下へのワクチン接種券送付が他自治体と比較して遅い」という指摘がなされています。送付が遅れている理由や前倒し送付の可否などを議会答弁から考察します。

○問「なぜ接種券送付が遅れているのか」
○市「接種券は、シール加工印刷など特殊な工程が必要なため、印刷に時間がかかっている」
 「発送打ち合わせ時期に国の大規模接種会場等の案が示されておらず、発送調整(5歳刻み)で混乱を防ごうとしたことで、遅れが生じた」
○問「接種券送付を前倒し予定は」
○市「現在のスケジュールは印刷封入業者とさいたま市が、できうる限りの最善のスケジュールとなっている、ここから大きな前倒しは難しいが、一日でも前倒ししたい」


 私は送付が遅れた原因の根本に、ワクチン対策室の人数不足があると考えています。
 ワクチン対策室に十分な人員が配置されていないため、議員が問い合わせをしても全く電話がつながらない状況が今なお続いています。
 さいたま市が正規職員を減らし、外部委託を拡大し続けたことが緊急時の対応力の低下をまねいていることにも、きちんと目を向けていかなければなりません。

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