ロシアウクライナ戦争の感想文
【はじめに】
この感想文は、ウクライナの問題が話題になり始めた頃から、実際に戦争が始まった日まで、自分なりにネットや本、調べ物で見聞きし学んだことを基に、自分で毎日考え、想像してみた。情報が正しくなかったり理解が間違っている事もあると思うが、自分自身の考えを整理したくて書いた。この戦争は間違いなく今世紀最大の人類の悲劇であるし、世界の大きな分岐点だと思ったから。
まず今回の戦争、「ロシアの正義」は多分世界にとって受け入れられない罪悪である。
私もプーチンは嫌いだし、今どき、こんな酷い横暴が絶対許される訳がない。イギリス、スペイン、ポルトガル、フランス、ドイツ等は、この何百倍もエぐい事を相当長い時代やってきたがそれは過去の話。
2022年2月24日プーチンは「侵攻」した。自国民や同民族を救うという理由だが、どう見ても国際法違反、プーチンに非がある。時代錯誤甚だしく、人道的にも国際常識的にも到底受け入れ難い。それがあまりにもはっきりしてるから、一体何でこんな事になってしまったのだろう?もし自分が相手の立場なら…と考え始めた。この想像をしてみる事は、商売でも友人関係でも戦争でも、同じように大切かと思う。私は今中国大陸に居て、ここから見ており、中国の見方も知ることが出来るので、だから敢えて逆にロシアや中国側の目線で考え想像してみたいと思う。日本や欧米のニュースだけでは、偏りがあるし「本質」が良く見えないから。
【ロシアの恐怖】
ロシアは今迄のトラウマに縛られ、とにかく怖くて怖くて仕方がないんだと思う。ロシアは別に世界征服してやるとか、領土ガンガン広げるぞとか思ってないと思う。国土が大き過ぎて寒すぎて、しかも殆どが陸続きだから、守るのがとにかく大変。直接入って来られる恐怖は半端ないはず。ロシアは基本とても怖がっている。(と思う)
ロシアはロシア正教という、カトリック系のれっきとしたキリスト教国家。プーチンも敬虔なキリスト教徒。カトリックとプロテスタントが大きく分かれる前、カトリックから先にギリシャ正教が分派したが、このギリシャ正教が東にローカライズしながら広がっていったチーム。同じキリスト教徒なのにヨーロッパとロシアは、攻めたり攻められたり。恨みの無間地獄、の恐怖と確執がずっと続いている歴史があるようだ。
【でかい事は良い事ではない】
人口1億4000万人であんな広い国土は別に要らんでしょ、いいねー大きくて、と小さな国の僕らは感覚的に思う。日本との人口差たった2000万人、しかし国土差は45倍!地図を見れば一目瞭然、ロシアの国土面積は世界一だ。日本は小さな島国、と言うが実際は決して小さくはない。ヨーロッパの国なんて一国一国で見れば日本よりもずっとずっと小さいし人口も少ない。
「佐藤さん4人家族なのにあんな東京ドームみたいな家に住んでいいな、しかも無意味にバカでかい庭、不要でしょ、ちょっとこの辺使わせてもらおっと」といって隣の奈藤さんが勝手に入って来て、彼らの家庭菜園にしてしまったらどう思う?これ以上使うなと毎年言ってもこれ以上使いませんて言うくせに、いつの間にかこの30年で奈藤さんは殆ど庭全部を持って行き、台所の裏口ギリギリのところに柵をこしらえ防犯カメラまで設置してしまった。※佐藤さん=ロシア,奈藤さん=NATO, 庭=緩衝地帯•緩衝国家)
今迄の世界大戦で最も人間が大量に殺されている国は、圧倒的にロシア。ヨーロッパの横暴な野獣どもが、寄ってたかって侵略して来た。特にドイツがソ連にした事は忘れたくても忘れられないトラウマだろう。だから敵がいきなり攻めて来ないように、ロシアは周りに緩衝地帯、緩衝国家、が絶対に必要。そしてロシアの苦悩は国がでかすぎる事。
アメリカNATOは約束を破りドンドン軍事領域を拡大、最後の砦ウクライナまで奪いに来た。(日本の北方領土もロシアにとっては非常に大事な緩衝地帯の意味合いがあるのだろう。だからなかなか解決しない。ロシアにとっては解決しないでそのまま置いておくのが理想なのかも)
【ロシアのそもそも論】
