たけいともひろ

文学部卒で元SEのジンジニア。ひとりひとりが気持ち良くパフォーマンスを発揮できる組織づ…

たけいともひろ

文学部卒で元SEのジンジニア。ひとりひとりが気持ち良くパフォーマンスを発揮できる組織づくりに貢献したいです。担当領域は新卒採用・採用広報・組織開発など。好きなロックを聴いて、気持ちいい風が吹けばそれで幸せ。

マガジン

  • 仕事について考えたこと

    仕事に関する内容について書いた記事をまとめました。

  • エッセイシリーズ

    興味関心のある内容や思い出について自由に書いたエッセイたちです。

最近の記事

成長支援において大切なことを考えてみる。

はじめに人事担当者をしているということもあってか、仕事をしていると「成長」という言葉について考える機会がたくさんあります。 新入社員の成長、チームの成長、場の成長、そして自分自身の成長。「成長」という言葉は、人によっては停滞感を打ち破って目標に進んでいけそうな感覚になる、なんとも言えない響きの良さがあるかもしれません。 そんな「成長」ですが、僕は強要される側になると途端に苦手な言葉になります。このモヤモヤの正体を探りつつ、成長支援において大切なことを考えてみたいと思います

    • 広報担当者として発信を始めて、3ヶ月間で得た気付きをまとめてみる。

      こんにちは。都内の保険会社で人事をしているたけいと申します。 人事としてのキャリアのスタートは新卒採用(2024年卒採用より人事未経験でプロジェクトの立ち上げから関わっています)からでしたが、広報や社内研修の企画・運営や組織開発などの領域にも関わっています。こうやって書くとなんだかカッコ良さげですが、要するに何でも屋さんです。 広報担当者として発信を始めて3ヶ月が経ちましたので、今回の記事ではこれまでの期間で得た気付きについてまとめていきたいと思います。 どのような体制

      • 自己紹介note

        はじめまして!たけいと申します。 いまさらですが自己紹介noteを作成してみました。 ※こちらの記事は、辻田 弘基さん(@hirokitsujita)の自己紹介noteのテンプレートを利用して作成しております。 基本情報 すき/にがて こんな人間だと思います(自分目線) こんな人間だと言われます(他者目線) ・おおらか おおらかで「クマっぽい」とか「大型犬っぽい」と言われたことがあります。どちらも好きな動物な

        • 「心理的安全性」は新しい仕事のマナーだ。職場で「無敵の人」にならないために考えてみる。

          5月から青田努さん(@AotaTsutomu)が講師をされている「おすそわけ勉強会」に参加しています。講義のなかで『心理的安全性のつくりかた』の著者である石井遼介さんにゲスト講師としてお話いただきましたので、今回はその時の内容も振り返りつつ「心理的安全性」についてまとめていきたいと思います。 はじめに 「この人には率直な意見を言いにくな」と感じることは誰しも経験したことがあると思います。それはどういう人でしょうか。僕のなかで思い付くだけ書き出してみたので、皆さまも頭の中で

        成長支援において大切なことを考えてみる。

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        • 仕事について考えたこと
          8本
        • エッセイシリーズ
          4本

        記事

          「線から円に」意識が変わった人事2年目について振り返る。

          はじめに 早いもので8月から現職も3年目になりました。8月で経験年数は上がるのがちょうど良いなと個人的に思っていて、毎年1年の2/3が始まるタイミングを新鮮な気持ちで迎えることができています。 現職で未経験から人事になったので、人事としての経験年数も同時にカウントされるタイミング。せっかくなので、今考えていることをまとめつつ、人事2年目について振り返っていこうと思います。 線のはなし タイトルに書いた線と円について。2年前、新卒採用をしていなかった今の会社に転職し

          「線から円に」意識が変わった人事2年目について振り返る。

          広報初心者がnoteプロデューサーの徳力さんからnote運用のコツを教わった話。

          7月23日にnote四ツ谷オフィスで行われた「法人note勉強会」に参加してきました。noteプロデューサーの徳力さん(tokuriki)から、noteに関する基本的な考え方や、企業として運用していくコツをたっぷりと教えていただきましたので、こちらの記事ではその内容をシェアさせていただきます。 ※徳力さんからご了承をいただき、記事内では当日投影されたスライドを引用しております。 企業が運用するnoteは誰に向けて発信されるべきなのか 企業noteの担当者はまず「誰に」向

          広報初心者がnoteプロデューサーの徳力さんからnote運用のコツを教わった話。

          新入社員オンボーディングで大切にしていること(5つの壁について)

          新入社員のオンボーディングや研修(特に入社直後のフェーズ)の設計において、大切になるのは関係性向上や知識の吸収を促進するための下地作りです。 そこで、今回はより良い下地を作るために受け入れる側と受け入れられる側が一緒に越えていく必要のある「壁」について書きたいと思います。 そもそも、オンボーディングとは何か オンボーディングを阻害する「5つの壁」 越えていかなければならない壁の優先順位は「①コミュニケーション→②移行→③ルール→④スキル→⑤リアリティ」となります。

          新入社員オンボーディングで大切にしていること(5つの壁について)

