【ビーコル】富山グラウジーズ戦に向けて予習をする話【がんばろう】
※富山グラウジーズのブースターのみなさまにはご不快な思いをさせてしまう可能性があります。あらかじめご承知おきの上、ご覧になられますようお願い申し上げます。
〇はじめに
バイウィークもあけて、リーグ戦も再開したBリーグ。横浜ビー・コルセアーズは東地区の上位チームである宇都宮ブレックスと対戦。
結果だけを振り返れば、くやしい2連敗となってしまいました。ぼくも現地で観戦させていただきましたが、要所要所でチーム・ブースターともにブレックスの強さを感じさせられました。
ですが、まだまだ12月もはじまったばかりです。ここから、1つずつ勝ちを増やしていけるよう、がんばっていきましょう。
さて、そんなビーコルの次節の対戦相手は富山グラウジーズ(以下:富山)。次節が今シーズン初対決で、1月の年明けの最初のゲームの相手でもありますね。
今回はそんな富山について調べてみたいと思います。
〇今シーズンの富山グラウジーズ
〇現在の富山グラウジーズ
まずは、ここまでの富山グラウジーズについて見ていきましょう。
今シーズン、ここまでの富山グラウジーズは1勝15敗。直近の12月3日、京都ハンナリーズ戦のGame2にて、今シーズン初勝利をあげています。
さて、そんな富山の今シーズンのスタッツを見てみると、下の表のとおりとなります。数字だけで見ると、現状では全体的に苦しい部分が多くなってしまいます。
しかし、現在の富山の苦戦については、ケガによる部分が大きいのではないかと考えられます。
〇ケガに苦しむ富山グラウジーズ
富山グラウジーズはけが人が続出してしまっていて、チーム作りに苦戦をしてしまっているのではないかと推察されます。
シーズン開幕直前には、喜志永修斗選手が骨折によりインジュアリーリスト入り。昨シーズン後半のスタメンを務めた喜志永選手の離脱はチームにとっても想定外で、影響も大きかったことでしょう。
喜志永選手のインジュアリーリスト登録の直前には、富山に長く在籍していた宇都直輝選手が富山へ電撃復帰。去就も注目されていたと思いますが、サプライズとなりましたね。
10月後半からは無事に喜志永選手も復帰していますが、プレータイムも昨シーズンと比べると短く、チームにフィットするには時間が必要なのかもしれないですね。
そして喜志永選手の復帰と入れ替わってしまうかのように、今度はインサイドを支えるイヴァン・ブバ選手が肉離れによりインジュアリーリスト入り。
ブバ選手も出場する試合では非常に大きな存在感を発揮していますが、(個人的に見ていた)昨シーズンの滋賀レイクスでもケガで長期離脱となった時期があり、なかなかコンディションの面で苦労されている印象です。
実力も非常に高い選手ですし、ケガには気をつけてもらえればなと思っています・・・。本当にどこの選手もケガがないのが一番です。
そして、ブバ選手の離脱を受け、アンジェロ・チョロ選手が加入。富山のチームフロントのみなさまも、スピーディーに対応されていることがわかりますね。
そしてバイウィーク明けの直前、ブバ選手が復帰出来たかと思うと、今度はマイルズ・ヘソン選手がインジュアリーリストへ。
こうやって今シーズンの富山を見てみると、どうしてもコンディション面での苦労が目立ってしまうのかなという印象です。
体調やケガについては、どうしても結果論での判断となってしまいますが、長期離脱の選手が複数人出てしまうと、チーム戦術の理解・共有などにも苦労されるのではないかと思われます。
最近はインジュアリーリストについての様々なコメントを目にすることもありますが、ぼくはチームの契約やフロントの事情については全く詳しくないので、特に触れません。
このバイウィーク期間、コンディション調整・チーム構築がどれだけ出来ているかが、12月以降の富山の成績に大きな影響を与えそうですね。
〇相手目線から見る富山グラウジーズ
さて、ここからは対戦相手目線で富山グラウジーズを見ていきましょう。
ここまでの対富山グラウジーズ戦での各チームのスタッツをまとめると、以下の表のとおりになります。
まとめると、大まかに以下の傾向があるといえそうです。
メンバーの入れ替えや離脱などもあったことから、ディフェンスやパスなどでの連携もまだ未完成な部分があるのかもしれないですね。
逆に言えば、富山のメンバーも全員復帰し、時間が経つにつれて連携が深まってくれば、数字が改善する可能性は高いでしょうから、ビーコルとしては12月・1月のうちに勝っておきたいですね。
〇個人的な注目点
最後に、個人的な注目点を紹介させていただきます。
今回紹介させていただくのはイヴァン・ブバ選手です。
昨シーズン見ていた滋賀レイクスに所属していたこともあり、個人的には富山の選手の中では一番印象深い選手ですね。特にぼうず頭はさわり心地が良さそうだなと現地に行くたび思っていました。
そんなブバ選手ですが、インサイドでの強さはもちろん、スリーポイントも打てる選手です。
昨シーズンのビーコル対滋賀レイクス戦でのハイライトがあったので、載せておきます。
多分ビーコル戦を見ていただくと、ビーコルブースターのみなさまにはイメージがわきやすいでしょうから・・・。
出場試合数はまだそこまで多くはないですが、平均21.3得点、10.5リバウンド、3P成功率46.7%と今シーズンも非常に高い成績を残しています。
得点・リバウンドともに富山でチームトップのスタッツを残しているブバ選手。ブバ選手、あなたの強さは十分に存じ上げておりますので、お手柔らかにお願いします・・・。
ブバ選手も208㎝とビッグマンですが、フィリピン代表のエージェー・エドゥ選手も208㎝、アンジェロ・チョル選手も206㎝と富山のインサイドに大きな選手が多くいます。
日本人選手でも197㎝の小野龍猛選手をはじめ、宇都直輝選手や高橋耕陽選手など190㎝以上の選手も多くいらっしゃるので、リバウンドでも負けないよう、ビーコルもインサイドでのファイトに期待したいですね。
〇まとめ
・富山の初勝利の勢いに負けずにアウェー戦を戦いたい
・イヴァン・ブバ選手はすごい、要チェックです
・大きな選手が多いので、インサイドをがんばろう
12月を連敗でスタートしてしまったビーコル。初勝利をあげた直後のホーム開催。富山のみなさまも一層力を入れて応援されることかと思います。
大きな選手も多いですし、タフな試合になるかと思いますが、なんとか勝利をつかんで、ここからいい流れを作っていきたいですね!
今回の富山アウェー戦から中2日で秋田でのアウェー戦と、移動距離も長く、体力的にも厳しい戦いだと思いますが、くれぐれも選手・チーム、ブースターのみなさま、体調に気を付けていただければなと思います。
がんばれ、杉浦佑成選手。がんばれ、ビーコル。
おわりです!