目に見えないクライアントを想定しない仕事術
吉玉サキさんがこんなツイートをされているのを目にして、僕は何かを始めた時に同じ状態になるなぁ勝手に共感していました。
noteを書き始めた時もそうですし、20代半ばでフリーランスになった時もそうでしたが、例えば
noteで毎日投稿をやめたらPV数が減る?
とか
この仕事をやりきったら別の案件が来るかもしれない
みたいな目に見えない、会ったこともない、これから会うこともないかもしれないクライアントを意識してしまって自分を苦しめる日々がありました。
でもほとんどの場合、想定していたことは起こりません(苦笑)
中には全て想定した通りに世界が動く人もいるかもしれませんが、少なくとも僕は無理。
人は無意識に「目標」を設定してしまう生き物だと考えています。というかそういう生き物になるような社会システムなのかもしれません。例えば、受験勉強や就職活動などによって。
例えばnoteは「続けること」を勧めています。僕も約7ヶ月継続して記事を書いてきました。
でもただ単に「続けられる」だけの人は皆無だと思います。
20000のフォロワーがいる人が「毎日投稿してきた」と情報発信すれば、それを目標にする人もいると思いますし、「毎日見ています」とかツイッターでのTLが増えれば「書かなければ」と思うようにもなってしまいがちです。
そして自分に言い聞かせるのです。
「楽しもう」
そして目標にする未来に無意識のうちに強迫観念を持つ、のかもしれません。
そんな僕を救ってくれた言葉があります。
収納している食器を洗うような人生を送らない
これは母親が僕にくれた言葉です。
簡単に説明すると、物事は起こってから考えろ、ということです。「もしかすると誰か家に来るかもしれない」という強迫観念を持って生活をしていると苦しいですよね。
まずは楽しんで、そして物事が起こってから考える。
これが一番かなと思っています。
ただもっと未来に対しては食器を洗いまくっています(笑)
竹鼻良文/TAKEHANAKE代表
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