① そもそも、ウクライナは元はといえば8世紀頃からの歴史ある同族であり、ソ連の京都奈良みたいなイメージの場所で、ずっと西に対抗する砦だった。が、レーニンの時、ソ連から無理矢理引き剥がされた。西側と取引させられ、線をひかれ、でもウクライナは血の繋がった家族みたいなもんだから、軍事基地として世界有数の核ミサイルを配備、一応仲間の体裁も経済も守って、きちんと機能していた。チェルノブイリの悲劇の後、あれよあれよと言う間に民族もぐちゃぐちゃにされ、経済支援と世界平和という甘い言葉と交換で、核兵器を根こそぎ全部もぎ取られた。そしてヨーロッパへの資源供給ルートとしてただ使われる貧しい国にされてしまった。ウクライナが貧しく弱い事につけこみ、アメリカNATOはウクライナを駆け引きの玩具にし、自分達の利権の食い物にしてやりたい放題。ハッキリしたアメリカの傀儡政権。バイデンなんて自分の息子をウクライナのエネルギー会社の取締役に据えている。トランプはその異常を暴き裁こうとしたが返り討ちにされた。そしてウクライナにハッキリとNATO軍事同盟に入りたいと言わせ、引き込もうとした。まるで時代劇の悪代官と越後屋のパターン。ロシアはウクライナを取られたら、沢山ある化学兵器ミサイルなどが逆にこっちを向く事になる。ロシアとすればヤバすぎるしあり得ないし、絶対にウクライナを奪還死守しなければならない、と当然そうなる。
② そもそもロシアは、ベルリンの壁がうまい具合に均衡を保っていたのに、なくなり、「お前らがズカズカこっちに入って来やがったから、こんな事になったんだ。」と思ってる。ソ連が大きな妥協をし、これからの世界の為に、「ロシア」に体制移行しいてる隙に、(西側は崩壊と呼ぶ)どんどん独立を煽り、ウクライナも独立国家になってしまった。「東方拡大はしませんと約束をしたのも反故にしたうえウクライナごと持っていく気かこの野郎!」ロシアは積もりに積もった恐怖と怒りが我慢の限界を超えてしまった。悪いのはお前らだ!と考えているはず。
③ そもそも、ベルリンの壁の西側西ドイツはアメリカNATO、東側の東ドイツはソ連だったが、ゴルバチョフが「ゴルビーちゃん」とか言われて明るく開かれたソ連、冷戦終結のムードに乗せられてしまい、アメリカNATOが、ソ連に
「東西ドイツの統一是非賛成して下さいね」
とソ連に頼んだ。ソ連は、
「NATO軍事同盟を東ドイツから東に絶対広げないと約束するならOKする」
これが条件で新生ドイツが誕生したそうだ。積年の恨みの仇ドイツに対してさえも、統一国家と承認し、商売とはいえ資源供給をしてやり、大人な対応をして来た。にもかかわらず、アメリカNATOは約束を平気で破り、民主民主、人権人権と馬鹿の一つ覚えみたいに世界中で叫びまわり、どんどんNATO軍事同盟を東に拡大した。ロシアは少しでも緩衝地帯を作り対抗する為、「ユーラシア経済連合」を作るが4,5カ国であまり大した効果もない。
【ウクライナの複雑さ】
少しだけ勉強したが、ウクライナには僕などにはちょっと理解もイメージも難しい複雑さがある。画像は入手したウクライナのお札。これで食べ物を買ったり生活をしているんだなと、まだ行ったことがない国の人々を、少しでも実感できたらと思い入手した。
今回の侵攻の前に起きたネオナチによる虐殺事件は、ウクライナ国内には、ユダヤとの因縁の歴史が根深い事を物語っている。「イスラエルの歴代首相」が何故全てロシア系なのかも深い関係があるはず。これは聖書の時代まで歴史を遡らないと多分理解出来ないかもしれない。
因みに、ネオナチのような思想がアメリカやカナダの混乱に乗じて突然現れるのも絶対変だし、世界全体のバランス崩しゲームをしたい人達が資金提供している、としか考えられない。もし彼らがけしかけ、イランがイスラエルを攻撃してしまったら、どえらい事が起こるのは間違いない。だからトランプのおっさんは、ロシアはウクライナを、アメリカはイランを何とかする、お互い確実に効率良く平和のバランスを取ろう、と持ち掛けたのかもしれない。(この密約の真偽は不明)
今は、ゼレンスキー(元コメディアン)が自国の問題を何も解決せず放置して来たのに、バイデンの子分傀儡政権になってテレビに出演しお涙頂戴をやっている。アメリカはウクライナの中にいる「ユダヤ系ポーランド人」を全面的に応援しロシアへのヘイトを煽っている。ユダヤ系ポーランド人とは元々歴史的にロシア民族への憎しみが非常に強い。アメリカを牛耳っているディープステート、イルミナティーの主要メンバーもアメリカ国籍だがユダヤ系ポーランド人。上の地図で分かるようにウクライナの西隣はポーランド。そしてウクライナ西部に住んでいるのはポーランド系の人が多い。アメリカはそこを利用している。ウクライナと一言で言っても東はロシア系だし、移民も多いし複雑な民族感情が錯綜している。四方八方陸続きで民族感情は超複雑、ロシアとNATOの板挟み、この「感覚」は僕たち日本人には理解する事はまず無理だと思う。
