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Chim↑Pom展:ハッピースプリング 森美術館

スーパーラット
(オリジナルは第二会場へ)

Chim↑Pom展:ハッピースプリング

2022.2.18-5.29

森美術館

チンポムの展示の臨場感は、現場にある。
事件性やタブーを感じられるギリギリのことにチャレンジしていて、挑戦・挑発的な姿勢が、若い人たちを惹きつけるのかもしれない。

新宿歌舞伎町のビルでのイベント。解体されてしまうビル内で上からビルの層をハンバーガーの様にサンドしてしまった展覧会。そこに、今回、第二会場へ追いやられてしまったスーパーラットのオリジナルがいたことも記憶に残っています。

聞いた話だと、こっくりさんのタトゥーが展示されていなかったのだけど、初めの計画ではそのこっくりさんタトゥーも展示される計画だったそう。

美術館でできる表現について。

今回、一番好きだった作品は、台湾で行われたイベント。美術館内に「道」を作る作品。この「道」のうえでは、表現の自由を規制することはできない。飲食自由、裸になって踊ることも、販売することも自由。ルールで縛られている場所に無法地帯をあえて作ることで、ルールの必要性を改めて考えたりフラットな視点に戻る機転がきいていて、なんだか良かった。

チンポムのハッピースプリングを通じて。
時代や場所、環境や状況によってルールの変更がされること。今生きる人にとって、自分自身が個々の要望に柔軟に反応することが求められる世の中なんだと改めて感じられました。

むかしから思ってるのは、多数決はナンセンスだと思うこと。1人の専門家の正しい意見とごちゃ混ぜに多数決したら、正しい意見が埋もれてしまうから…。SNSなどは、個人的な見解が発言できるいい場所なのかもしれない。


そして第二会場へ続く

本会場で予約をしてから第二会場へ
(写真撮影NG)

オリジナルのスーパーラットとインタビュー映像などが展示されています。
森美術館から予約をして1時間ごとの完全予約制です。最終入場は16時。

《《《美術館チケット投稿を、昨年達成しました20214月〜12月まで。)今年2022年はゆるゆると今まで行った美術館チケットの整理をしながら、自分のやってきたことを整理していきます。》》》


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