【滋賀レイクス】新潟アルビレックスBB戦に向けて予習をする話【今度こそヨンレンショー】

【新潟アルビレックスBBブースターのみなさまへ】

 新潟アルビレックスBBブースターのみなさまにおかれましては、不快な思いを感じてしまう表現があるかもしれません。あらかじめご承知おきの上、ご覧いただけますようお願い申し上げます。

 



〇はじめに



 前節、滋賀レイクスは西地区の強豪チームである神戸ストークスと対戦。11月の初戦を連勝で飾り、順調な滑り出しを見せてくれました。


 勝率も5割を超えてきました。この流れに乗って、今月はいい流れで進めていきたいですね。


 次節の対戦相手は新潟アルビレックスBB(以下:新潟)。昨シーズンまではともにB1で戦ったチームです。今節はそんな新潟との試合に向けて、調べていきたいと思います。


 今回は、試合当日の朝から記事を書き始めたので、かなりコンパクトになってしまいました。予めご了承ください。



やってしまいました…仮眠ではなく、睡眠になってました



 寝てしまったものは仕方ありません。ここから急いでがんばって書きます(開き直り)。


 



〇今シーズンの新潟アルビレックスBB



 

〇今シーズンの新潟の背景



 まずは今シーズンの新潟アルビレックスBBについて見ていく前に、その背景を振り返っておきます。



 今シーズンの新潟はチームの体制が一新され、チームを新しく作り直しているような状態にあると見受けられます。昨シーズンの2022-23シーズンから、今シーズンの2023-24シーズンにかけては、メンバーが大きく入れ替わりました。



 昨シーズン、新潟に所属していた選手をまとめてみました。延べ18人が所属し、今シーズンは4名が新潟で戦っています



 


 ヘッドコーチも今シーズンからケイシー・オーウェンズ氏が就任。フロント・選手ともに一新されていますね・・・。




 スタッフ・選手がともに大きく入れ替わった新潟ですが、現状はチーム結成から間もないこともあり、チームはかなり苦しい状況にあります。



 2023年11月10日の時点で、1勝10敗で東地区で7位。岩手・奈良と勝ち数が並んでおり、現状では得失点差でB3降格圏内に位置しています。



 もちろん、シーズンはあと50試合近くあるので、最終的な結果はまだまだ分かりません。しかし、今の状態は手放しで良い状態にあるとは、決して言いにくいものではないでしょうか・・・。





〇今シーズンの新潟のスタッツ



 ここからは、新潟についてスタッツから見ていきたいと思います。


 今シーズンの新潟のスタッツをまとめてみると、以下のようになります。


今シーズンの新潟のスタッツ(2023年11月10日時点)




 チームスタッツを見てみると、チームの再結成から間もないこともあり、なかなか苦しい数字が並んでいます。



 ですが、ここについては個人的にはシーズンを通してみてみると、少しずつ良くなってくるのではないかなと勝手に思っております。チームの連携や戦術も高まってくるでしょうしね。



 おそらく、シーズン終盤などに、新潟のスタッツを一定の時期ごとに区切って見てみると、シーズン序盤の現在の数字と、後半の試合のみのスタッツを比較すると、全然異なるものになるのではないかなと思っています。



 去年のレイクスとかもそうでしたからね(過去記事参照)。チームは生き物ですから、今のスタッツが悪いからずっと悪いままなんてことはないですからね。



 きっと、1月の試合の時には現在と違った数字が出るでしょうし、(対戦がないので多分調べられませんが)シーズン終盤の数値も変わるはずです。


 現状では、チームスタッツの多くの項目がリーグで最下位争いをする部分となってしまっていますが、今後の変化には注目していきたいですね。




〇個人的な注目点



 さて、チームスタッツについては見てみましたが、ここからは新潟戦で個人的に気になる部分をいくつか紹介していきたいと思います。


 寝てしまったので、簡単なご紹介となりますが、ご了承ください。




〇エースガード、高橋克実選手



 まず、なんといっても今シーズンの新潟の特徴として、「日本人ガードの存在感が非常に大きい」事があげられるでしょう。



 ご存じの方も多いかとは思いますが、新潟のスコアリーダーは日本人選手の高橋克実選手(PG)が務めています。



 高橋選手は昨シーズン、特別指定選手として過ごした千葉ジェッツから新潟へ移籍。プロキャリアを新潟でスタートさせることとなりました。



 ですが、ルーキーイヤーから高橋選手は大あばれ。いきなりブレイクシーズンとなりました。開幕戦こそ、ベンチスタートだったものの、それ以降はスタメンとして出場。



 1試合平均30分ほど出場し、平均得点16.3点、3.7アシストを記録。


 平均得点16.3は個人16位、日本人選手としては第1位の成績です。平均アシスト3.7も個人12位と好成績です。


 オフシーズンにB2リーグの得点力について調べた記事を出していますが、その際には「インサイドの外国籍選手の存在感が目立つ」としていますが、高橋選手には全く関係のない話でした。





 現状ではターンオーバーが2.9と高くなってしまっていますが、この部分については、連携が深まれば徐々に改善されていくのではないでしょうか?