でも僕たち日本人が、ちょっと思い出さないといけない事は、もともとウクライナという国は「超級軍需産業国」だった事。ロシアをはじめ北朝鮮や中国、中東、いわゆるアメリカと日本の敵に、武器をバンバン提供する為の国だった、という事。つまり日本を倒すための武器をウクライナは作って儲けていたという事。だから中国はかわいがっていた訳で、それが今ではアメリカNATOの捨て駒になり下がってしまい、中国はロシアと同じように失望してとっくに見限っている、これが真実ではないかと僕は思う。日本はその時昼寝していて見ていなかったかのように振る舞い、ウクライナをおもちゃにした張本人のアメリカ以上に、今急に突然、可哀そう可哀そう!って叫んでいる。北朝鮮を含め世界中から「???????」と思われているんだろうなと思うと、滑稽を通り越して何とも恥ずかしくなる。(私個人の感想)
【プーチン極限の不満と不安】
プーチンにとっては自国内の財閥オリガルヒも相当鬱陶しい存在だろうけど、それ以上にウクライナ国内にユダヤ系資本による化学兵器工場が点在しているのも、今となってはもうウザくて仕方ない。だから攻撃地点と化学兵器工場の位置がほぼ重なっている、という情報も頷ける。しかし4,000万人の人間が暮らしてる「独立国家」に、勝手に戦車を入れて侵攻して良い訳がない。プーチンは相当賢く鋭いので、いかに狡猾なNATO「軍産複合連合体」を憎んでいたとしても、地政学的な安全保障の為、ただそれだけの理由で同胞が多く暮らす隣国ウクライナへ侵略するとは考えられない。
冷戦後も実はずっとロシアいじめは続いており、手段を択ばないアメリカは汚すぎると感じる。TwitterやFacebook、SNSで学生や留学生スパイを大量に使い、洗脳混乱を世界中に拡散している。資金を流し込み、怒りや不満が爆発して充満しているかように情報を操作、多くのウクライナ人がロシアへの恐怖と怒りを募らせるよう仕向けている。ロシアやるぞロシアやるぞ、を連呼し最終的にロシアに手を出させた。湾岸戦争、真珠湾と同じパターン。日本が攻撃をせざるを得ない窮地を作り誘い出した。真珠湾攻撃当日アメリカ軍部高官たちは手をたたいて大喜びしたという。日本に奇襲攻撃させた船もボロボロの船ばかり並べて置き、その船にアメリカ人もあまり乗っていなかった、と元米兵が暴露している。
このように情報で一気に扇動し、もともとソ連領の国々にどんどん革命を起こさせ、情報とお金という武器で、他国を中から破壊して親米に変え、ロシアの領地をどんどん削っていく。これがこの30年ずっと行われている。ロシアは中国のようにアプリや情報制限、保護が全然出来ていないから、情報戦にはめっぽう弱くやられっぱなしで悲惨。情報扇動、民族分断、領土減少、嘘、いじめ、虐殺、今プーチンのフラストレーションはMAXなはず。
【勝てば官軍、イギリスとアヘン】
イギリスもドイツもフランスも日本も、つい最近まで他国を侵略、人間を殺しまくって略奪の限りを尽くしていた事を忘れている。アメリカは今でも形を変えてやっている。イギリスなど中国から見れば殆ど悪魔。自国民より多い数のインド人奴隷を死ぬまでこき使い、紅茶とアヘンを大量に作らせた。“東インド会社”が清国と陶磁器や繊維、中国茶の交易をしていたが、本国で貴族たちの間で中国茶と陶磁器のカップが大流行したので、清への支払い金額が想像以上に膨れ上がり、アヘンを大量に持ち込んで支払い額を減らしてやろうと企んだ。清国は当然アヘンを何度も禁止する。度重なる警告も無視され、密輸は止まらず、結果200~300万人に中毒が蔓延、大量の廃人が続出。そして清からは大量の銀が消えた。人間を壊してイギリスは天文学的な利益を上げ、その金と奴隷に作らせたアヘンで東南アジア各国を壊し、濡れ手に粟で植民地を広げた。清政府の林則徐(麻薬撲滅特別全権大使)が法に従い、当時の交易所、広東省広州虎門港でアヘンを廃棄処分した。それにイギリスが逆切れし、圧倒的軍事力で弱い中国を叩きのめし、そのまま侵略。結果清は一方的に負け、最後に香港を奪い取られた。その後イギリスは香港を属国にし、HSBCという銀行を作り、中国の金融、財政を監視コントロール下に置こうとした。
私の毎日散歩している公園には、この林則徐さん(上の写真)の記念碑がある。資源や金の為に人を殺し合う戦争は良くない、もう二度と繰り返してはならない、と誰もが口では言う。特に勝った側の人間が。
【狡猾NATO】
NATOと言うのは、こんな風にも見る事ができる。(私の勝手なイメージ)
「超乱暴ロッシー君ホント大っ嫌い!なんか怖いし〜。だから皆んな手を繋ぎましょ!」 (小学4年の女子風イメージ)
