【滋賀レイクス】神戸ストークス戦に向けて予習・復習をする話【ホームラスト】
〇はじめに
まずはじめに、滋賀のみなさまB2西地区優勝おめでとうございます!やった!
もちろん、これで終わりなんてことはもちろんなく、B1昇格へ向けた戦いはまだまだここからという所ですが、ひとまずは西地区優勝を素直にお祝いしたいなと思います。
西地区優勝が出来たことで、B1昇格がかかるプレーオフのセミファイナルまでホームでの開催が決まりましたからね。よかったです。
ですが、ここで集中力を切らさずに、レギュラーシーズンの残りの日数をしっかりと戦っていきましょう。ケガなく、激しく戦ってプレーオフに挑みたいところですね。
そして、次節はレギュラーシーズン最後のホーム戦になります。ダイアリでのレギュラーシーズンラストゲームを勝利で飾ってプレーオフにつなげたいですね。
今回はそんな次節の対戦相手、神戸ストークスについて見ていきたいと思います。
過去記事もありますので、ぜひご覧ください。
〇今シーズンの神戸ストークス
〇現在の神戸ストークス
神戸ストークスとの対戦は12月以来なので、まずは現在の神戸ストークスについて確認しておきましょう。
現在、神戸ストークスは27勝29敗で西地区4位、ワイルドカード2位に位置しているチームです。3月以降は8勝5敗。アルティーリ千葉相手にも勝利をあげており、実力の高さが伺えますね。
〇プレーオフにおける神戸ストークス
そして、神戸ストークスはプレーオフに出場する可能性もかなり高いので、プレーオフに出場する場合についても見ておきましょう。
現在の勝率から考えると、神戸ストークスがプレーオフに出場する場合は「ワイルドカードでの出場」が確定しています。ベルテックス静岡に抜かれない前提ではありますが・・・。
神戸がワイルドカードの上位での出場になるか、下位での出場となるかは今後の状況で変化がありますので、そこはご了承ください。
現在(4月13日~14日の対戦前)の成績でプレーオフを戦うとすれば、レイクスとは逆のブロックに入るので、互いに決勝戦まで上がれば再び戦うことになります。
レイクスとプレーオフで直接対決を行う可能性としてあるのは以下の2パターンとなります。
①神戸がワイルドカード上位で進出した場合・・・プレーオフQFで対戦
②神戸がワイルドカード下位で進出した場合・・・プレーオフ決勝で対戦
②については今回は無視します。ぼくはプレーオフ決勝はB1昇格の先にあると思っている派なので・・・。
なので、今回はことB1昇格という点においてだけ考えて、神戸ストークスとのプレーオフでの対戦は①のパターン、神戸がワイルドカード上位で進出するパターンだけを考えたいと思います。
神戸ストークスがワイルドカード上位で進出できるパターンはおそらく以下のパターンとなると思います。もっと、パターンがあった場合は教えてください・・・。
〇神戸ストークスの主なニュース?
前回対戦(2023年12月)以降の神戸ストークスのニュースについて主なものを振り返っておきましょう。
まずは1月17日にナイジェル・スパイクス選手(C、208㎝)が愛媛オレンジバイキングスへ移籍。11月に神戸に加入し、レイクスとの試合が初出場だった選手でしたね。
その後、1月25日にマックス・ヒサタケ選手(PF)がチームに加入。
チーム加入後、ほとんどの試合をスターターとして出場していて、昨シーズンの青森ワッツ時代からスタッツも伸ばしている選手ですね。
神戸ストークスではペイントエリアでのシュートに注力して、シュート成功率を高めています。
そして、3月上旬にはアイザイア・アームウッド選手(PF、206㎝)が契約解除となったものの、12月末よりインジュアリーリストへ登録されていたジョーダン・キャロライン選手(SF/PF、201㎝)がチームに復帰しました。
ジョーダン・キャロライン選手は復帰した3月以降はシックスマンとして出場していますが、復帰後も平均17.5得点、3P成功率35.9%と高い得点能力は健在です。
むしろ、シュート範囲が広く、得点力が高いジョーダン・キャロライン選手を自由なタイミングで起用できる分、コーチ陣としては大助かりかもしれないですね。
〇時期別に見る神戸ストークス
ここからは、スタッツから神戸ストークスについて考えていきましょう。いつも通り、神戸・対戦相手それぞれの目線でスタッツをまとめています。
