風景印さんぽ#10 とにかく、涼しい所に行きたい…七ツ釜鍾乳洞(長崎県西海市)
毎日毎日、殺人的暑さで倒れてしまいそうですが、皆様大丈夫ですか…
私の住む佐世保市は海が近い事もあって、内陸の場所よりは幾分マシのようで。
それでも「外出は控えましょう」警告で、あちこち行くのもちょっと気分が乗らぬ。
それならば、少しでも涼しい所…涼しい所… 滝か渓谷か。そうだ。鍾乳洞!
長崎県にも一カ所あるのです、鍾乳洞。佐世保市のお隣の西海市「七ツ釜鍾乳洞」。
観光県長崎のなかでも、ちょいマニアック。長崎人でも行った事ない人いるわきっと。
昔は「西海楽園」という遊園地もあったのだけれど。
…という事で、涼を求めて35年ぶりに行ってきました。
まずは風景印。七釜郵便局
風景印の面白い所は、郵便局のある地区の名所、歴史、文化、祭りを知る事が出来る事。
歴史の教科書に載っている天正遣欧少年使節の一人が、この七ツ釜出身であった事も
初めて知りました。
涼しい…てか、寒いw 七ツ釜鍾乳洞
昭和3年、七釜尋常小学校の校長先生らによって発見。国指定天然記念物。
管理棟で入場料800円を支払って入道口前に進むと、
もう、涼しい!天然のクーラー!
中は涼しい、というより、寒い。長袖持ってくればよかった。
この鍾乳洞は美しい鍾乳石は、この観光洞にはあまりなく、
どちらかと言うと「洞窟探検を楽しむ」という感じかな。
ちょうど小学生の団体も来ていて、楽しそうに我々カンレキ夫婦の横を駆け抜けていったわ。
何度も出入りできるので、君たち一体何周目やねん、と。
(子どもはきっとすごく楽しいはず)
観光洞、320m20分の洞内探検。いやー涼しかった。
洞内、急な階段を上り下り。滑りやすい所もあるので、スニーカー必須です。
絶滅危惧種、ナナツガママンネングサ発見?
風景印にも描かれている、絶滅危惧種ナナツガママンネングサが入道口あたりに
6月〜8月花を咲かせるらしい。絶滅危惧種、ぜひ見てみたい。
1960年、外山三郎氏によってこの七ツ釜鍾乳洞周辺で発見されたとの事。
外山三郎先生といえば、短大時代に講義を聞いた事ある!
毎朝観ている朝ドラ「らんまん」の万太郎(神木隆之介君)の気分で
岩場に這いつくば…らなくても、見つけた、それらしい小さな花。
入道口の岩場に咲いていた。
いつまでもここに、可愛い姿を見せていてくれますように。
七ツ釜鍾乳洞 営業時間とか。
4月〜9月 9:00〜18:00(最終受付17:30)
10月〜3月 9:00〜17:00(最終受付16:30)
休み 年末年始
大人 800円 中学生 400円 小学生 200円 幼児 100円