「ブル君あなたもいい加減ロッシーのいう事なんて聞くのやめなよ、知ってるよね、あの東君だってロッシーと離れて西君と一緒になったのよ、ほら早く、こっちに来て。」
「ルー君もこっちに来なさい、宿題も手伝ってあげるから」
「チェコちゃん、あれは幼稚園の時の話じゃん。もう関係ないし。うちら家も近いんだし、学芸会の配役もあなたが決めていいから。」
「リト君ラト君エスト君~ほらこれ見て!おそろいのコバルトブルーのTシャツ。私達の友情の証、あなたたちの分よ」
「クリミちゃん、あなたは大事な私の親友。ねえこっちがいいよ、怖いんでしょ、わかるわかる~。私達守ってあげるから。あいつが来ても絶対追っ払ってあげるから」
「さあこれで私達の同盟完成ね、誰かがロッシーにイジメられたら私達全員やられたのと同じだからね!All for Oneよ!」
「みんなであいつ監視して、ちょっとでも変な事したら先生にすぐ言い付けて学級会で吊るしあげよ!給食の量も減らしてやる。」
「クラス全員でロッシーを懲らしめましょ!私のお母さんPTA会長だから、学校に来れなくしてやるんだから。あ、そうだ!ウクラちゃん呼ばなきゃ!」
「ウクラちゃん大丈夫よ、心配しないで、あとはあなただけ。ごめんね待たせて。新しいお父さんテレビで見たよ。素敵なコメディアンね、良くアメリカに出張行くの?とにかく私達、クラス全員ウクラちゃんと一緒だから!心配しないで」
こんな風に見える。冒頭の地図を参照しながら見て欲しい。
※子供達は、幼稚園時代からのロッシー君の友達。小学校に上がってからと言うもの、ロッシー君の家は災難ばかりに見舞われており、誰かに放火され火事になり、お父さんの会社が倒産し、両親はいつも喧嘩していて弱っていた。だから僕は強くなって兄弟を守るんだ、とロッシー君は幼心に決意していた。
★ブルガリア★東ドイツ★ルーマニア★チェコスロバキア★リトアニア★ラトビア★エストニア★クリミア★ウクライナ
NATO軍事同盟のそもそもの発足の目的は、①ソ連から資源を吸い取り、のけ者にし弱らせ崩壊させる事②ドイツを二度と暴走させない事③世界警察アメリカを使い各国の負担を減らす事、これらが明らかな目的だと思う。これではロシアの心は硬く冷たく閉ざされて当然。頼むからもう入って来ないでくれ!やめないならロシア民族は断固としてお前ら全員と戦う!とプーチンは今まで何度も言ってるし行動で示している、と思う。しかもソ連が崩壊して目的は達成されたはずなのに、更に強化し拡大し続けている。
以前NATOの朝食会議でトランプが怒ったのは、殆どの国は、決められた会費をこの何十年巨額の滞納をし放置している。アメリカだけがきちんと払っているばかりか、皆の尻ぬぐいをしている。そうして守っているにもかかわらず、会費は払わないくせに資源欲しさに大金をどんどん払って敵を肥やすとは何事か?!特にドイツ!ってやった。これは全くトランプの言う通りで、NATOは自分は全く約束も守らず、筋も通らない狡い事ばかりを寄り合って進めている。とにかく卑怯でかっこ悪い。(私個人の感想です)
【軍師プーチン】
僕らは日本人だからアメリカ西側のニュースしかほぼ入って来ないので分からないが、ウクライナ国内の偽旗作戦も同胞虐殺も一向に弱まらず、プーチンは見過ごす事が出来なくなり、準備も計算も交渉もしては来たが、ある分岐点を境にブチ切れ、爆撃と侵攻を進めた、のかもしれない。もしくは筋書き通りの自作自演。そこはこちらには見えないし、分からない事情がある、のかもしれない。
ロシアは中国やイラク北朝鮮とは今後も共闘出来るし、自国1stになったアメリカやNATOは手を出せないと見切った。後で批判を浴びたとて、かえって世界をシャッフルできるし、新秩序を作って誰も攻めてこないようにするにはかえって好都合だ、と考えているのかもしれない。上のベラルーシと下のクリミア半島を取り返しコノ字に挟んでる時点で決まったようなもんだ。あとはバルト三国を下と切り離せばこっちには入って来られない。
こんな事を言うと、怒られるかもしれないが、単純に「陣取り合戦」としてだけ見ると、プーチンは強たかにアメリカやヨーロッパのギリギリの線、やるかやらないかをシビやに見抜き、勝ちにかける度胸や覚悟、行動力も優っていた。騙し合いの外交や交渉、核の脅し、資源もスパイもサイバー攻撃も、ステルス軍人や民間軍事会社も総動員し、自分がやれる事を全てやっている。敵ながらあっぱれだと思う。中国も確実に利用しているし。アメリカが武器でぼろ儲けするなら、ロシアは原油で儲けてやると考えている。
