美術館チケット
Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる
2021.7.22-10.9
東京都美術館
これは、増山たづ子さんの写真が見たいと思っていたので行ってきました。増山たづ子さんは、ダム建設によって消滅する前の、故郷の岐阜県旧徳山村と村民を記録するため、還暦を過ぎてから写真家になった作家なのだそう。町村って、そこだけにしかない呼び名や敷きたりみたいなのもあって、ひとつの土着信仰がダムに沈む村としてなくなってしまうと思うと、なんだかなぁ。私の故郷は、ダムに沈んだわけじゃないけど町が合併したときに、個性を少し無くしたように感じられた。
そこにあった文化や人々がいたことを残す貴重な写真は、きっとたづ子さんが残しておきたかった村の営みが映し出されていたんだと思う。
参加作家は、東勝吉、増山たづ子、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田、ズビニェク・セカル、ジョナス・メカス。それぞれ出生の背景が違う作家たちが一同に会する。
《《《美術館チケット投稿をはじめました。(2021年4月〜12月までの予定)今年は今まで行った美術館チケットの整理をしながら、自分のやってきたことを整理していきます。》》》
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