【ビーコル】三遠ネオフェニックス戦に向けて予習・復習をする話②【中地区王者】
〇はじめに
前節、横浜BUNTAIでのこけら落としゲームは信州ブレイブウォリアーズとの対戦となりましたが悔しい敗戦。初めての試合を勝利で飾ることは出来ませんでした。
今度の対戦では、なんとかBUNTAIでの初勝利をあげたいところですね。
そんな次回の対戦相手は三遠ネオフェニックス。前節、富山グラウジーズ戦に勝利し、中地区優勝となったチームです。おめでとうございます。
今回はそんな三遠ネオフェニックスについて調べてみたいと思います。
過去記事もありますので、お時間があればぜひ。
2個目の記事はかなり気合を入れて書きました。割と自信がありましたので、ぜひ。ボリュームもありますが・・・
〇今シーズンの三遠ネオフェニックス
まずは、今シーズンの三遠ネオフェニックスについて簡単に振り返りましょう。現在、三遠ネオフェニックスは41勝10敗。中地区優勝となりました。
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ですが、三遠ネオフェニックスの立場で考えれば、中地区で優勝が決まったものの、今度はチャンピオンシップ(以下:CS)へ向けて試合を進めていかねばなりません。シーズンの順位に応じて、CSでのホーム・アウェーが変わってきますからね。
CSのファイナルこそ、中立地である横浜アリーナでの開催となりますが、「各地区の1位チーム、3地区の1位チームの中で勝ち数が多い2チーム」に入れれば、そこまでの試合はホームで開催することが出来ます。
三遠ネオフェニックスはホームゲームでの勝率が85%を超えていて、アウェーゲームでの勝率75%と比較すると、10%以上勝率が上がるチームです。
三遠ブースターのみなさまの応援なども含めてのホームでの強さでしょうから、是が非でもホームゲームの開催権を得たいところでしょうからね。
〇最近の三遠ネオフェニックス
ここからは最近、3月の対戦以降の三遠ネオフェニックスについて見ていきたいと思います。
前回の対戦から1か月と日があまりたっていないこと、前回の記事がかなりボリュームを上げて作ったことから、今回は前回の対戦以降の内容に注目して記事を作っていきたいなと思います。
過去記事に前回対戦以前のスタッツをまとめた資料もありますので、比較出来るように引用してきました。いつも通り、三遠・対戦相手それぞれの目線でスタッツをまとめると以下のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712852128601-5l5UAhiTRq.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712852067990-XkZHy80gOf.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712850830773-Wslbk40JdH.jpg?width=1200)
そして、上の表は前回のビーコル戦以降の試合のスタッツについてまとめたものです。そこから最近の三遠ネオフェニックス戦の特徴についてスタッツから考えてみると、以下の特徴があると考えられそうですね。
【最近の三遠ネオフェニックス戦の特徴】
①攻撃力がウリの三遠が、さらに得点力を高めている
→シュート確率、アシスト、オフェンスリバウンドが高い
②互いにシュート確率が高く、リバウンドは少なめ?
→だけど、合計リバウンド数では7本以上リード
③3Pシュートの守備に注力、相手の3P試投数が減少
→相手の3Pの試投数は、時期を追うごとに減少傾向
一方、対戦相手の3Pの成功率は上がってきている
そして、非常に見にくい表にはなってしまいましたが、前回のビーコル戦以降の対戦相手の3Pを、エリアごとに試投数/成功数で分けてみました。
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対戦相手の目線に立って見てみると、左コーナーが全体的に3P成功率が高く、狙いやすいみたいですね。
ビーコルの3Pの確率が高いエリアを調べてみると・・・・なんと、左コーナーが一番得意だという事がわかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712855327779-T5laEy6ZTS.jpg?width=1200)
左コーナーの3Pについていえば、杉浦佑成選手・須藤昴矢選手の2名でチームの半分以上のシュートを決めています。両選手ともに左コーナーからの成功率が50%以上なので、期待したいところですね。
○平均得点から考える三遠
さて、リーグ1の攻撃力を誇る三遠ネオフェニックスですが、前回の対戦以降はさらに得点力を上げる、とんでもない状態にあります。
ここからは選手ごとに分けて、最近の得点について見ていきましょう。最近のポイントゲッターが誰かを把握しておくことで、だれを注意して守ればいいのかの参考になるでしょうからね。
では、三遠ネオフェニックスの各選手の平均得点をシーズン平均、前回対戦まで、前回対戦以降の3つに分けてまとめてみました。そうするとこうなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712960829960-YYW83xwVWM.jpg?width=1200)
こうやって見てみると、最近の三遠ネオフェニックスではヤンテ・メイテン選手がトップスコアラーとして活躍をされているようです。また、大浦颯太選手、山内盛久選手の得点が目立っていますね。
大浦颯太選手についていえば、前回対戦以降の3P成功率は38.6%(22/57)とシーズン平均の3P成功率の35.1%よりもさらに確率を上げてきています。
その一方、同ポジションの佐々木隆成選手は最近は平均得点が下がっているようです。
ですが、佐々木選手についていえばコンディション不良で1~2月は欠場されていたこともあってか、復帰をされた3月はプレータイム自体がそれまでより少なくなっているようです。(参考:シーズン平均21分出場、12月までは平均22分出場、3月以降は平均14分出場)。
CSなどをにらんで、徐々にプレータイムを伸ばしていくという事なのでしょうか。先述の通り大浦選手や山内選手の活躍、チーム順位等からも無茶をしてまでは出場をしていないのかもしれないですね。
とはいえ、実力は折り紙付きの選手ですから、コートにいる時間帯は変わらずに要注意な選手ですね。
〇個人的な注目選手
最後に、今節の個人的な注目選手を1名ご紹介してこの記事を終えたいと思います。今回ご紹介させていただくのは山内盛久選手(SG)です。
山内選手は先述の表でもそうですが、前回対戦以降スタッツを大きく伸ばしています。そんな山内選手の主なスタッツをまとめてみると以下のようになります。
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ほぼ全てのスタッツが軒並み上がっています!すごい。
ターンオーバーも若干増えてしまっていますが、プレータイム・アシストも増えた中での変化なので、そこまで気にしなくてもいいのではないかと思います。
また、シュート本数自体はそこまで多くないものの、3Pについても右コーナーを除いては特段の苦手エリアもないので、きちんと守りにいかないといけないですね。
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個人的には杉浦佑成選手とサンロッカーズ渋谷、三遠ネオフェニックスで一緒にプレーしていた時期もあり、お世話になっている大先輩の選手であると勝手に恩を感じているので、CSでの活躍もかげながら願ってます。
〇まとめ
・三遠の攻撃力がさらに上がっている
・大浦颯太選手、山内盛久選手の活躍がすごい
・中地区優勝おめでとうございます
中地区優勝を果たした三遠ネオフェニックス。攻撃力も高い強敵ですが、3月には勝つことも出来た相手です。絶対にかなわないというわけでもないはずです。横浜BUNTAIでの初勝利を見られることを願っています。
試合では左コーナーからのスリーポイントをみんなでたくさん打っていきましょう!ビーコルの選手のみなさまは左コーナーのシュート成功率が高いわけですし、かみ合いがいいかもしれません。
また、個人的には前節は観に行けなかったので、BUNTAIでの初観戦、非常に楽しみです。暗転に炎に演出もだいぶ変わっていたようですしね。ちなみに、ゴハンはどこで食べればいいのでしょうか・・・?
今週もがんばれ、杉浦佑成選手。がんばれ、ビーコル。
おわりです!