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人間は人工知能をどこまで創造すれば良いのか。
雨を降らす
川の水を流れをデザインする
太陽光を照らす
こんな職業はありません。
でも関係性は遠くても人間には絶対に必要なものです。
僕も皆さんもそうだと思いますが、人工知能が何をどこまで創造するか分かっている人間はいないと考えています。
でも人間は人工知能に期待し、恐怖しています。
約12年前、建築学科で学んでいた僕は「人工知能」という言葉に出会いました。その衝撃はその当時行われていたすべての授業内容が頭に全く入ってこないほどでした。
人間の存在価値
職能の激変
超合理化の世界へ
超個人主義の世界へ
逃げ場(居場所)の創造
いろいろなことが頭を駆け巡り、大学院時代は人工知能がより発展した想像の世界に自分を置いて、1日4時間睡眠で考え、物を作り、場を創造していました。
先日、あるインタビュー中にこんな質問を受けました。
「将来的、テクノロジーが進化しきるとどうなりますか」
僕はその時
「雨を降らすとか川の水を流れをデザインするとか太陽光を照らすみたいな仕事は存在しないけれど、でも人工知能はそのような絶対に必要な物・事・場、時には人(生命体)までを創造し、それを人間に提供することを可能にする」
と答えました。
人はどこまで人工知能に頼りたくて、どこまで代替されると困るのか、そろそろ議論になっても良い頃かなと思います。
それは人によって違うということはよく分かりますが「人工知能が何をどこまで創造するか」ではなく「人はどこまで人工知能を必要としているか」という議論です。
僕はテクノロジーではなくアナログで人工知能との共存を考えてきました。
僕が1番恐れていることは、大量生産大量消費や兵器開発のように必要以上に求めていないものまで創造してしまうことです。
ロシアとアメリカだけで核爆弾は14000発弱保有しているそうですね。
人工知能の制御と兵器の生産は全く違う議論なのかもしれませんが、人工知能に関しては、1人1人が「具体的に」こんなことができれば助かるなぁという考えを持っておくことが大切だと思います。その考えを人工知能が越える瞬間が、人工知能に対して期待から恐怖に変わる瞬間なのかもしれません。
人工知能の無駄使いはせず(ディープラーニングのこともありますが)、良い共存方法を見つける時期かなと思います。
早期発見は自分自身を救うことになると思います。
竹鼻良文/TAKEHANAKE代表
TAKEHANAKE design studio HP
TAKEHANAKE BRAND
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