【不妊治療を振り返る10(修正版)】メンタル不調の自覚症状現る
2019年12月。中旬くらいまでは普通に仕事をしていました。
しかし、忙しさもひと段落したある日…その症状は突然やってきたのです。
ん?
え、痛っ
いたたたたたっ‼︎
痛い、痛い、すっごく痛い‼︎
心がっ‼︎
私は気持ち的に不調になると
脳というか、
胸というか、
胃というか、
鳩尾というか…
とにかく、いわゆる「心」という場所が痛くなります。
締めつけられるような、
頭の中が捻れるような、
神経が潰れるような、
耐え難くなんとも言えぬ不快感です。
これまでも短く軽いのは何度か経験したことがありましたが、これほど突然に激しく苦しいのははじめてでした。
幸いにも退勤時間までは後1時間ほど。その日は何とか耐えました。
翌日もその症状は続き、私は重たい心を抱えたまま出勤しました。息を吐き出したら鉛が出てきそうに重苦しかったです。
午後から出張があり、お昼に少し早く出させてもらって会場近くのコンビニで車を停めて横になっていました。
いっそ、バッサリ切られて楽になりたい、そんな感じです。
出張も何とか耐えて帰宅。その晩夫くんに自分の症状を相談しました。
夫くんの知り合いに過去に同じような症状の方がいたらしく、それを見ていた夫くんは直ぐに理解を示してくれました。
夫くんが知っている心療内科を教えてもらって早速受診。
先生は優い方でした。
3ヶ月前くらいに何かストレスを感じるようなことはありましたか?そんなことを聞かれました。
私がちょうど流産して手術した時期と重なります。
そのことを伝えると
「仕事は続けられそう?診断書を書こうか?」
と言ってくれました。
休むことは全く考えていなかったので
「それは最後の手段でお願いします」と答えて、薬を貰って帰りました。
ついにメンタルのお薬を貰うようになってしまった…。家に帰ってドキドキしながら薬を飲みました。
すると、みるみるうちに心の痛みが治って呼吸が軽くなるではありませんか!
今まで悩んで心が苦しくなった時、我慢してやり過ごしていたのは一体何の修行だったのか😅
と思ったくらいです(笑)
この頃は本当に直ぐに治ると思っていたのですが、かなり甘い考えでした。
まさか4年経った後も苦しむ事になろうとは…。
こうして私のメンタルの不調との長い長いお付き合いが始まるのでした。
5年目のいま薬との相性も良くなり、ようやく前向きになろうと思えるようになったところです。
それでも浮き沈みはありますけどね。