2023年3月11日(土)

WBCチェコ戦観てる。
チェコ代表は本職を持ちながら野球をやっている人ばかりという、大谷とは違う意味での二刀流というのがとても良い。歯医者さんとの二刀流という選手もいるそうな。
僕のような兼業で音楽活動やっている身としては、兼業でも大きな舞台に立っても良いのだという勇気をもらえる。
今回のWBCを見ていて野球という競技の本質を見た気がする。サッカーと違って動き続ける訳ではない。ぼくはそこにボードゲームと演舞的なものを見出した。野球は相手のチームの選手の良いプレイも素直に認められる。例えば守備のビッグプレーは攻守関係なく拍手を送りたくなる。
チェコの先発はMAX125キロという軟投派にもかかわらず、大谷を二打席連続でアウトにし、ほかの選手も打ちあぐねるというシーンを作った。

東日本大震災から12年。干支がひとまわりした。
あの時を思い出す。
当日は「福島を忘れてはいけない」という言葉がメディアに踊る。しかし人は時に忘れなければ生きていけない。辛いことを何故か人は忘れることが出来る。大事なのは忘れないことではなく「思い出せる」こと。その為には遺構を有機的に残すということが大事だったはずだが、それは出来ているのだろうか。
「福島原発観光地化計画」というアイデアがタイムラインの底に沈んで忘れ去られた事が口惜しい。

僕は音楽活動を続けているが、確固たる音楽的な軸がない。雑多に音楽が流れるAMラジオ的に音楽は聴いてきた。それこそが僕の価値であると言いきれるかは分からない。だけどもはやそんな自分を受け入れて生きるしかない。
やきとりキングは生活のサポートをする商売。その事業は継続性しかなく、達成感を得る地点(例えばものが完成するとか)を得にくい。僕には子供がいないから入園卒園などのライフイベントも無い。だからこそ僕にとって音楽活動はそういう地点を作る活動でもある。
僕という人間が生み出せる歌というもので良いものを残していきたい。

2023年はそう生きていくべく頑張りたい。
具体的にはレコーディングとリリースとライブ。

そうそう。
5月2日(火)にライブハウス江古田Buddyでのライブイベントが決まったよ。
「合流地点vol.5」
出演 竹田克也 笹木ヒロユキ なすひろし
今回も趣向を凝らしたステージにします。
配信もあるよ。だけど絶対に現地がおすすめ。
みんな!スケジュール表に「合流地点」て書いておいてね!

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