今日の杉浦佑成、改め島根スサノオマジック【2020年10月17日】


○今日の杉浦佑成(2020年10月17日)


 

 欠場のため、出場なし


 本日も杉浦選手の出場はありませんでした。北海道まで帯同していたので、出場もあるかと期待していたのですが、残念でした。第2戦はどうなるのか・・・。レバンガ北海道(以下北海道)との本日の試合を「今日の島根スサノオマジック」としての感想等を紹介します。




レバンガ北海道サイドのゲームレポートは以下に添付します




1Q 【北海道17-19島根】



・残り9:35ごろ


 前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに2連敗を喫してしまった島根。連敗を防ぐべく、アウェイの北海道に乗り込みました。

 北海道の攻撃から始まった第1戦。島根は「激しいディフェンス」の方針は変わらず、北海道の最初のオフェンスを24秒バイオレーションに持ち込み、北海道の得点を見事に防ぎました。


・残り9:10ごろ


 対して、島根の最初のオフェンス。山下泰弘選手(#5)の3Pが外れてしまうものの、デモン・ブルックス選手(#24)がオフェンスリバウンドを確保。そのまま、外にいた阿部諒選手(#13)にパス。

 45度の遠い位置にいた阿部選手がオフェンスを仕掛けます。ブルックス選手のスクリーンを受け、ジャワッド・ウィリアムズ選手(北海道#31、以下ジャワッド選手)が阿部選手のマークにつきましたが、もぐりこむような形でペイントエリアでの2Pシュートを決め、島根の初得点を挙げました。




・残り8:45ごろ


 中野司選手(北海道#7)に阿部選手が3Pでのファールを誘われてしまいました。結果的にはフリースローを許したものの、ショットクロック残り2秒までしっかりと守る島根の姿勢が見られましたね。



・残り8:30ごろ


 左45度の位置でボールを持つ橋本竜馬選手(北海道#0)。山下泰弘選手(#5)が橋本選手から見て右寄りにマークしていた事を受け、左寄りにドライブ。ディフェンスにつく山下選手を背中に背負うような形で、ゴール下のシュートを決めました。



・残り7:33ごろ


 3Pラインの外側でボールをもらう阿部選手。山下選手のスクリーンを受け、マークにつく中野司選手(北海道#7)をかわしてゴール下まで切り込みます。ユーロステップでのレイアップを見事に成功させました。



・残り6:40ごろ


 葛原大智選手(北海道#5)が白濱僚祐選手(#15)に対して激しくディフェンス。白濱選手がリード・トラビス選手(#8)へパスを出そうとするも、ジャワッド選手がそのパスをカットし、そのまま速攻での得点を決めました。



・残り5:45ごろ


 ブルックス選手が左側のゴール下でボールをもらうと、ディフェンスについていたニック・メイヨ選手(北海道#31)をドリブルでかわします。ドリブル1回でゴール下を右サイドへ回りこみ、ゴール下での2Pシュートを成功させました。



・残り4:45ごろ


 トップでブルックス選手がボールを持った中でのオフェンス。ゴール下にいた山下選手へのパスを防ぐため、橋本選手はブルックス選手・山下選手の間に位置取りします。そんな橋本選手に対して、ブルックス選手はロブパスを送る事で山下選手のゴール下を演出しました。



・残り3:00ごろ


 トップのブルックス選手から、右コーナーの北川弘選手(#6)への速いパス。北川選手はインサイドのウィリアムス・ニカ選手(#28、以下ニカ選手)へパスも、パスがこぼれてしまいます。

 そのボールをゴール下へ駆け込んでいたブルックス選手が拾ってレイアップをねじ込みました。ファールも誘い、3Pプレイとしました。




2Q 【北海道42-島根41】



・残り7:35ごろ


 ニカ選手が桜井良太選手(北海道#11)に対して、ミスマッチを活かしてローポストで攻め込みます。その後、トップの位置の神里和選手(#75)へパス。神里選手も左コーナーのぺリン・ビュフォード選手(#7)にパスをして3Pを放ちます。


 その3Pが外れてしまった所を、トラビス選手がはじいて阿部選手がボールを確保。その後ペイントエリアにいたニカ選手にパス。ニカ選手のインサイドアタックでバスケットカウント。フリースローも決めて3Pプレイとなりました。



・残り6:06ごろ


 ブルックス選手がトップの位置でボールを持つと、ジョーダン・テイラー選手(北海道#2)の裏をついて、ビュフォード選手が右45度から切れ込みます。それに合わせたブルックス選手のドライブからバウンドパス。そのまま、ビュフォード選手がバスケットカウント。フリースローも決めて、3Pプレイを成功させました。



