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算命学に聞いてみな 第1部第8回「【前編】あなたの人生に納音が来るとき」


●ここからは「あなたの問題」です


もう40年も前になる私の体験を、長々と書きました。

他人の病気のことなどどうでもいいという方もいらっしゃることでしょう。

もはや、ずいぶん前のことでもあります。

でも、この体験があったからこそ今の私があり、後年「算命学」と出合ったとき、そこに「縁」を感じることにもなりました。

「縁」という摩訶不思議なものをなにが取り持つのか、人生は生きてみないと分かりませんね。

人生が180度急変したその年に「人生が180度変わる」ことを暗示する「納音」が出ていただなんて。

「そんなのただの偶然でしょ?」

前回も言いましたが、そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろんその可能性もあります。

ただここが、ひとつの分かれ道だと私は思っています。

ただの偶然に思える人は、「算命学」とは(少なくとも現時点では)縁がない方なのかもしれません。

そしてそれは、間違っているわけでも何でもありません。

一方、どうもただの偶然だとは思えない人。

あるいは「偶然だと思うのが21世紀を生きる常識的な人間」だと思いつつ、なぜだか気をひかれ、この世の神秘を干支で透視しようとする「算命学」の世界に抗いがたい魅力を感じる人。

さらには自分にも思いあたる節があり、「あの時の自分にも、もしかしたら『納音』が来ていたのかも……」と興味を覚える人――。

もしかしたらあなたは、私と同様「算命学」という占術と、縁が生まれているのかも知れません。

ここからは、そんなあなたの人生の話です。

次に人生が180度変わるのは――あなたかもしれません。

その時「納音」が静かに、でも確実に、あなたの背後に忍び寄っているとしたら。

偶然か、必然か。

それを知るのは、あなた自身です。

では、どうやったらそのことが分かるのか、見方をお話ししましょう。

「算命学のことはまったく分からない」

「干支とか、見ているだけで頭が痛くなる」

という人も大丈夫。

ネット上に存在する「算命学アプリ」の助けを借りて、誰でも簡単にわかるようにします。

●「算命学アプリ」で必要な情報を入手


たとえば、2025年は「乙巳」年です。

「巳」はへび。

へび年ですね。

ちなみに、私たちが使っている一般的な暦は「グレゴリオ暦」といいます。

そして、このように干支(かんし)を使う暦は「干支暦(かんしれき)」と呼ばれます。

「算命学」では自分の誕生日を「干支暦」を使い、干支に変換していろいろと見ていきます。

しかし、怖がる必要はありません。

インターネット上にあるさまざまな「算命学アプリ」を使えば、自分の誕生日を簡単に干支に変えられます。

安心して先に進んでください。

話をもとに戻します。

たとえば2025年は「乙巳」年。

2025年の自分に納音が発生しているかどうか知りたい場合は、「乙巳」と納音の関係になる干支が自分の宿命や運勢にあるか確かめればいいことになります。

ということで、実際に確認してみましょう。

①「朱学院」の「無料宿命算出」


まずは準備です。

「算命学アプリ」を使って、自分の誕生日から必要な干支情報を入手します。

ネット上にはさまざまな「算命学アプリ」が存在しています。

ですので、興味のある方は自分で検索し、ピンと来るアプリを選ぶ形でOKです。

ここでは「中国占星術学校・朱学院」の公式Webサイト上にあるページをご紹介します。

ちなみに、私と朱学院さんに直接的な営利関係はいっさいありません。

ただ私が、朱学院系の算命学徒だというだけです。

あくまでも「参考までに」ということで、ご紹介します。

・中国占星術学校・朱学院「無料宿命算出」

https://www.shugakuin.co.jp/fate_calculation

スマホでアクセスすると、こんな画面が表示されるはずです。(以下の各画像の著作権は「中国占星術学校・朱学院」にあります)


②自分の性別と生年月日を入れる


このページにアクセスしたら、まず自分の性別を選び、生年月日を決定してください。

たとえば「女性」「1985年3月15日」生まれの場合は、以下のようになります。


「性別」と「生年月日」の情報は大丈夫ですか?