神戸との試合はかなり時期が空いてしまっているので、シーズン全体、10~2月、3月以降と分けて見てみることにしました。
こうやって見てみると、最近の神戸ストークスにはスタッツからは以下の特徴があると考えられそうですね。
チームの中で、平均得点が高い選手はフォワード・センター陣が目立っています。
その中でもマックス・ヒサタケ選手やカロンジ磯山パトリック選手がペイントエリア内でのシュートを専門にしていることも2Pシュートの試投数の多さにつながっているのかもしれないですね。
そして、外国籍選手の離脱等については先述したものの、多くの選手が継続的に試合に出場しているのも神戸の特徴と言えそうですね。
途中加入したマックス・ヒサタケ選手、特別指定選手として加入した藤原瞭我選手を除けば、ほとんどの選手が80%以上の試合に出場しています。
継続的に多くの選手が出場出来ていれば、不測の事態が起きた際にも、影響を小さく抑えることが出来そうですね。もちろん、ケガなどはないに越したことはないのですが・・・。
〇個人的な注目点
最後に、個人的に注目したい選手を2名紹介させていただきます。
〇カロンジ磯山パトリック選手(C)
まずは1人目。カロンジ磯山パトリック選手(C、206㎝)です。
リーグ登録国籍が日本のパトリック選手は、今シーズンからB2リーグにてプレーをしていますが、ここまで平均15分出場し、6.9得点、4.8リバウンドを上げています。
パトリック選手の存在はどんどん大きくなっていると考えられそうです。
先日のアルティーリ千葉戦のGame2(2024年3月10日)では、22分出場、18得点でチームの勝利に大きく貢献しました。
また、思い出すと2023年12月15日のレイクス戦でも13得点を上げ、勝利に貢献しています。思い出さなければよかった・・・
強敵やビッグゲームで大活躍する、ヒーロータイプの選手でプレーオフで大暴れするなんてことも十分にあり得そうですね。こわい。
パトリック選手を含めるスリービッグでの出場となれば、大抵の日本人選手相手にはサイズの有利を取れるでしょうし、外国籍選手とマッチアップすれば他のインサイド陣にミスマッチが生まれるはずです。
そういった意味でも攻防ともに非常に重要な存在だと言えるのではないでしょうか?
〇川真田紘也選手(C)
いつもは対戦相手チームの選手を紹介して終わることが多いのですが、たまにはね・・・書きたいんですよ。
神戸にカロンジ磯山パトリック選手がいるなら、滋賀には川真田紘也選手ありです。
どちらも貴重な日本人ビッグマンであり、スリービッグを成立させることが出来る稀有な選手です。
実は両選手のスタッツもかなり似ていて、出場時間、平均得点などが割と近いんですよね。
個人的には川真田紘也選手の方がブロックが多くて、カロンジ磯山パトリック選手の方がスティールが多いのはなんか意外でした。変なイメージを持っていたみたいですね・・・はずかしいです・・・。
最近の川真田紘也選手は押しも押されもしない日本代表として活躍されていますが、パトリック選手も同じレベルの選手と言えそうです。
両選手がどのような活躍を見せるか、コーチ陣がどのように活かすかが勝負のカギになる・・・といいなあと楽しみに見たいと思います。
レイクス目線では2Pシュートが多く、リバウンドも強い神戸のインサイド陣と戦うためにも、外国籍インサイド陣のみなさまだけではなく、川真田紘也選手の活躍も不可欠なはずですからね!
本当にこの1年くらいでの川真田紘也選手の成長は目を見張るものがありますよね。個人的にはオフェンスパターンがすごく増えた印象でした。
〇まとめ
・レイクス、西地区優勝おめでとう
・神戸のリバウンド、いやインサイドが特に強い
・パトリック選手、川真田選手の活躍に期待
いよいよレギュラーシーズンのホームゲームも最終節となりました。長かったレギュラーシーズンも残りわずか。
ラストのプレーオフを4レンショー・・・いえ、6レンショー出来るように残り4試合も大切に、強い気持ちで戦っていきたいですね。
神戸もプレーオフでの対戦が十分に予想されるチームなので、しっかりと勝って、いいイメージでプレーオフに臨めるようにしたいですね。
余談ですが、ぼくは来週越谷戦のGame2にはおじゃましようと思っているので、もし越谷までいらっしゃるレイクスブースターのみなさまがいらっしゃれば、当日はよろしくお願いいたします。
レギュラーシーズンのラスト2週間、最後までがんばれレイクス。
おわりです!