・残り4:55ごろ


 神里和選手(#75)がトップの高い位置でパスをもらうと、ブルックス選手のスクリーンに橋本選手をひっかけます。そのまま引き離して、左45度から3Pを決めました。



・残り3:52ごろ


 メイヨ選手が3Pラインでパスをもらうと、シュートフェイクを入れてドライブを仕掛けます。そのまま、ブルックスからファールを引き出してバスケットカウント。
 その前のミドルシュートに続いて、2連続での3Pプレイとなりました。



・残り3:25ごろ


 小阪彰久選手(#22)がトップからドライブ。ペイントエリア内でロール・ステップを使って、フックシュートをジャワッド選手に対して決めました。



・残り2:20ごろ


 トップでボールを持つブルックス選手から、ゴール下へ切れ込む白濱選手への鋭いアシストパスから得点を決めました。



・残り1:38ごろ


 左45度から山下選手がドライブ。マークにつく橋本選手と背負う形で2Pシュートを決めました。1Qで橋本選手にやられた形を、そのままやり返すような形になりました。



・残り1:24ごろ


 山下選手の得点の次のディフェンス。今度は橋本選手がトップの位置から3Pを決めます。山下選手・橋本選手は1Qからばっちばちに戦ってますね、めちゃくちゃ面白いです。




3Q 【北海道60-69島根】



・残り9:00~8:00ごろ


 3Qもばっちばちの2人は激しくやりあいます。山下選手がブルックス選手へのアシストを見せると、橋本選手は2Pシュートを決めます。それに対して、山下選手が今度は3Pを決め返すと、橋本選手も再び2Pで応戦します。


 この時間帯は点差もなく、1プレイごとに逆転・逆転と繰り返す展開でした。どちらのチームも流れを譲らないという強い意志を感じさせられますね。



・残り1:00ごろ


 山下選手がボールをもらうと、すばやく駆けあがり4対3と島根の有利な状況を作ります。3P付近でフリーになると、そのまま切れ込みフリーでレイアップを決めました。


 次のオフェンスでもビュフォード選手のパスを受け、山下選手が左コーナー付近から3Pを決めました。


 3Qでは山下・ブルックスの両選手が3Pを2/2で決め、チーム全体でも80%の確率で成功させました。また、ブルックス選手は4/4でシュートミスなく10得点をあげました。



4Q 【北海道85-93島根】



・残り9:40ごろ


 島根最初のオフェンス。山下選手が中に切れ込み、トップでフリーの神里選手へパス。神里選手に橋本・メイヨの2選手がマークにつくと、左45度でフリーのトラビス選手に冷静にパス。そのまま、トラビス選手が3Pを決めました。



・残り7:30ごろ


 右サイドにいた神里選手から、左45度でフリーのビュフォード選手へロングパスを送り、3Pを演出しました。



・残り5:50ごろ


 橋本選手からメイヨ選手への速攻のパス。ディフェンスに神里選手がつく、1対1の状況。ここでは神里選手が見せます。メイヨ選手がパスをもらった直後にスティール。失点確実かと思われる状況を一人で打破してくれました。



・残り2:50ごろ


 アウトサイドの離れた所でボールを持つ阿部選手に対し、メイヨ選手・中野司選手(北海道#7)がダブルチーム。その後、3Pライン付近で両選手が、インサイド・アウトサイドでフリーの選手にそれぞれマークにつくと、今度は阿部選手がフリーに。そのまま冷静に阿部選手が3Pを決めました。



○まとめ


・山下選手、橋本選手のマッチアップが熱かった
・ビュフォード・トラビス両選手が初参戦、出場時間も分散
・最後詰められる場面があったので、明日のラストも要注意





○山下泰弘選手


 本日は山下泰弘選手を紹介したいと思います。福岡大学付属大濠高校の出身で、島根では杉浦選手、北海道では橋本・葛原選手が後輩にあたりますね。


 本日の試合でも橋本竜馬選手とばっちばちのマッチアップを見せてくれました。オフェンスでも多彩な得点パターンを見せてくれて、オフェンスの引き出しを感じさせられました。


 前節の名古屋戦でも、終盤のスティールからの速攻も印象的なシーンでしたね。


 アシストでもチームを引っ張っている選手ですので、新加入の選手含めて、入れ替わりの多かった島根のオフェンスをリードしてもらえる事を期待しながら、今後も見ていきたいなと思います。





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