          あの頃、ナイフも持てなかった僕へ

          エッセイ。今でも思い出す子供の頃のとある一日について。 パンクロックは熱狂するけれど、優しい音楽だ。 『少年の詩』を書いた甲本さんも温かいまなざしを持った人だ。 こればかりは感覚なのでどうしても伝わらない。ブルーハーツだけでなく、ブルーハーツ解散後に甲本さんが作ったハイロウズやクロマニヨンズの曲も聴いてもらえたら嬉しいと思う。 ナイフを持っているというのがこの曲では重要だ。野暮な読み方かもしれないが、鉄砲ではダメなんだと思う。簡単に手に入れることができないし、引き金を引

          あの頃、ナイフも持てなかった僕へ

          君たちは着ぐるみに入ったことがあるか。音楽教室アルバイトの思い出。

          エッセイ。今回のテーマは「学生時代に体験したアルバイトでの出来事」です。皆さまは着ぐるみに入ったこと、ありますか? はじめに 音楽教室のアルバイトは「何でも屋」だ。 体験レッスンの案内、申込書の記入方法の説明、先生への諸連絡、生徒名簿の管理、教室のレイアウト変更(大量のエレクトーンの移動)、レッスンをボイコットした子供へ本の読み聞かせ、テキストや楽器備品の販売、発表会のステージマネージャーといったいかにも音楽教室らしいことから、エアコン・トイレの掃除、近隣のアパートやマン

          君たちは着ぐるみに入ったことがあるか。音楽教室アルバイトの思い出。

          お元気ですか、松本先生。

          エッセイ。今回のテーマは「小学校時代の思い出の先生」です。「今、何をしているのだろう?」そんなふうに思い出す先生っていますよね。 新入社員研修が終わった 4月から続いた新入社員研修が昨日で最終日を迎えた。毎週金曜日に研修の振り返りの時間を設けていたのだが、最終回をこれまで通りに進行してもつまらないと思い、みんなでケーキでも食べようかとぼんやり考えながら出社した。 ケーキを冷やしておくスペースはあるかと冷蔵庫をのぞくと、見慣れた店名の書かれた箱がすでに置いてあった。ベテラ

          お元気ですか、松本先生。

          美しさを求めて、またヘンテコな旅に出る。

          はじめに 思えば大学時代から随分と旅に出ていた。 所属していた大学合唱団のサークルでは夏に必ず2泊3日で学年で旅行に行くというお決まりがあった。仲間と岩手や静岡、石川なんかにぶらぶらと出かけたこともあったし、夏と春に1週間ずつの合宿(広義の意味で旅だと思う)にも行っていた。 ここまではまだ普通の旅をしていたと思う。 社会人になる前の最後の3日間、僕は逃げるように就職先の東京から離れ、新大阪を目指した。そこで自分の中での旅というテーマがガラッと変わってしまった。 学生

          美しさを求めて、またヘンテコな旅に出る。

          就職活動の文脈における”社会貢献性”とは何かを考えた。

          はじめに2025年卒の学生に向けて、今年に入ってから2回ほど1Dayインターンシップを開催した。イベント自体は小規模であったが、参加いただいた方からの評価がなかなかに良かったので、ほっと胸を撫で下ろしている。 小さな会社で会社説明とワークを複合させたイベントをどのように設計すれば、運営側の独りよがりにならず、満足度の高いインターンシップになるのか。その感覚をつかめた機会となったが、それは別の記事にて振り返りたいと思う。今回はイベント後に私が感じた「社会貢献性」とは何か?とい

          就職活動の文脈における”社会貢献性”とは何かを考えた。

          2024年の自分:まずは餅屋になるところから

          あけましておめでとうございます。ショッキングなニュースが続いておりますが、僕にできることは目の前の仕事をまずこなしていくこと。1月より25卒採用と新入社員教育の準備が一気に加速していきます。お休みではありますが、ゆるゆると用意をしつつ、今年の目標を書いていきたいと思います。 仕事お正月と掛けて上手いこと言おうとして、なんだか盛大に滑っている感じがしますねー(笑) 2023年は人事としての学び元年。 4月より青田努さん(@AotaTsutomu)が主宰されている『採用を体

          2024年の自分:まずは餅屋になるところから

          新卒採用の担当者として、最初の1年間を過ごして思うこと(後編)

          ※主に自己紹介と現状のメモとして自身の取り組みを見返す用の記事になります。後編では2024年卒採用で実施した取り組みの振り返りをしております。 新卒採用の担当者になったときの状況転職活動をすることにした私。いくつかの会社の選考を経て、現職の保険会社に人事として転職。これまで新卒採用を行なっていなかった20数名規模の会社で、プロジェクトの立ち上げから関われることになりました。 人事はリーダー(メインは経理を担当されている)と私の2人でその上に決裁権のある部門長がいるという構

          新卒採用の担当者として、最初の1年間を過ごして思うこと(後編)

          新卒採用の担当者として、最初の1年間を過ごして思うこと(前編)

          ※主に自己紹介と現状のメモとして自身の取り組みを見返す用の記事になります。前編では私が人事になった経緯を書いております。 ごあいさつはじめまして。たけいと申します。 現在、都内の保険会社で人事として新卒採用の担当者をしております。新卒で入社した会社では約3年半ほどシステムエンジニアとして、主に富士通の製造業務向け基幹システムの開発に関わり、その後現職に転職しました。 どうして新卒採用の担当者になったのか私は所謂「原体験があるタイプ」の人事です。切っても切れない関係なので、

          新卒採用の担当者として、最初の1年間を過ごして思うこと(前編)