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「おばあちゃんと話してくれてありがとうね」に違和感。

 おばあちゃん家に行くと、親から言われる不思議な言葉。
「おばあちゃんと話してくれてありがとうね」

 おばあちゃんの話を聞いた後や、自宅に帰った後などに言われます。

 私にとっては、これが不思議でたまりません。
 ただ私はおばあちゃんと話したくて話しているだけだというのに。

 仮におばあちゃんが認知症になっていたり、耳が極端に遠かったりしているのであればまだ分かります。
 ですが私のおばあちゃんはそういう訳ではございません。

 まだまだ趣味を楽しみながら元気に過ごしているおばあちゃんです。
 最近ちょっと若返った? と思うぐらい元気です。

 それなのに、どうして両親はこのような事を言うのでしょうか?

 今時の子供はおばあちゃん家に行きたくないと思っているのでしょうか。
 そんな事無いんですけどね。
 おばあちゃんと話すの好きですし。

 おばあちゃんは2年ぐらい前から執筆の話でも盛り上がりますし、世間話も聞いてて興味深いです。
 ただ両親目線からすると、とてもつまらないように思うのでしょうか。

 普段おばあちゃんは話し相手がいないのか、私達が帰るとず~っと喋っています。
 話し下手な私からすると、それだけ喋れる事に尊敬します。
 ですが、両親からすれば話を聞くだけはイヤなのでしょうか。

 私は話を聞くの好きなんですけどね。
 お年を召した方の話を聞く機会は、他にありませんし。

 私は自分から「おばあちゃん家にはいつ行くの?」と言うぐらいには、いつも楽しみにしています。
 それなのに、「おばあちゃんと話してくれてありがとうね」と言われてしまうのは何故でしょうか?

 今年の夏もおばあちゃん家に帰ります。
 今回もまた同じような帰省に、なるのでしょうか。

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