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現在地がわからない 2024/7/6〜7/12

7月6日(土)

最後まで読み進められる小説と、途中で挫折してしまう小説の違いってなんなんだろう。文体? 内容? もちろん合う合わないはあるけど。

最初は流れがゆっくりでも、途中からスイスイ進むようになるものもあるし。いちばん最初にわたしに小説を教えてくれた先生は、流れを河川に例えていた。

でも、読みやすさが必ずしもよいとは限らないんだよな。重々しい話なのにずんずん進まれてもね、というところもある(主に自分に対してですよ)。

ご飯食べるとさ、自分を構成する細胞の組成がぐんぐん変化して、ちょっぴり違う人間になったように感じませんか。しませんか……。

「彼女は頭が悪いから(姫野カオルコ)」を読んだ。うわあ。いいと思います。作品が進むにつれ文章に磨きがかかっていく印象をうけた。

7月7日(日)

たくさん夢見たな……。老猫くらいたっぷり寝た。

どこにも行けん青看板

言い訳したくないし、言い訳しなきゃいけないような行動をしたくないよな。

7月8日(月)

恐山氏がnoteに書いてたので、キューピーコーワヒーリング錠を買って飲んでみた。まだ初日だからわかんないけど、寝つきも寝起きもかなりよい気がする。

うわーん! すべてを後回しにしてしまうよ! 元気有り余ってるのに風邪でも引いてんのかっていう作業ペースだよ! 明日からゼッタイ切り替えるぞ、明日の自分ががんばれ! 今日はもう終わりなんで! 店じまいです!

7月9日(火)

「逆ソクラテス(伊坂幸太郎)」を読み始めた。伊坂さんの作品初読かも?

この本は図書館でかなり前から予約してて、たまたまいま手元にあるわけなんだけど、「彼女は頭が悪いから」の次の年に柴田錬三郎賞を受賞した作品だ。偶然。

大切なもので両手がふさがっている。そもそもキャパシティが広くないから、多くの人に気を遣ったり親切にしたりできない。少ない容量だから、大事に使いたい。

7月10日(水)

季節の変わり目ほんとに苦手だよ〜〜

重い鉛玉が下腹に落ちて、肉の中にどんどん沈んでいくような鈍い苦しさがある。

7月11日(木)

考えてる人の言葉ってどうしてこう沁みるんだろ。同じ波長(じゃなくて、位相っていうんでしたっけ)の中にいるのかな。

ずっと暗い森の中を走っていて、あるいは真っ白な道を走っていて、現在地がわからないような感覚でいる。

ときたま灯りを持って、あるいは食べ物飲み物を持って立ってくれてる人はいるんだけど、走ってるのは自分ひとり。

自分がいまどこを走っているのか、同じように走り続けてる人は果たしているのか、そもそもどこかに辿り着けるのか?

その道を自分自身で選んだんだから、当然なんだけど。そうだなあ。不安とか、孤独ぐらい、耐えられないとな。

明日になったらまたがんばれるよ。時間は万能ですからね。(時万能説、中学生ぐらいからずっと唱えてます)

7月12日(金)

集団競技経験者の8割が言われたこと「仲良しごっこじゃねえんだぞ」
なににでも反抗したい年頃の私「は、仲良しだし」

大成した人物のルーツという意味で、家族とか生まれを多くの人が知りたがるけど、たぶんそういう人にはスイッチが入った瞬間というか、初期衝動のインパクトがあったはずで、そっちがより気になるなと思う。

花火の音で外に出たら、弾けるように子どもたちが出てきたのがなんかよかった。

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