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今年の旧正月(春節)は1月29日!!
今年の旧正月(春節・中国正月)が、1月下旬と迫ってきました。一般的に1月28日から2月4日までが休暇だそうですが、前倒しして1月25日ごろからお休みされることが多いようです。
旧正月(春節・中国正月)とは
日本にもゴールデンウィークやお盆があるように中華圏にも大型連休があります。中でも旧正月は年の中で最も人が動く時期と言われており、日本にもたくさんの観光客が訪れる予定です。2024年は全世界で累計90億人が移動したとのことで、日本向けのチャーター便はこの期間で中国国内から600便も増便されたそうです。
この大型連休はわれわれの想像を絶するくらいスケールが違い、週末など国内旅行と重なる時期はオーバーツーリズムも懸念されますが、訪日インバウンドの取り込みを行う市内事業者様にとっては最大の書き入れ時かもしれません。
観光庁策定「未来のための旅のエチケット」と「観光ピクトグラム」
こういった時期は、文化やマナーの違いからトラブルも多くなりますが、受入れ側も観光客の皆様も気持ちよく交流いただけるよう観光庁が国内および海外からの観光客受け入れのための「未来のための旅のエチケット」と「観光ピクトグラム」を策定していますので、是非活用いただければと思います。
春節中の台湾からの観光ツアー
竹原DMOでは、市の訪日インバウンドターゲット国として、台湾、香港、タイからの集客に取り組んでいますが、台北で現地旅行会社に積極的に営業を行い、ツアー企画と造成を進めています。台湾最大手の旅行会社であるLION TRAVELが、竹原市の観光地を訪れるツアーをこの旧正月中に設定いただいておりますので、ご紹介します。
1月24日と31日で台北発の2つのツアーが催行確定していまして、4日目(27日または2月3日)に竹原市の町並み保存地区に訪問いただきます。いずれも30名くらいを予定されているようです。
訪問日は月曜日とはなりますが、美しい町並みなどを堪能いただき、心に残る旅先の一つになっていただければと願っております。
繁体字の竹原観光向けFacebook
竹原DMOでは繁体字でのFacebookアカウントも運営しておりまして、多くの事業者様からの情報を発信しております。訪日インバウンドの取り組みで、香港や台湾からのお客様を受け入れたい、情報を発信したい事業者様がいらっしゃいましたら、お気軽に竹原DMOまでご相談ください。
週2回のペースで投稿を行っており、フォロワー数も8000を超えまして、投稿によってはいいねが500以上、エンゲージメント率も20%を超えることもあります。繁体字地域向けの限定とはなりますが、発信力はかなり高くなっておりますので、活用いただけると幸いです。
直近でのこれからの各国の大型連休
旧正月の流れは2月中旬まで続くと思いますが、もう一つの世界的な大型連休であるイスラム教徒の断食明け休暇(レバラン休暇)が3月末ごろから始まります。東南アジアでは特に2億人の人口を誇るインドネシア、マレーシア、シンガポールなどが一斉に休暇に入り、旧正月の中華圏に負けず劣らず多くの観光客が来日されます。また、文化の異なる海外からの訪問客の受入れも課題とはなりますが、各国と地域の大型連休の流れを知っておくことで、対策を立てやすくなりますので、こちらの大型連休も是非注目いただければと思います。受入環境の対策や整備は、観光庁の補助事業でも重要項目となっておりますので、こちらでご紹介できればと思います。それでは、引き続き、どうぞ、よろしくお願いします。