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「論理思考スキル」というお話。(後編)
本日も論理思考スキルに関して。後編です!
具体的には、ロジカル設計スキルについてになります。
前編は下記からご覧いただけます。
「論理思考スキル」というお話。(前編)
それではいってみましょー!!
1、サービス設計の流れ
上記の順番で分析を行いながら、サービスをリリースする。
2、3C分析・SWOT分析
▶3Cとは?
顧客・自社・競合を分析すること。
その中でも自社を知ることが最も重要である。
▶SWOT分析とは?
SWOT=強み、弱み、機会、脅威の4つを組み合わせて分析することで、自社にとっての、市場機会や事業課題を発見します。
例えば、竹花さんが浜松町エリアでやっているハイボールから揚げ店を参考にすると以下のようになります。
このように書き出していくと、自社の強みや弱み、やるべきことがわかってきます。
例えば、自分が飲食店のコンサルタントだとして、クライアントがカフェをオープンしようとしています。スタバが近くにあるので、先行きを少し不安視していますが、3C分析とSWOT分析を使って下記のようにまとめられます。
3、4P分析
▶4P分析とは?
製品、値段、流通、広告宣伝など4つの要素を分析して企業のマーケティング戦略の道筋を立てる時に使われる手法の1つになります。
先ほどのカフェの例に当てはめて考えると、下記のように考えられます。
フレームワークを使用することで、しっかりとまとめながら話すことができます。
自社・競合の4P分析を比較し、細かく改善を行えば必ず勝てる!
=TTP戦略(徹底的にパクる戦略)
どこを改善するべきか、どこをアピールするべきかが整理することができます。
4、デプス調査
▶市場分析
サービスを必要としている人の数×そのサービスに支払うお金
= 市場規模
▶ニーズ調査
多くの人に「こんなサービスがあったらどう?」とシンプルに聞くことが大事!その際、年齢層や職業などでカテゴリー分けをしましょう。
▶デプス調査
上記で一番多かった層の人たちにより詳しく聞くために直接対面でヒアリングを行うこと。必ずリラックスした環境での調査が必要です。
例えば、ZOZOTOWNで、ユーザーがカートに物を入れてからすぐに購入せず、翌月などに買う人が多かった。そのため多くのCV漏れ(取りこぼし)が発生していたが、デプス調査の結果、ツケ払いを開始することになった。
▶デプス調査の手順
①スモールトーク
(日常会話でリラックスさせる。自分のことも話し、相手を安心させる)
②ライフスタイル質問
(職業、趣味、家族構成など、平日と休日のその人の1日の行動を聞く)
③ワンアヘッド質問
(年収、家庭の経済状況、ローン残高などの折り入った質問をする)
④上記で言うと、ツケ払いに対しての意見や、なぜ必要・不要なのかをWHYを3回繰り返すような質問を繰り返します。
ほろっと口にした言葉を必ずメモに残し、自分のサービスについては最後に紹介するようにすることが重要です。
5、ペルソナ分析
デプス調査委の結果、共通点を多く持つ人物像を勝手に作り出します。
それを「ペルソナ」と言います。その人があたかも存在するかのように細かい設定をしていきます。
プレゼンでの市場規模はペルソナを逆算して説明します。
↓ ↓ ↓
例えば、30代子持ち主婦Aさん 子供を朝保育園に送った後に仕事に行っています。旦那さんは会社員で22時帰宅です。仕事を16時に終え、17時に子供を迎えに行きますが、スーパーで買い物をして晩御飯を作るのは大変です。このような主婦10人にデプス調査をしたところ8名が宅配晩御飯サービスを利用したいと言っており、このサービスには1か月の晩御飯代5万円の半分くらいなら払いたいと言っています。この街には同じような主婦が2万人ほどいます。そのためこのエリアの市場規模は2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度の市場規模が予想されます。
では、いきなり月間4億円の数字が作れるのでしょうか??
そうではありません。
6、普及曲線
サービスが市場に浸透していく際、上記のような普及曲線をたどります。
最初に広まっていくのは、イノベーター・アーリーアダプターという層です。カフェを作ったとします。普段はスタバに行く人のうち、上記16%がまずは興味を持って来店してくれます。
16%を満足させることができれば、口コミでアーリーマジョリティに広がっていきます。UBEREATSもそこまで広告は出していません。噂で広がっていったのです。
上記に記載しているように、「高級チョコとコーヒーのお店」のように口コミされるようなキャッチコピーを創ります。
はい、WEEK10はサービスローンチのためのフレームワークでした!
学びをありがとうございました!