 そして、スリーポイントが高橋選手の武器と言えます。1試合平均で7.3本
スリーポイントを打ち、47.5%と驚異的な確率で決めてきます



 レイクス的に言えば、狩野祐介選手がスリーポイント王となった名古屋ダイヤモンドドルフィンズでの2シーズンが平均試投数3本程度、成功率が50%であったことを考えると、すごさがわかりやすいのではないのでしょうか?


 いわゆる、「数は少ないけど効果的に決める」わけでも、「とにかくたくさん打って、いくらか決める」わけでもありません。「たくさん打って、効果的に決める」選手なのです。すごい。



 ゲームハイライトが見つけられなかったので、載せておきますね。




〇生え抜きスコアラー、遠藤善選手



 高橋選手が目立ちがちですが、遠藤選手も忘れてはいけません。



 遠藤選手も新潟でプロキャリアをスタートさせた生え抜きの選手です。おそらく、新潟ブースターのみなさまにとっては、遠藤選手の契約継続は心理的に非常に大きかったのではないでしょうか。


 そんな遠藤選手も今シーズン、大きくスタッツを伸ばしています。



 今シーズンは平均30分程度出場し、平均12.1得点、2.4リバウンド、1.9アシストの成績を残しています。


 昨シーズンが平均得点6.3点だったので、約2倍の得点を挙げていることがわかりますね。


 遠藤選手の特徴として、コーナースリーの確率が非常に高確率であることがあげられます。左右のコーナーからの成功率がいずれも50%以上です


 高橋選手、インサイド陣とオフェンスのスペースを奪い合わずに、共存できる選手だと言えそうですね。





 新潟でFG試投数が多いツートップが高橋選手(1試合平均:12.6本)・遠藤選手(同11.6本)であることも、両選手のキャリアにとっては非常に良さそうですね。


 1試合で2ケタ本数シュートを打つ日本人選手は岩手ビッグブルズの石川晴道選手(岩手ビッグブルズ:1試合平均10.3本)しかいません。


 今シーズン、チーム内での役割が非常に大きくなっていると思うので飛躍のシーズンとなりそうですね(すでになっていますが)。


 そんな遠藤選手はまだ25歳。高橋選手も23歳なので、バックコートコンビがこの若さなので、数年後のチームの柱になれるような選手たちがいる新潟の将来は非常に楽しみですね。なんとかがんばって、2人が残ってもらえるような形になってもらえればと思っています。



 その一方で、高橋選手・遠藤選手のブレイクによって、外国籍ガードのジョシュ・ニューカーク選手は少し役割が小さくなってしまっているかもしれないですね・・・。逆にこの選手をシックスマン的に出せるのも新潟の強みなのかもしれないですね。





〇外国籍インサイド陣



 時間が短くなってきてしまったので(寝たせいです)、最後に外国籍インサイド陣の2選手を簡単に紹介させていただきます。



 新潟は外国籍選手はガードのジョシュ・ニューカーク選手(PG、185㎝)、インサイド陣2名の体制です。ここに帰化選手であるファイ・パプ月瑠選手が加わり、インサイドを固めます。





 1人目はマーティンス・イバーヌ選手。203㎝の選手で、現状の成功率はまだ上がってきていませんがスリーポイントも打てる選手です。


 平均31分出場、10.4得点、9.6リバウンドの成績を残しています。フリースロー試投数4.8とファールをもらうプレーも上手なようなので、注意が必要ですね。



 2人目はカイル・ハント選手。大阪エヴェッサから新潟へ移籍。こちらはインサイドを専門に戦う選手ですね


 平均30分、12.1得点、8.7リバウンドのハント選手。レイクス的には3月の大阪戦で21得点、12リバウンドの活躍で敗れてしまっているので、リベンジを果たしたいところですね。



 新潟のインサイド陣に対して、レイクスも川真田紘也選手がいることを考えれば、人数的には大きな差がありません。しかし、ブロック・モータム選手が参戦出来るかわからないので、お互いにファールトラブルになってしまうと一気にサイズが落ちてしまいます


 新潟はインサイド陣の次に大きいのは大矢孝太朗選手(193㎝)、池田雄一選手(191㎝)となります。全体的にはレイクスの方が大きめな傾向にあるので、サイズを活かしたインサイドやリバウンドで優位性が取れると良いですね。




〇まとめ



・新潟はチームを新しく再構築する途中、ここで勝っておきたい
・日本人ガードコンビは非常に強力、ガード陣のディフェンスに期待
・インサイド陣からファールをもらって、サイズの優位を活かしたい



 新潟は今シーズンから新たなチーム体制を作る中にあります。正直、非常に難しい状況の中にいますが、若手ガード陣も強力ですし、インサイド陣も力のある選手たちです。


 チームがかみ合ってくると、一気に状況が良くなってきそうなので、今のうちに勝利しておきたいですね!


 とりわけ、ガード陣は非常に強力なので、レイクスがどのようにディフェンスするのかを注意してみていきたいなと思います。


 文章がいつも以上にグダグダになってしまいました。もう、仮眠なんてしません。今後はきちんと書いてから寝ることにします。

 

 今週もがんばれ、レイクス。


 おわりです!


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