Nujabesの読み方は”ヌジャベス”。日本人です。
Nujabesは、ヌジャベス と読みます。日本人です。
Nujabes(ヌジャベス)ファンが多いのは承知なので、彼のことを知らない人に向けて書きます。
残念ながら、彼がこの世を去って10年が過ぎています。
2010年に交通事故で亡くなりました。まだ36歳でした。
ヌジャベスと名乗っていますが、日本人です。
私が彼の存在を知ったのは、たまたま渋谷のレコード屋でFunky DLの12"レコードを買ったのがきっかけ。この曲のプロデューサーとして、Nujabesのクレジットを見ました。
Funky DLがUKのラッパーなので、Nujabesのことも同じくイギリス人?くらいに思っていました。
2000年くらいでしょうか?
久しぶりにレコードを引っ張り出してきたのですが、残念ながら発売年の記載がありませんでした。
ヌジャベスは、渋谷を拠点に自らがDJ、レコード店のオーナー、プロデューサーを務める活躍。渋谷界隈のコアなミュージックラバーズの間で、徐々に知名度を上げていました。
錦織圭選手もお気に入り!
彼の魅力を一言でいえば…
お洒落で聴きやすい、JAZZ+HIO HOPの融合
当時、レーベルのスタッフが、
「OLさん向けの雑誌でも紹介されるようになったんだよ!」
なんて、嬉しそうに驚いていたのが印象に残っています。
そんな彼はこの世を去っていますが、残された楽曲は、力強く生き延びています。その象徴的な出来事の一つが、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手のコメント。
彼がいつも聴いていると公言したことで、ヌジャベスの名前が、地上波の朝のワイドショーで紹介されたのを見たときは、少し誇らしい気持ちにもなりました。
この曲で、いつか勝負したい
前置きが長くなりました。
この投稿は「#私の勝負曲」に触発されたものです。Nujabes関連の楽曲には、好きな曲が多いのですが「勝負曲」という括りの中で「Child's attraction」を選んだ理由をここからお話しします。
とても素敵な、心地よいハウスミュージックです。
この曲を選んだ理由は、楽曲の素晴らしさと合わせて、ヌジャベスが敬愛するJoe Claussell(ジョー・クラウゼル)とのコラボが聴けるからです。
彼の死後、この曲のデータがジョーの手に渡り、リミックス盤がクラウドファンディングを通して発売されました。
ヌジャベスの願いを、ファンが叶えたと言っても良いのでしょうか。
ジョー・クラウゼルは、私も好きなDJの1人です。
かつては、今はなき西麻布のYellowで、彼のDJプレイを何度も楽しみましたし、N.Y.で行われていた彼のパーティー”BODY & SOUL”にも足を運んだことがあります。
この2人、ジャンルが違うので、この2人が組むというのは想像したことがありませんでした。でも私は、それぞれが大好きだったので「まさかこの2人が!?」と、ジョーがヌジャベスのリミックスをする、この2人の初共演を知っただけで興奮したものでした。
私もかつてはクラブでDJをやっていましたが、このChild's attractionが発売される前に、実質引退となっています。
また、いつかDJブースに入る夜が訪れるならば、その時はこの曲を渾身の思いでターンテーブルの上に乗せることでしょう。
この曲で勝負できる夜を、ひっそりと願っています。
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