企画展示 学びの歴史像-わたりあう近代- 国立歴史民俗博物館
企画展示 学びの歴史像-わたりあう近代-
2021.10.12-12.12
国立歴史民俗博物館
内国勧業博覧会の資料が展示されると知って見に行きました。
企画展は撮影ができなかったのですが、いぜん伊東忠太の建築巡りをしていたのが、内国勧業博覧会の前身にもなった、湯島聖堂博覧会、湯島聖堂だということ知りました。
会場に飾ってあった浮世絵を穴があくほど凝視してきました。
やはり一番印象に残ったのは、湯島聖堂《元ト昌平阪聖堂ニ於テ博覧会図》明治5年(1872)です。東京国立博物館の前身になった場所。
(写真は自分で撮影したものです。)
この湯島聖堂で開催された博覧会は、「湯島聖堂博覧会」とされていました。
勘違いしていたのですが、内国勧業博覧会は上野公園からスタートしていました。
なので湯島聖堂は東博だけでなく内国勧業博覧会の前身でもありました。
「湯島聖堂博覧会」
「第1回内国勧業博覧会」上野
「第2回内国勧業博覧会」上野
「第3回内国勧業博覧会」上野
「第4回内国勧業博覧会」京都岡崎公園
「第5回内国勧業博覧会」大阪市天王寺今宮
そして、こちらも伊東忠太の建築で、第4回内国勧業博覧会の会場、平安神宮。
(こちらも、筆者が撮影)
当時の会場は、平安神宮だけではなく手前にある岡崎公園を囲う一帯が会場になるように岡崎公園を囲む塀もあったみたいです。
東京でも、内国勧業博覧会に関連した展示を見ました。東京都美術館で開催している展覧会。
「東京都コレクションでたどる〈上野〉の記録と記憶」
Tokyo Metropolitan Collection Exhibition-Records and Memories of Ueno
2021.11.17-2022.1.6
東京都美術館 ギャラリーB会場
ギャラリーBのみ観覧は無料です。
文化芸術を分け隔てなく誰にでも分かち合う精神、本当に心うたれます。この展覧会も小規模ながらすっごく濃い内容でした。興味がありましたらぜひに。
国立歴史民俗博物館の常設は撮影が出来る場所とできない場所とが混同しているので、確認しつつ。ほんと時間がなくて、ざっくりとしか見れませんでしたが、楽しかったです♪
やっぱり陶磁器系は奥深い〜。
お昼は古代米を使ったハヤシライス。一見すんごい色をしていますが、色の割に味は普通に美味しいごはんでした。笑
この日は、DIC川村記念美術館と一緒に巡り、とてつもなくハードでした。川村記念美術館から国立歴史民俗博物館行きの無料シャトルバスは1日で12:50の一本のみ。なので、時間に追われながら見ました。歴博は1日じゃ全てをまわれなかったので、企画展と第四常設展示を見てきました。次回はゆっくりと堪能したいです。
最後におまけ。
朝は、川村記念美術館まで無料シャトルバスで行くつもりが出遅れてしまったため。調べながら、電車と市バスで向かうのですが…市バスがめちゃくちゃステキでした!笑
そして、バス停留所以外でも止めてくれるとのことで、美術館に一番近い道で降ろしていただきました。ありがとう〜。ちばグリーンバス🚌
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?