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2023年に読んで良かった本3選+α

どうも、コテンラジオにハマっているAcompanyの近藤です。

ちょっと早いですが、年末も近づいてきたので、2023年に「意思決定や仕事の進め方に影響しているな」と感じた本を3つピックアップしてみます。
また、+αとしてコテンラジオについても簡単に紹介してみます。

AMP IT UP 最高を超える

Snowflake社の会長兼CEOのFrank Slootman氏の著書です。
彼のこれまでの来歴や経営の考え方、Snowflake社での経営について書かれています。

内容としては、ビジネスを前に進めるためには「基準を上げる、ペースを上げる、フォーカスする、チームのベクトルを合わせる、熱量を上げる」ことだと述べられています。

個人的には内容そのものよりも、言い回しや書きっぷりから感じる彼の情熱的かつ冷静な姿勢から、エネルギーをもらえる点がいいなと思います。彼と1on1で話しているような気分になります。

B2Bのソフトウェア製品を販売しているスタートアップの方には特におすすめです。

失敗の科学

失敗から学ぶ組織が強いのは理解していましたが、本当の意味で理解できていなかったなという気づきが得られた本です。

医療業界と航空業界では、失敗から学ぶ仕組みの部分で大きな差があるという指摘から始まります。
発生した失敗を隠す体質の医療業界と、発生した失敗を二度と起こさないために業界全体で失敗を共有して改善する航空業界を対照的に比較しています。

個人的には、「失敗を受け入れる文化作り・失敗から学べる具体的な仕組み作り」が重要であることと、これらが作れない要因として「人は失敗を隠す・人は誰かをスケープゴートに仕立て上げる」傾向があることを理解しました。

特に、誰かをスケープゴートにして問題を解決したことにする傾向は、よく練られた仕組みを作らないといけないなと思います。
例えば、何かのビジネス目標が達成できなかった時に、その担当者に原因を求めてしまうことは起こりがちなので、ヒトではなくコトに向かうように議論を進めることが重要だなと。
(手前味噌ですが、Acompanyには「ヒトではなく、コトに向き合うという行動指針があり、失敗の原因を人に求めてはいけないことを明文化しています。)

仮説思考

コンサル流の課題解決法の1つである、仮説を立てて最短距離で課題に解答を出す「仮説思考」という手法をわかりやすく書いた本です。

「イシューからはじめよ」と似ている部分がありつつも、もっとビジネス寄りにしたような印象です。

個人的にはこちらの内容の方が、ビジネス観点でわかりやすくまとめられているので、より実践的かなと思いました。特に課題解決のための提案をする機会がある方にはよくマッチしているかなと思います。

番外編:コテンラジオ

本ではないですが、コテンラジオもおすすめコンテンツの1つです。

歴史的な人物や国、思想など様々なカットから人類について理解を深めるきっかけを得ることができます。

個人的には、これらの配信を聞いた上で、気になった時代・国・人物・思想の書籍を読むことをおすすめします。
私は、古代ローマと古代中国、宗教編が好きで、いくつか書籍も購入しています。

自分が理系出身ということもあり、この辺はふわっとしか理解してなかったので、点と点が繋がっていく楽しさがあります。


最後に宣伝

Acompanyでは技術職・ビジネス職ともに積極採用しています!
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それではみなさん、Happy Hacking😎!!

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