一方のNATOは徒党組んでおきながら、「ウクラちゃんこっちにおいで!」と言うだけで結局天然ガスは欲しいし、コロナで疲れてお金も足りないし、怪我するのも嫌だから、結局大事な局面でウクラちゃんを誰も助けに行かなかった。そして難民受け入れの優等生を、後からやり、ロシアに非難豪豪浴びせている。アメリカはロシアがもっと悪者に見えるようになればそれでいいし余計な力を使わなくていい。プーチンはその辺も見切った上で動いた。同胞もいるし、多少の犠牲はあるが、あまり多くの民間人が死んでも彼も後で困る。そして、今の段階ではプーチンがやけくそで核を使わないように、フランスが上手に話し、NATOもほどほどにして、ロシアとの妥協に成功する事を祈るしかない。そもそもナポレオンが侵略を始めたからロシアはヨーロッパ各国から侵略されるようになったが、トラウマの原点フランスが譲歩すれば雪解けのチャンスはある、と想像する。
【北風と太陽作戦】
日本が戦争に突き進んだ結果どうなったか?戦争は負ければ「賊軍」。プーチンはまだ終わってもいないのに既に「賊軍」扱い。もし核が使われたら勝者のない破壊と悲劇だけが残る。欧米の連中がどれほどしたたかか日本は痛いほどわかっている。それはプーチンも同じ。しかも彼は今恐怖心で疑心暗鬼の崖っぷち。怒りに震えてる相手に対し、抗議する!制裁する!とみんなで言っても意味がないどころか全く逆効果、事態は悪化するに決まっている。僕は大学時代精神病院でアルバイトをした経験があるが、その時も狂って怒っておびえている患者さんには、まず優しく目を見て、最初引っかかれたり蹴られたりしても逃げず、とにかく横に座り話を聞く。そうやって教えられた。基本はまず受け入れる事から。人変えようとするのではなく、聞いて受け容れ、自分が出来る事を相手にするところからだ。刑事さんだって取り調べの時は、自腹で「かつ丼の出前」を取る事から始める。
日露戦争、第一次大戦で日本が勝てたのは日英同盟でイギリス側についたから。アメリカも国連を巻き込み、多国籍軍を作り、世界世論の舞台を作り、情報操作がどれほど効果的かを良く知っている。ロシアはこの方面はアメリカよりずっと弱い。そして世界では、ロシア=怖い、横暴、嫌われ者のレッテルを貼られている。アメリカは中国との戦争に備えて、ロシアとは戦わない。できればほかの国に暴れて疲れさせ、武器だけ売りたいと思っているに決まっている。実際ロシアがウクライナに侵攻してからというもの、アメリカの武器会社の株は急上昇し続けている。こんな事はプーチンは百も承知だろうが、日本の岸田総理も、強く抗議する!各国と足並みを揃え断固経済制を致します!とか日本国民にアピールしてる場合じゃないでしょ、と思う。多分プーチンの耳にも心にも届いてはいない。
「昔はごめんね、お互い間違えちゃったよね、うちは世界で唯一原爆落とされた国なんだけど、アメリカにね。だからこそ言うけど、核だけは何があっても絶対ダメ、分かった?それだけ約束してくれ!それだけでいい。そしたら俺はロシアや世界平和の為に何でもするし、逆に俺がアメリカ説得するよ。OK?」「しかしNATO連中も狡いよな。みんな独立国家なんだから1対1で個別でやれっての」「ところでさ“昨日の敵は今日の友”って言葉ロシアにある?“和を以て貴しとなす“は?うちは欧米じゃないし、日本は日本。お隣同志なんだからさ、仲良くやろうよ」そんなとこから始めれば良いと思う。別に誰も何も損はしない。
「あ、それと君が落ち着いたら北方領土はちゃんと返してもらう。その話はまた次回」
【本当の黒幕】
経済制裁のネタは既に出尽くした感があるし、しかもロシアは制裁慣れしているし相当我慢強い。臥薪嘗胆はロシアのお家芸。最終兵器SWIFT外しを断行したとしても(多分やる)、長い目で耐え、今後、アフリカや中国やインド中東中心の時代を想定し、次の時代を考えているのが良く分かる。中国とならそれが可能。ロシアと中国は米ドルでの貿易を随分前にユーロに切り替えている。新しい経済の覇権を争ってる連中もそろそろSWIFTを潰したい…という考えも持っているようだし、産みの苦しみはあるが新しく流れを作るにはちょうど良い。資源や食料とGoldをコントロールすれば国際金融資本家たちも必ずついて来る、と考えているかもしれない。国際金融資本家こそが、ロシアを煽っている張本人なのかも知れない。
中国主導の、アフリカでの「銀行不要の決済システム」M-PESA実験兼実用化が急速に進んでいるのも無関係ではないと思う。いずれにせよプーチンは感情に任せて無茶苦茶やってるわけじゃない、という事だけは確かだ。
