今日の杉浦佑成、改め島根スサノオマジック【2020年10月10日】

○今日の杉浦佑成 (2020年10月10日)


 ケガのため欠場、出場なし


 杉浦選手は右足を負傷とのことから、今日・明日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下名古屋)戦は欠場が濃厚とのことです。


 前節の活躍からの欠場は残念でなりませんが、欠場が一番きついのは本人でしょうからファンは大人しく待つ事とします。お大事にして下さい。


 杉浦選手は出場が無い為、今日の杉浦佑成はお休みで、今日の島根スサノオマジックとして試合を見た感想等を簡単に紹介します。





名古屋側のゲームレポートもあったため、併せてリンクを貼っておきます。


○1Q 【島根16-23名古屋】


・残り10:00~7:00頃


 杉浦選手の欠場により、どこに注目して試合を見るべきか迷いながら迎えた1Qでしたが、2分で決まりました。そう、デモン・ブルックス選手(#24)です。



 左45度のロング2P、山下泰弘選手(#5)のアシストを受けた速攻が2本・・・。試合開始直後から立て続けに得点を荒稼ぎし、7-0と名古屋に対してスタートダッシュを決める事に成功しました。




 その後は副キャプテンの阿部諒選手(#13)も果敢なゴール下へのドライブ、白濱僚祐選手(#15)のスティールからのワンマン速攻と幸先のいいスタートとなりました。





・残り5:50~0:00


 名古屋はメンバーを交代して巻き返しを図ります。今シーズンにかけて大型移籍も見られた話題を集めた名古屋ですが、試合の流れを変えたのは以前よりチームで戦ってきた選手達でした。


 名古屋には笹山選手が速攻に行くシーンが2度あり、いずれもエヴァンス選手(#3)、ブルックス選手のブロックで得点こそ防いだものの、名古屋に流れが傾きかけているのかなと感じました。


 一方、オフェンスでは名古屋の激しいディフェンスにより、島根は速攻での得点を止められただけでなく、ボールを簡単に回す事すらさせてもらえず、難しいシュートを打たされてしまう形となってしまいました。



○2Q 【島根33-37名古屋】



・残り8:00~7:00ごろ


 名古屋のハードなディフェンスが1Qに引き続き行われる中、島根は得点が取れない状況が続きます。そんな状況を打破するべく、阿部選手、ルーク・エヴァンス選手(#3)、ブルックス選手がオフェンスリバウンドに向かいしますが、なかなか得点に結びつきません。



 2Qもブルックス選手・エヴァンス選手のイメージが強いなと感じていたのですが、後々スタッツを確認して見ると、両選手ともに2Qはフル出場だったようですね・・・。



○3Q 【島根47-64名古屋】



 3Qは序盤からペイントエリアに攻め込まれてしまっている印象でした。とりわけ、齋藤拓実選手(滋賀#2)のドライブはお見事でした。ドライブからのキックアウトもすばらしく、3Qだけで5本のアシストをしたようですね。






 島根もエヴァンス選手のドライブや、ローポストの山下選手から白濱選手へのゴール下のアシスト等で応戦します。



・残り6:15ごろ


 ポイントガードの山下選手が齋藤選手に対してローポストで攻める場面がありましたが、個人的にはとても新鮮でした。ポイントガードの選手のポストプレイをするシーンをほとんど見た事がないように思います。

 


 同時に出ていたエヴァンス・ブルックス両選手がアウトサイドシュートを打てる為、インサイドにスペースが作りやすい事、山下選手・齋藤選手の身長のミスマッチがあってこそのプレーかもしれませんが。




・残り4:40ごろ


 ジャスティン・バーレル選手(名古屋#24)からジェフ・エアーズ選手(名古屋#4)へのパスを後藤翔平選手(#1)がカット。島根はエヴァンス選手が速攻を仕掛けるも、シュートがこぼれた所を、ブルックス選手がカバーして得点。


 その直後、齋藤選手がドライブで仕掛けるも、ブルックス選手がブロック。オフェンス・ディフェンス共にチームを助ける働きを見せました。

 


 3Qの島根はファウルが続き、なんと10回ものファウルをしてしまいました。その結果、北川弘選手(#6)がファールアウト、山下選手・白濱僚祐選手(#15)が4ファールと、ファールトラブルに陥ってしまいました。


 
 得点面においても、後半の5分間で11点もの得点をフリースローで与えてしまいました。激しいディフェンスとファールは紙一重なのかもしれないですが、難しいものです・・・。




○4Q 【島根60-76名古屋】



・残り8:50ごろ


 4Qでは神里和選手(#75)が出だしから登場。ファールトラブル・3Q終盤の展開から、あまり流れが良くないように感じていた中、小阪彰久選手(#22)のスクリーンを使ってシュートを決めた所は「まだいけるかもしれない」と感じさせてくれたプレーでした。



・残り6:40ごろ


 ブルックス選手が右45度の位置からドライブを仕掛け、バーレル選手を抜いたものの、ゴール下で待ち構えていたエアーズ選手のディフェンスと接触。オフェンスファールの判定となってしまいました。



・残り5:30ごろ


 3Pライン付近にいた安藤周人選手(名古屋#9)から、エアーズ選手へのロブパスが渡った所を、山下選手がカットを試みるもディフェンスファール。このファールにて山下選手も退場。たけい的にはブルックス選手と山下選手のファールで心が折られてしまいました・・・。


 試合もそのまま名古屋ダイヤモンドドルフィンズの勝利で幕を閉じました。



○まとめ


 ・島根スサノオマジックは今シーズン初黒星を喫する
 ・ファールトラブルになるも、神里和選手の活躍があった
 ・デモン・ブルックス選手はすごい



○神里和選手



 今日はこの選手を紹介したいと思います。4Qでの大活躍を見せた神里和選手です。
 失礼ながら、神里選手のプレーをきちんと見たのは本日が初めてでしたが、とにかく積極的にアタックする姿勢が好印象でした。
 

 ファールトラブルの都合もあり、おそらく意図していない形でのプレータイムだったと思います。しかし、こういった出番をしっかりとチャンスに変える事が出来た事、それ自体が神里選手の実力だと言えるではないでしょうか。
 
 
 チーム事情もあるでしょうから、今後どういった形でプレータイムを得られるかはわかりませんが、今日のような熱いプレイを次戦以降も期待したいと思います。



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