START UP STRATEGY「失敗するのが不可能」というお話。
前回までは、店舗や会社を作るまでにやることでした。
・ローンチスキーム(前編)
・ローンチスキーム(後編)
今回はお店や会社を作った後にやること!
1、Process Manual
①プロセスを書き出し
時間軸を横に引き、人材やタスクを縦軸に引く。
難しいようで結構簡単。
②プロセスを改善
可視化して、どこの業務も自動化できないかを考える!
③自動化の導入
フォーラムによくある問い合わせ内容を書き出す
LINEアプリを活用し、不明点・質問に回答できる仕組みを作る
下記のようにフローをわかりやすく作る
大手企業は大抵マニュアルがあるが、中小は作っていない会社が多い。
「あの子優秀だよね」がない会社にしないといけない!
人がいないでも回る仕組みを設計
➡人じゃなくて仕組みで稼ぐ
極論、営業はいらない!
CASH LOSEの時間をなくし、その分の時間をCASH MAKEにあてる。
CASH LOSEでどんなに頑張っても積みあがらないし会社は成長しない。
④EECD
E:エンターテイメント
E:エクスクルーシビティ
C:カスタマイズセールス
D:ダイナミックプライス
ブログやLINEアプリにも上記を記載し、人間味を出す!
2、Story Telling
・全国で一番売上を上げたマクドナルドの店員さんの時給はいくらですか?
A, ¥1,000ちょっと
・なぜ、時給は上がらないのか?
A, 目の前のお客様は別にレジが誰であろうが買うから
つまりどういうことかというと、
CASH LOSEの「作業」をしている人間に価値はない!
美容院であれ、エステであれ、商品であれ、とにかく比較される時代
商品での差別化がどんどん難しくなっている時代、
提案の差別化を行わないと生き残れない
▶提案とは??
では、美容院の提案とは??
A,そういうライフスタイルならこういったヘアスタイルはどうですか?
➡これが提案。
提案にこそ価値がある!!
良く商品の成分などを説明する美容師さんやエステティシャンがいるが、
提案は3ステップ。
①現状の共感する不(髪がすごくパサパサ乾燥する)(わかる~)
②改善できる具体的な手段(紫外線が強いから髪も紫外線ケアが必要)
③理想を手に入れられる可能性(痛まずに滑らかな指通りになる)
3、Dynamic Price
損益分岐点だけではなく、HAPPY LINE(いくら儲けたら嬉しいか)を考える。損益分岐的に1万円でコースを100人に売るのではなく、HAPPY LINE的には2万円でコースを50人に売る。
売上は同じ100万でも、利益は2万円で売った方が高くなる!
販売数が増えた時は必ず購入者を減らすために価格を上げる!
需要が上回っている時は、供給を強気にするべき!
そうすると購入者は減るが、その価格で売れる価値をつけていく。
4、Cross Cost-Cut
ライン生産の場合、1人でも能力の低い人がいれば、生産性はその人に左右される。上記で言うと、60分で作れるハンバーガーの量は30個。
人件費が3万かかるので、1個あたりの価格は1,000円ということになる。
一人が全ての工程をやることで作業効率を上げることができる!
稼働率ではなく、生産性で見ないといけない!
セル生産であれば、1人いなくなっても同じ生産性。
1人に色んなことができるマネジメントをしていかないと生産効率は上がらない! ※経営の絶対的思考
稼働時間は見てはいけない。長く働けば良いってもんじゃない。
5、Retension Flow
クレジットカードをお財布から出さないで決済されている請求書は何枚あるか? →わかる人は少ない。これがリテンション(サブスク)の強み。
CDを買う人はいない。音楽を聴くという体験を買っている。
車も一緒で所有する時代じゃない。乗るという体験を買っている。
A・Bどちらの会社を経営したいか?
不安定なAよりBのほうが安定的。
Aは過去で語っているが、Bは未来を語っている。
未来PLが見え、先行投資ができる!
満足度の改善、店舗展開、新施策のOODAのスピードが速い!
▶絶対に失敗しない恋人へのプレゼント
➡聞けばいい
✖ Table-in いきなり出す
〇 Market-in 市場が求めているものを出す
必ず喜ぶプレゼントを上げた方が効率が良い。
事業も同じ!
変化についていけるのがリテンションの強さ!
例えば、美容院では頭皮チェックの結果をLINEで共有する。
結果を常に見れるから、また行きたくなる。
例えば、エステでは1万円のチケットを購入してもらい、初回をあえて7~8千円にする。そうすると2~3千円余る。もったいないと思い、また来店する。
例えば、焼き肉店でお肉キープをする。期限は3カ月。だから3カ月以内に来店する。
他には、
・コーヒー豆のキープ
・マグボトルのキープ
・値段が下がるジム
10回以上通えば安くなる→定期的に通う→結果出る→続ける
リテンション施策の仕組みを考えるべき!!
以上、今回も非常に勉強になりました。
ではまた来週!!