【かっこ悪い】
その昔、日露戦争に勝った日本も今は蚊帳の外、キャプテンアメリカが全然やる気ないのに、日本は遠くから「そ~だそ~だ!」「うちも経済制裁課すぞ〜!」って元気良く学級会で騒いでいる感じ。ミャンマーやウイグル、香港の時は、あんなにも静かだったのに。。。
ニュースも何だか幼稚で、「ロシア悪い!プーチン許せん」「ウクライナ可哀想」「戦争反対!」しかやらない。本質は見せないように操作、空回りさせられてる違和感が物凄い。他人事、危機感なし、具体策なし、思考放棄。。。でも、もしかしたら、どっち付かず、何も決めない、ハッキリしない、それが日本に合っていて、後になってみれば最善の策だった、となるのかもしれない。各国がやってるからと航路を封鎖するぞ!と言っているが、そんなことして困るのは日本じゃないかと思う。
因みに中国は8年も前にウクライナに対して、核の脅威からは中国がウクライナを守る、と約束している。今回国連を通じてウクライナは中国に助けを求めている。でも今はハッキリとウクライナ=アメリカ、であるから、ロシアと手を握った以上、中国としては悪いけど今はごめんね、だ。奈藤さんたちとお別れしたらまたおいで。
今この状況で最も醜く許せないのは誰かと言うと、金欲しさに戦争の影でマネーゲームをしている世界中の投資家だ。日本人もいったい何人が直接間接を問わず、アメリカ株、軍事関連会社の株を買いまくっているのか、調べた方が良い。もしあなたの周りにいたら止めるべきだ。多分一番買っているのは政治家ではないかと思う。
投資と言う言葉の意味は、「私財を投げうって、その人や会社を応援する」という事。大きくなり成長したら共に喜ぶ、それが投資の本来の意味だ。自分さえ沢山お金をもらえればそれで良い、それしか見ていない。そのお金がどうやって自分のところに回って来たのか?相手が苦しくなればさっさと金を引き上げる。自分が悪い事をしていると全く考えていないのが最も恐ろしい事だ。目の前で人が血を流して死んでいるのに、その横で株価がどうだGoldだ先物だと騒ぎ、売買に明け暮れる、そういう人達こそが、人間が殺し合う「戦争賭博場」を作っているという事だ。悲しい事にこれが今地球上で人間が行っている、最大のビジネスになっている。不安と恐怖は最高のビジネスチャンス。VIX指数(人の恐怖心理を数値化したもの)を基礎に相場は動いている。人の恐怖と不安が一番金になるからだ。しかしお金が減る事に恐怖を感じている人はお金に支配される。病気を恐れている人は薬や医療に支配される。それが株価に圧倒的な変動と儲けを生み出す。コロナでもそれが嫌と言うほど証明されている。欲→恐れ→争い、これは人間の性、人間が延々と繰り返してきた歴史。
中国の言葉で言うと「知足常楽」「雷锋精神」が、これからのキーワードになってくると思う。足る事を知り、見返りを求めずGive&Giveで助け合う。これらは資本主義も共産主義もなくイデオロギーを超える事が出来るし、生き方の哲学で、これは国境をも超える事が出来る。
醜く膨れ上がった人間の欲、それを止めない限り、戦争は絶対になくならない。
【#TaiwanNext】
ウクライナとロシア、台湾と中国は状況が酷似、一瞬で日本の安全が脅かされる事がわかる。中国にしてみれば、ロシアがアメリカ実験をやってくれ、ハッキリ答えが見れた訳だから、「谢谢超ラッキー」「プーチン本当ありがとう」と言う感じだろう。
1、 オバマのリバランス
2、 トランプのアメリカファースト
3、 バイデンのアフガニスタン撤退
この流れは多分もう止まらない。共和党でも民主党でも米国民が戦争に疲れている事をはっきり表していて、世界の警察なんてどうでも良い、と考えているのは明らか。キャプテンアメリカは、ロシアとタイマン張らなかった。自分の事で精一杯、内乱でも起こったら大変。台湾有事にもキャプテンは助けに来ない可能性は十分あるし、昔の恋人日本も助けない可能性は、かなり高い。今回のロシア侵攻で分かったポイントは以下。
◎
核保有国(ロシア)が核非保有国(ウクライナ)に攻めた場合、対抗する核保有国(アメリカ)とNATO(核保有国)は、それに手を出せない、"経済制裁"で手を打つしかない、が実証された。
<YES>
◎
中国(核保有国)が台湾(非保有国)を攻めた場合、対抗するアメリカ(核保有国)と日本(非保有国)はそれに手を出せるのか? 欧州もアメリカが腰引けてるのに手を出すか?