ここで間違えると、つづく作業がすべて無意味になります。

慎重に入力してください。

そうしたら、「占う」ボタンをタップしましょう。


③「陰占宿命」から年干支、月干支、日干支を書き留める


そうしますと、「なんだこれは…?」といういろいろな情報が表示されます。

大きく分けると――

・陰占宿命
・人体図
・大運(年齢、大運、十大主星、十二大従星)

の3つが表示されます。

このどれもが、算命学を使って宿命や運勢を見る時にたいせつな情報になりますが、今回の作業ではこの内の「陰占宿命」と「大運」が必要になります。

まず「陰占宿命」。

「陰占宿命」には3つの干支と「●●天中殺」という情報が表示されています。

3つの干支は、あなたの生年月日を干支に変換したもの。

右から年干支(乙丑)、月干支(己卯)、日干支(癸丑)です。

また、「●●天中殺」というのは、あなたが「どの天中殺グループに属するか」を教えるもの。

「天中殺」とは、たとえば12年の間に2年ずつ回ってくる、いつもとはちょっと調子が狂いやすい要注意な時期。

「●●天中殺」の「●●」の部分が「子丑」であれば、子年、丑年が来たらちょっと注意となりますし、「●●」の部分が「申酉」ならば、申年、酉年は注意となります。

詳しいことは、このエッセイ『算命学に聞いてみな -あなたの人生が変わるとき-』でもいずれ採りあげますが、ここではそんなものがあるということだけ覚えておいてください。

いずれにしましても、この「陰占宿命」では、年干支、月干支、日干支の3つの情報が入手できればOKです。

④「年齢」と「大運」を書き留める


次に「年齢」と「大運」です。

いちばん下の枠には、

・年齢
・大運
・十大主星
・十二大従星

という4つの情報が表示されています。

しかし今回の作業に必要なのは、

・年齢
・大運

のふたつだけ。

算命学ではその人の運勢を見ていくとき、「10年単位の大きな流れ」も重視して判断します。

この10年の運勢を「大運(たいうん)」と言います。

たとえば「年齢」の数字が、この例の人のように7、17、27……と「7」を起点に変わっている人は「7歳運」と言って、7のつく年齢を基本に、新たな10年が開始する宿命です。

また、2、12、22……と「2」を起点に変わっている人は「2歳運」と言って、2のつく年齢から、常に新たな10年が始まっていきます。

――と言うことで、あなたは「何歳運」の宿命ですか?

そして、現在のあなたの年齢が含まれる「大運」の干支はなんなのか分かりますか?

たとえばこの例の人であれば、1985年生まれだとしたら、2025年は40歳になりますよね。

だとすると、現在は「37歳から始まる10年間」なわけです。

ですから、今の運勢を見る場合に必要な大運干支は「年齢=37」の「癸未」になります。

●そうしたら、いよいよ「納音探し」!


ここまで、よろしいでしょうか。

・年干支
・月干支
・日干支
・現在の大運干支(たとえば「癸未」なら「癸未」)

がメモなり画面キャプチャなりで、今目の前にありますか?

そうしたら、いよいよ「納音探し」に入りましょう!

次回は、2025年の年運干支「乙巳」と納音になる干支はなんなのかをお伝えします。

お教えするその干支がもしもあなたの年干支、月干支、日干支、現在の大運干支のどこかにあったら、2025年、あなたは「納音」です。

そしてさらに次回の記事では、1960年から2100年までの140年の間に、

・あなたの宿命
・(そのときの)大運

と納音になる干支があるのかどうか、140年分のデータも一挙公開します!

【次回予告】

第1部「人生の転機と納音の呪い」

第9回「【後編】あなたの人生に納音が来るとき」

次回、ついに明かされます。

あなたの人生に「納音」がやってくるのは、いったい「いつ」なのか?

その瞬間は、もしかしたらすでに過ぎ去っているかもしれないし――これからあなたを待ち受けているかもしれません。

「知って備える」か、「知らずに迎える」か。

その違いが、人生を左右することもあるのです。

さあ、次回はいよいよ「あなたの地図」を開きましょう。

第9回を見逃すと、あなたの納音は一生わからないかも!


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