日本人の為のラインアウトを考える#2
みなさんこんばんは
日野レッドドルフィンズの木村勇大です
いままで語られることが少なかったラインアウトについて書いています
先日クボタスピアーズの今野さんもラインアウトnoteをはじめられたようです!
【日本で唯一のラインアウト専門note】という僕の肩書きはたった2日で使えなくなりました笑
これからは【日本初の】を名乗らせてもらいます(マウンティング)
今野さんの記事はこちら
とにかく内容が丁寧です
誰が読んでもわかります!
是非!
さて今日は
日本人の為のラインアウトを考える
の第2弾です
今回お話しする要素は
動きの駆け引き
です
今回の話は大学生以下の方々に特に読んでもらいたい内容です
例えば身長170㎝の選手と200㎝の選手が真横に並んでいて
ボールの投入に合わせてよーいどんで一緒にジャンプすると、屁理屈を言わない限りは200㎝の選手が勝ちますね
ラインアウトではこの「よーいどん」をさせないことが大事です
相手のジャンプのタイミングを自分に合わさせない手段で僕が思いつくのが
①相手より先に跳ぶ
②相手を跳ばせてから跳ぶ
③振り切る
④跳ばせない
の4つです
チームによって持ってるサインの種類は様々ですが
大体上記4つのどれかに当てはまります
工夫、とても大事です!
ただL/Oが弱いチームほど①-④の工夫を凝らすことに力を入れすぎているように感じます
それ自体が悪いということではなく
①〜④の全てに共通して言えるのが
「その場でのジャンプ(以下まっすぐ)に脅威がないと効かなくなる」ということです
【まっすぐの可能性】を捨てられると
【相手を今立っている場所に留める力】が働かなくなります
ちょっとわかりにくいですね
あなたがDFだとして相手(あなたがマークしている選手)にまっすぐが無いって思ったら
あなたは相手が前か後ろ、どちらに動くか見極める事に集中できますよねっていう事です
そうなるとDFは動きに速く反応できます
L/Oはボールが投げられてから最短1秒かからず終わるプレーである為、相手の時間の0コンマ何秒を削らなければなりません
まっすぐを見せることで他の手札が強くなります
【動きの駆け引き】に関してのみであれば
まっすぐがあった上での①-④が要素になります
今回の話のまとめ
まっすぐ使おうぜ!
です
高校生、大学生の皆さん
凝った動きのサインばかりを盲目的にチョイスしてませんか?
困ったらシンプルなものをチョイスする事をお勧めします
※とは言ってもまっすぐ速く跳ぶのって
スキル必要な割に誰も教えてくれないですよね
ラインアウトの映像を見せてもらって改善点を見つける的な事を近々やりたいなと思ってます!
学生の皆さん、その時はぜひご協力ください!
ここまでを自分で読んでみると
「周りの選手に恵まれたトップリーグ所属選手がポジショントークしてるだけでしょ」って言われかねないので
平均身長10cm低くても80分間L/Oを有利に進めた話
近々します
最後までご覧いただきありがとうございました🤘
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