<No>
【中国は賢い】
多分中国は今後の為に当然ロシアと握手し続け、アメリカを欧州から切り離して引っ込ませるように追い込んでいくだろう。一手一手確実に進めているはずだ。中国はもうすぐイランに出向いて行くと思う。ギリギリまでイスラエルに手出ししないようイランを説得し、中国・ロシア・イラン軍事同盟を再確認しに行く可能性が非常に高い。多分行く。
ロシアウクライナ戦争準備で、アメリカが忙しかった当初、中国は突然噴火したトンガへの攻勢を強めている。地震の後すぐに駆けつけジャブジャブ金を注ぎ、今ではトンガの対外債務の3分の2が中国らしい。あそこの港でも取られたら、アメリカもオーストラリアも日本も台湾もアウト。地図を見れば一発でわかるが、中国にとってあんな美味しい場所はない。太平洋にそのまま潜れるし、アメリカを完全に射程距離に捉えられる。尖閣などはその後でも良い。アメリカ日本側が死守している第一第二列島線、沖縄、尖閣、台湾、フィリピンのあのラインに固執しなくて済む。そしてウクライナ侵攻の当日、「あ!」っと思ったのは、中国が台湾に9機の戦闘機をサッと侵入させ威嚇飛行を行った事だった。最大の効率を必死で考え、最大限の国益を生む方法を、彼らはいつも考えている。
【日本は平和か】
我が日本国は国力衰退が明白、少子高齢化と人口減少、資源エネルギー、自動車産業、IT産業、等の国際競争力低下、物価上昇率、超低金利、子供の幸福度指数(先進国38か国中20位)、どこを探しても「安い旨い」「5S」「おもてなし」以外にもう圧倒的強みはなく、政治に失望した国民は夢も希望も元気もない。国内も国外にも、「どっちつかず戦法」しかなく、このままだと間違いなく実力行使も自衛も出来ない弱い当事者になり下がるしかない。「極めて遺憾である」「私たちTeamAmericaを敵に回すの?!」「日米安保があるのよ!」といくら騒いでも、昔の恋人アメ公様はもう振り返ってはくれない。嫌!とか酷い!とか言っている場合ではないのである。
上からロシア、下から中国、横から北朝鮮が、せーのっ!で日本を攻めるというシナリオもないとは断言できないし、台湾問題は200%日本の死活問題。北方領土、北海道、奄美尖閣の防衛もアウトに見える。沖縄北海道に限らず、既に全国各地中国マネー漬け状態で、土地や水源、ホテルリゾート地が買われ、爆買されている。僕の友人B氏も北海道で「香港人オーナー」の高級ホテルを経営している。北海道の土地の30%くらいはもう中国マネーが絡んでいるといわれる。沖縄の不動産価格も右肩爆上がり。これが現実。
「中華人民共和国日本省北海道自治区」化計画絶賛進行中、だと気づかなければいけない。
以前は、日本=高い、憧れ。今は、日本=安い、お得、お値段以上。中国、東南アジアの人々がこれに気付いて爆買いに来ている。日本人は品質が良いから、おもてなしが最高だから、と本気で思っている。お金持ちが安い国に来て物を買う、これが現実。
少子高齢化のRedZoneはとっくの昔に振り切れ、末期的状況なのに、日本の医療や産業の為、日本が好きだから、昔お世話になったからと、わざわざ助けに来てくれている大切な外国人をいじめている。こんな惨状の国日本は平和だ、といえるだろうか?
【これからの世界】
残念ながら戦争や紛争は、いくら皆で嫌だ嫌だと騒いでも、起きる時には起きる。それが現実。現実から目を背け、国を守る手を打たず、逃げまわっていては、何の国益にもならない事は子供でも分かる。アメリカの影響力が圧倒的に下がった今、これからしばらく戦争や紛争は、間違いなく増えるだろう。ぱっと思いつくものだけでも、★アフガニスタン★台湾海峡★シリア★カシミール★イラク★パレスチナ★北極海★南シナ海全域、等で領土問題はあるし、キリスト教↔イスラム教、また民族間の紛争の種は無数にある。
今回のウクライナ戦争は、日本だけでなく世界にとって、まさに最後の警告と捉えるべきである。
信仰でも哲学でも何でもいいが、これからは理想や信念をきちんと持つ国が生き残ると思う。何故なら世界は、民族や宗教の利害、恨みや悲しみが複雑に歴史と共に脈々と絡み重なりあって出来ているから。それを理解して共感部分と妥協点を探り合い、交流したり対峙したりしないと、話にならない。それらに基づかないと力は出ないし、力がないと生き残れない。想像力もなく、力もない国は淘汰されていくのは自然の摂理だからだ。東の大国がイスラエルを攻めてくる、ペルシャがそれを助ける、と2600年前の聖書の予言にあるそうだ。東の大国はロシア、ペルシャは今のイラクにあたる。上の写真は超お勧めの本。(ユバル・ノア・ハラリ著サピエンス全史)
今やSNSで世界全市民が評論家の時代、分断化社会の中に住み、弱らされ固まってしまった私達人間が、仕組まれた「正義と悪」という単純で分かりやすい二元論に引っ張られ、スマホの中で騒いでいるだけの、超不健全な状態だという見方も出来る。
ロシアウクライナ戦争は、政治家や国のトップの人間は、信念をもって覚悟して国を守り、仕事をする人でなければ、絶対にやってはいけない、という教訓ではないかと、私は強く思う。
