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書籍巡り vol.3
こんにちは。
今回は、私の本棚から、おすすめの本の紹介です。
伊勢型紙
みなさん、伊勢型紙はご存知でしょうか。
江戸小紋のお着物など染色するための型紙が、伊勢型紙です。
この書籍は、伊勢型紙の写真集なのですが私の人生観を変えたといっても過言ではない一冊。
テキスタイルを勉強していたときに出会った本。
人の手で掘っているのかと疑うほど、繊細な技術に息を呑みます。
そこに小さな宇宙が見える気さえします。
(年季が入って、本の表紙が色褪せています。本当はもっと柿渋色。)
以下の2冊は、書籍ではないのですが…。
(もう露骨に、タイトルを無視して申し訳ないです…)
『イラストに見る1920年代のファッション』監修/小池千枝(文化服装学院・学長)
『ポール・ポワレ アトリエのイラストレーターたち』 文化服装学院
それぞれ、ファッションのデザイン画を印刷したものが10数点入り。
上の学長さん監修のものは、少し印刷が凝っていて。茶褐色の薄いツヤツヤの紙に印刷してあり、それを1まわりほどの大きさの台紙にはってあるんですね。
私自身は、文化服装出身者ではないので、古本屋で手に入れました。文化学園服飾博物館も私のおすすめ博物館・美術館です。
昔のカタログみたいな雰囲気がステキで、今でも購入できて良かったと部屋に置いてあります。
まだ試した事はありませんが、額装して部屋に飾ってみるのも良さそうです。