「LAUNCH SCHEME（ローンチスキーム）」というお話。　後編

本日は、前回の続きから！！
前回の内容はこちらをご確認ください。

「LAUNCH SCHEME」というお話。　前編

前回同様、カフェをOPENするとしたら、、というシチュエーションです。

４、検討するために大事なこと

・Information break up（情報分散）
・Community（PH方式）
・Unique selling proposition

▶Information break up（情報分散）
　検討段階でなぜ情報分散が必要なのか？

　人は覚えたことを忘れていく。
　上記、エビングハウスの忘却曲線にあるよう、記憶はどんどん下がって
　いきます。➡検討期間は忘れていく期間

　例えば、バイキングに行ったとします。

　1つの料理をたくさん取りますか？？
　多ければ多いほど人は少しずつ取りますよね？
　情報も一緒です！

　だから分散認知（情報を小出しにして継続すること）が大事！

▶Community（PH方式）
　分散認知をする際にコミュニティを作ることが大事

お店に呼ぶ前にもう1個コミュニティ媒体をかませる。
1000人の法則：1000人集めれば成功する！

Youtubeやinstagramで潜在層を集め、オウンドメディアで比較検討し、
フェイスブックなどのコミュニティに集める。

▶Unique selling proposition
　自社サービスUSP（競合と被らない自社の強み）を把握して発信

　例：ドミノピザ
　ドミノピザの社長は味よりもスピードを求め、早く食べたいというお客様
　のニーズに合わせて勝負をした。

　カフェの場合

　そこから導かれる施策は下記のようなもの。

５、購買するためには

・バンドワゴン/スノップ＆ウェブレン効果
・ブランディング戦略

▶バンドワゴン/スノップ＆ウェブレン効果
　・バンドワゴン効果　（人気のあるものがほしくなる）
　・スノップ効果（希少なものが欲しくなる）
　・ヴェブレン効果（商品が高いとサービス価値も高いと感じる）

　上記の掛け合わせが購買意欲をそそる

　<バンドワゴン効果×スノップ効果>
　　例：MUP
　　20,000人が選ぶ→バンドワゴン効果（みんなが選ぶ）
　　入学規制中→スノップ効果（希少価値）

　　例：信州限定ハローキティ
　　ハローキティ→バンドワゴン効果（みんなが持っている）
　　信州限定→スノップ効果（希少価値の打ち出し）

　★★キャッチコピーのつけ方★★
　　みんなが選ぶ×特徴×希少性　

　【美容院でヘッドスパをPRする場合】
　✖：今ならキャンペーン中「絶対寝落ちするヘッドスパ」
　〇：「1000人が寝落ちした表参道店限定ヘッドスパ」

　<ヴェブレン効果×バンドワゴン効果>
　　例：綾鷹のCM
　　　権威のある人達が試した中で、一番多く選ばれたお茶！

　　ウェブレン：価値を高くする→人を限定する→買う人を少なくする

　どう行っていくか
①価格を上げる/見せ方をとにかく変える
②SNSやメディアに掲載する著名人やインスタグラマーなどの
　キャスティング
③権威性がある人が多く選ぶ事をPRする

▶ブランド戦略
　センサリーエクスプレッション＆ボイス
　会社名・商品名・ロゴ・色・形・音楽・シンボルの統一
　・ヴィトンの色は？　　　　　→茶色
　・ベンツのロゴは？　　　　　→三角
　・アフラックのキャラは？　　→アヒル
　・MUPのキャッチコピーは？　→社会人のための学校

　会社ではなく、みんなが持っている印象。
　みんなに記憶されるよう会社側が徹底する。
　毎回やることやイメージカラーを変えるとブランド訴求が弱くなる

６、共有してもらうために必要なこと

・EECDの徹底
・UGCの徹底理解

▶EECDの徹底
　全てのサービスにEECDを持ってくる！
　E：エンターテイメント　（面白さ）
　E：エクスクルーシビティ（特別感）
　C：カイタマイズセールス（カスタマイズ性）
　D：ダイナミックプライス（高い価格）
4つのうち、1つでもないとシェアされない！

▶UGCの徹底理解購
　購買決定における影響力順位
　1位：友人・家族・知人の口コミ

　UGC（user generated contents)

　自分が投稿するよりも、他人の投稿を見るよりも、知人や友達の投稿が
　一番参考にされる

　★SNS時代の消費行動プロセス【ULSSAS（ウルサス）】★

　SNSで重要な３Cの法則活用
　　Complex 自分の弱みや悩みを知っている人
　　Confidence 自分の好きや夢中を知っている人
　　Controlled 自分にコントロールされている人
　　➡spread（拡散）時に３CがないとULSSASは回らない

　10人フォロワーがいたらUGC1名
　100人フォロワーがいたらUGC10名
　1000人フォロワーがいたらUGC100名
　　➡UGCが増加すれば、結果はどんどん倍増する！

はい、以上2回に渡ってお届けしたLAUNCH SCHEME（ローンチスキーム）
これをやればお店の繁盛間違いなし！！
しっかり復習してすぐに着手していきましょう！！！