一方今世界経済はリープフロッグ現象がバンバン起こり、新興国が元気に成長しており、価値観もパワーバランスもガラガラ変わり始めている。今時「あそこは覇権国家、あいつは民主主義の敵だ」、などと馬鹿な事ばかり言ってると、どんどん陰気になり小さく衰退していくように思う。我々から見れば、考え方やり方に大変問題があると思われる中国やロシアが、次の大きなうねりを既に作っているし、国体と民族意識を大切に守りながら、試行錯誤しながらガンガン未来に進んでいる。以前中国がリープフロッグの大成功を遂げたように、アフリカで、今まさにそれが急激に広がり始めている。人数が多いところがマーケットとなり、マーケットがニーズとルールを作る。普遍の原理。「人は何も所有しない事で幸福になる」、という古く新しい価値観があるが、スタンダードに移行するにはまだまだ早いと思う。ミニマリストやこの考えは、持ってから失った人がわかる境地であって、問題は2022年の今、世界にはまだ持っていない人が多いからである。欧米や日本が衰退し、アフリカ、インド、中露の時代になっていくこの波はもう止められない。①人間が多い、②資源がある、③食べ物と水がある、この3つが最大の強みだから。そして欲と争いはまた別のステージで繰り返される事になるのではないか。
この戦争、まだ行方は分からないが、何度も言うが、純粋に人道的観点から見ると、プーチンは許されない罪を犯したと言える。しかし逆に言うと、それを重々わかった上でやってのけるあいつは、頭がキレ強い。未来人か宇宙人が中に入ってるのではないかとすら感じる。欧米の暗殺者が何百人挑んでもまだ生きているし、しかもロシア内部の分裂や、水面下の裏切り、味方側の情報撹乱等を受けているにも拘らず、全て返り討ちにし、前に進める彼は、信じられないくらいタフで強靭な精神の持ち主だ。ゼレンスキーを本気で殺るならとっくに成功させているだろうし、戦争状態にまだ入ってはいない、と言っているという事は、今のうちに交渉しようと言っているわけで、自分の恨みや怒りを抑え、冷静に妥協限度を引き下げ最悪の事態を回避する事が最優先だ。彼ををこれ以上暴走させないようにしないと、本当に取り返しのつかない事になる。ロシアの顔を少しくらい立ててあげて、得意のメディアで情報ををまろやかにし、ギリギリの我慢を更に工夫しつつこらえる事、日本の戦国時代の武将は皆やっていた事ではないだろうか。
戦争というのは、昔の帝国の隆盛と滅亡を見ればわかるが、国民の意思決定と言うより、真の支配者の思惑によって始められる。始めるのも終わらせるのも人間だが、自分は手を汚すのも痛いのも嫌だから口と経済制裁だけ、これでは何も変えられない。
三つ子の魂百まで、という。3歳の子供が砂場で遊んでいる、その砂場の中に全てがあると思う。だから聖徳太子は「和を以て貴しとなす」と説いたのだと思う。
世の中、何が正しく、何が間違い、絶対的な答えなどは存在しない。争いもやむに止まれぬ事もある。でも考える事を放棄してはいけない。行動しなければ永遠に何もわからない。とにかく戦争がなくなるように、過去の間違い、今の問題、そうなった理由を、恥ずかしがらず勇気を出して、恨みも恐れも仕返しも一旦横に置いて、皆でテーブルに出しあうところからだと思う。反省と語り合うムードを作り、損得勘定は入れず、お互いの価値観宗教観道徳観を説明し、意見したり慰めたりし、妥協案を探り、一歩ずつ良い方向に向かって行くしかないと思う。国連の爺婆ではなく、世界中の10歳から30歳までの若者に任せればどうだろうか。子供の方が勇気があり欲や利権ではない本質を見抜く目があるのではないかと思う。世界中のすべての国の若者が集まって、相談する。そこで決定した事に、世界中が従う。若者にかけた方が確実だしカッコいいと思う。未来は爺婆のものではなく子供たちのものだからだ。
とにかく戦火がこれ以上拡がらないよう、人々が亡くならないよう、心から祈るばかりだ。
2022年3月3日
あとがき
個人的気持ちは当然100%、戦争は絶対反対!なんですが、「二度と繰り返してはいけない」と言いながら「歴史は繰り返す」と言う。善悪ではなくて、一体全体「なぜ」こんな事が起きているのか、その「原因」を知りたい、と強く思ったので、少し勉強し突っ込んで考えた。今に始まったことではないが、メディアがわざと大事な部分、本質の焦点を外し、ただ感情に過剰に訴えかけるように仕向けている事が多すぎて、非常に気持ち悪く苛立ちを覚える。メディアこそが不安や感情を煽り立て、本当の部分を隠し戦争の片棒を担いで金儲けしているとすら感じる。これではいつまでたっても同じ事は繰り返されると感じ、とにかく何故こうなったかを考えてみる事にフォーカスしました。視点を変えて見るしかないと思い、だからワザとこんな書き方をしています。考察も歴史経緯の認識も不十分であるのは分かっていますし、実際のウクライナとロシアの苦しんでいる国民一人一人の気持ちを考えると本当に胸が締め付けられる思いです。昔ソ連で今NATOに加盟している国の人々も、不安はいかばかりかと思います。
今回の問題はプーチン殺して終わりにはならないと思います。全世界の人々が、民族や宗教や哲学、そして技術革新の先に何が待っているのかを、良く考える必要があると思います。そもそも「所有する」とか「国」とか言う概念自体も間違っているのかもしれない、そんな事まで考えてみなければならないところまで来ている気さえします。私個人の感想日記ですが、もし気分を害された方がいらっしゃいましたらお詫び申し上げます。つたない長文を最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。