アフリカ大陸の旅2024③〜ケニア マサイマラ〜
滞在期間
2024/06/07〜2024/06/10
移動
AirLinkでケープタウンからヨハネスブルグで乗り換えて約7時間半でした。
ケープタウンからヨハネスブルグへはもちろん国内線なのですが何を勘違いしたのか2時間半前の午前3:30に到着してしまい、カウンターに従業員が一人もいない状態で結構焦りました。ターミナルを間違えたのかとおもいましたが、もちろん空港のインフォメーションにも人はいませんでした。
ヨハネスブルグでの乗り継ぎ時間は1時間半。これなら余裕と思っていたのが甘かったです。ヨハネスブルグには定刻に到着したのですが、到着したのはターミナルから離れた場所。ターミナルへはバス移動なのですがバスがなかなか来ない。さらに、バスが来たあとにも飛行機からなかなか降りてこない乗客を待っていたのでかなりのタイムロスをしました。
そして国内線から国際線のターミナルへ歩いていくと、イミグレーションには長蛇の列。列に並んでいて、「これは間に合わないのでは?」と思い始めたところ、空港の職員が来て「チケットを見せろ」とのこと。素直にチケットを見せたら、間に合わないからこっちに来いと手招きされ、その人について早足というより軽いランニング状態で別のイミグレーションに到着。こちらは先程の場所より列は短かったです。そして、イミグレーションに到着すると案内していた職員が「Anything for me!」と言ってきたので聞こえないふりして列に並びました。それでも間に合いそうになかったので、周りの人にチケット見せて時間がないことを説明すると快く割り込みを許してくれました。それどころか、「あっちの窓口が空いたぞ」とみんなで協力してくれてなんとかイミグレーションを通過。そこからも小走りでゲートに向かい、ゲートオープンの時間ギリギリに到着しました。
ナイロビ空港からホテルはUberを使うかホテルに送迎を頼むか悩みましたが、結局ホテルに送迎を依頼しました。
ホテル
ナイロビで宿泊したのはベストウェスタン プラス メリディアン ホテルです。宿泊したと言っても一泊のみ。残りはサファリツアーのテントに宿泊しました。
朝2:30起き、ヨハネスグルグ空港での乗り継ぎ時のダッシュでへとへとだったので殿にも出ず、インルームダイニングで夕食を取ったので結局ナイロビのまちは歩きませんでした。
チェックインのときに、プールを使うかと尋ねられましたが、もう一刻も早く寝たいという思いが強かったです。
WiFiは動画を見るのに十分な速度、シャワーは温水ですがちょろちょろ程度でした。
気候
マサイマラは朝寒く、日中は暖かかったです。防虫(主に蚊)対策としてずっと長袖のシャツを着ていましたが暑さはさほど感じませんでした。
治安
正直わかりません。街歩きが(疲れて)できませんでした。
移動手段
Uberが使えました(使ってないけど)。ホテルで何度か試したところ5〜7分くらいで到着と出てくることが多かったので、それなりに捕まえられそうです。
食事
ホテルのインルームダイニングとサファリツアーに含まれる食事だけだったので正直わかりません。
マサイマラ国立公園
Get Your Guideで2泊3日のツアーを予約しました。
朝7:30にホテルに迎えに来てもらい、そこから2組の同行者をピックアップしつつ、マサイマラのホテル(というかテント)に到着したのは14:30頃。途中2回の休憩がありましたが、かなりしんどかったです。
ラスト2時間くらいはアスファルトではなく土の道路でかなりバンピーでゆっくりとした走行でした。その上、ところどころで牛渋滞、羊渋滞が発生します。雨季の終わりくらいだったので、夜に雨が降って翌日に車が通ってどんどん道が悪くなるとのことでした。
宿泊するのはテントです。テントと言っても、しっかりコンクリートの基礎があり、中にはベッド、シャワー、トイレが備えつけられているので、壁と屋根が布製というだけですね。ちゃんと電源もありました。ただし、WiFiは食堂のある建物までいかないと使えませんでした。
シャワーは自分で給湯器の電源を入れて10分待つ必要があります。そして、シャワーを止めようとしたときに感電しました。シャワーを浴びながら蛇口ハンドルにふれるとビリビリします。シャワーを出したまま、給湯器の電源を切り、無事シャワーを止めることができました。
翌日は温水シャワーを諦めて水シャワーでしのぎました。
遅い昼食を食べたあと、15:30ごろから夕方のサファリに出発です。国立公園のゲートの手前ではお土産売の洗礼が待ち受けています。もちろん、買うつもりはありませんので、目線を反らせてガン無視を決め込みます。
入場するとすぐに広大な草原に草食動物たちが現れます。
この日のハイライトは日没近くに遭遇できたライオンの群れです。サファリカーは無線で連絡を取り合っているのでどんどんサファリカーが集まって密集を作ります。
ライオンに近づこうと無理したワンボックスワゴンがぬかるみにスタックして身動き取れなくなる始末。周りにいる車が協力して助け出しました。そんなにたくさん集まって救出しなくてもと思いましたが、周りには猛獣もいるわけですから、それらに牽制する意味もあるのかなと思いました。
救出後に我々の車(ランドクルーザー)は道なき道をいき、ライオンの群れがよく見える場所に回り込んでくれました。
二日目は朝7:30から17:00頃までずっとサファリでした。
ひたすらサファリカーで動物を探していたら乗っていた車がパンクしてしましました。大草原でスペアタイアに換装作業をするのを見守るという、ある意味貴重な体験でした。なお、タイヤにはガッツリネジが刺さっていました。こんなところにネジが落ちているのが不思議でしたね。
ランチタイムは川辺にシートを引いて食べました。一番安いツアーを使ったので、昼食は必要最低限といった感じです。なお、パンも鶏肉もパサパサで口の中の水分を持っていかれました。
この日の最初の見どころはチーターのファミリーでした。一番見たかった動物なので感動。子どもたちがじゃれているのを見るのも楽しかったです。
当然、大量にサファリカーが集まっているのですが、2台、3台とスタック指定車たち、しかも、チーターの直ぐ目の前です。それでもチーターとスタックした車の間に他の車で壁を作って、その救出に向かうドライバーたちは勇敢ですごいなと思いつつも、ここで自分たちのドバイバーが襲われたらどうなるんだろうとヒヤヒヤでした。
次の見どころは狩ったバッファローの肉を守るオスライオンでした。周りには肉を狙っているジャッカル、ハイエナなどがいて、まさにサファリの醍醐味でした。
そして、再びパンクしました。そりゃぁスペアタイアで悪路を何時間も走っていればパンクするのは当然ですね。あくまでスペアタイアは一時しのぎのタイヤであって常用するためのものではありません。
三日目はナイロビに帰るだけです。一度国立公園に入り、初日とは違うゲートから国立公園を出ました。するとゲートを出てすぐに舗装道路。初日の悪路の数時間は一体何だったの?と疑問をいだきました。結局ドライバーには聞けませんでした。
途中で昼食を休憩を挟み、無事ナイロビに到着しましたが、予定よりもだいぶ早く空港についてしまい、チェックインするまで空港の椅子でひたすらボーっとしました。