日出、一日の始まり
航海士は00-04(12-16)、04-08(16-20)、08-12(20-24)の3直交代制で勤務をします。
一番変化に富んでいるのは、04-08直です。
日出少し前、水平線が薄っすらと見えだしたら星測(せいそく、星を利用して船位を求めること)により船位を求め、日出時には太陽の方位を測定してジャイロコンパス(羅針儀)の精度を確認します。
とても忙しい当直ですが、日出を鑑賞できるというのはこの当直の特権です。
運が良ければ、太陽の上辺が水平線と接するとき、グリーンフラッシュという緑の薄い閃光を見ることも出来ます。
単調な船上生活にちょっとした潤いを与えれくれます。