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未来が不安な時に見つけるべき"あなたのだけの価値"とやるべきこと5案


起業したり、何かを始めようと考えている人にはぜひ読んでもらいたい内容です。



僕が建築家、デザイナーとして独立した時、独立して3年間は必死に請負仕事をこなし、20代中盤にしてはそこそこの仕事を受けていました。某銀行の店舗設計の半分まではいきませんが、関わっているはずです。

でも独立して3年目、忘れもしない暑い夏の日、僕はあることを考えていました。

「このまま年齢を重ねても、僕はこの消費社会の中で生きていけるだろうか」

すぐに僕はある計算を始めました。それは僕がもらえるであろう年金受給額でした。参考に以下の記事を読んでみてください。

この記事を読んでくださった方の中に「自分には関係ない」と思える人は、今年金をもらっている人のような高齢者だけだと思います。僕のようなまだ年齢的には若いとされる人たちや僕よりも若い人たち、そして僕の子どもたちの世代は、この現実から目を背けてはいけないと考えてきました。

では僕たちにできることが何か。それは貯金でもなければ、今の雇用のあり方のまま仕事をたくさんして儲けることではありません。それは

何世代にも渡って伝えていける可能性のある価値を創造すること

だと考えました。


この考えだけを人に伝えるといつも言われるのが「具体的には?」「何から始めたら良いのか分からない」という不安の声です。では僕が具体的にどう行動したのか、今何をやっているのかをご説明させていただきます。


1.選ばれる価値を創造する

選ばれる、とは仕事をもらえるという意味でもあり、あなた(このチーム)だから一緒に仕事をしたい、商品が欲しいと思ってもらうことを意味します。さらにそれが請負としての"便利性"ではなく、価値を生み出してくれる、価値を投資的に考えてもらうえるような形です。

具体的にはまさに"ブランド価値"です。例えばシャネルやルイビトンなどは自社で製品やサービスを作り、消費者から選ばれています。ほとんど請負的な仕事はしていないと思います。

どんな人やチームにもその形が求められる世界がやってくるはずです。テクノロジー時代、少子高齢化、グローバル化・・・世界は今大きく変わろうとしています。


2.一人ではなく、農耕民族的チームの形成

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