「渋沢栄一とガス事業」~「公益追求」実績の軌跡~ ガスミュージアム
「渋沢栄一とガス事業」~「公益追求」実績の軌跡~
2021.1.16-3.28
アンコール 2021.10.19-2022.1.16
GAS MUSEUM がす資料館
企画展で一番印象に残ったのは、やはり飛鳥山渋沢邸のガス街灯頭部でした。思っていたより大きくて迫力があります。
近代日本経済の父と言われる、渋沢栄一。2024年上旬頃に一万円札の顔になることでも話題になっています。渋沢栄一は、東京の都市ライフラインのひとつ、ガス事業の経営最前線に立っていたことはあまり知られていないそうです。渋沢栄一とガスとの出会いは、1867年(慶応3)の渡欧で出会ったパリ、コンコルド広場のガス燈。近代都市の象徴のパリのガス燈に深く感銘をうけた経緯があったそうな。
常設は撮影オッケーでした。
湯島天神にあったガス燈。横浜やパリのものなどもあります。実際に使用されていたものを復元や修理したもの。
こんな風に付けていたんですねー。点灯するときに使用していた服や道具など。
内国勧業博覧会でも使用されていたという花ガス
すりガラスの元絵は、小林清親の浮世絵だそうな。上野公園で開催された第1回内国勧業博覧会に使用された花ガスが描かれています。なんと、その花ガスの点灯実演もありました!
上にあるパネルによると、鹿鳴館の室内にもガスの照明が使われていたとか。
一番気になっていた、天使のガスランプ。19世紀にフランスの教会で使用されていたそうです。一対になっていて、2つ飾ってありました。あとはカニのストーブも🦀
外に設置してあるガス燈は、横浜のガス燈のみガスで点灯されています。探してみるのも楽しかったです。
入館は無料なので興味がありましたら、ぜひ。