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SNSをやっている親の子どもが将来持つリスクについて考えてみる


僕には2人の子どもがいることはnoteやツイッターなどSNSで公表してきました。

よくYouTubeでも子どもをコンテンツにした動画が流れていて、最近ではキッズラインという子ども系動画を投稿しているチャンネルがHIKAKINさんのチャンネル登録者数を超えたと話題になりました。


SNSに子どもの写真や話題を掲載すると危険という話は昔からありますが、僕自身も自分の子どもに及ぶ可能性について考えてみることにしました。


今ではなく未来を想定する


今、言われてる危険に関しての情報を知り、対応を考えることは比較的誰でもできることだと思います。

ネットで「子ども SNS 写真 危険」など検索すると山のような情報が出てくると思います。

しかし、未来の自分の子どもに及ぶ危険に関して想定することは困難だと思います。そこで、1つの可能性ではありますが、僕がもっとも危惧する子どもの未来の危険について考察します。


ホットリーディングしやすい子どもたち


皆さんはホットリーディングという言葉をご存知でしょうか。Wikipediaを貼っておきます。

Wikiには占い、カウンセリングに際して、事前に得た情報を利用すること。なぜ占い師が、様々な事実を言い当てることができるかということを説明するために、こうした技法が紹介されることがある。

と書かれています。

多分詐欺などでも使われる手口だとは思いますが、まるで「あなたのことならなんでも分かりますよ」と思わせ、自分の言いなりや信用を得るために使えることは簡単に想像できます。


ではなぜSNS投稿がこのホットリーディングの危険に繋がるのでしょうか。


例えば、お子様がいて「うちの子どもは鼻の病気にかかりやすくて耳鼻科通いで大変!」とか「うちの子どもは本当にチョコレートが大好き」とかさらには親である自分の情報をたくさん投稿している方は多いと思います。

もし、自分の子どもが成人して、ホットリーディングを使う占い師や詐欺師に出会ったら、まず言われるのは

「あなたは小さい頃、鼻の病気によくかかっていませんでしたか?」

ではないでしょうか。そして親の情報を入手することも簡単だと思います。


「あなたの父親はデザインの仕事で賞を取りましたね」

「弟さんがいますね」


なんでも言えてしまうわけです。


今、もし僕たちがそんな詐欺師に出会っても「それはnoteに書いた」とか「ツイッターでつぶやいた情報だなぁ」と分かりますが、子どもたちは親が発信してしまった情報を知ることは不可能に近いと思います。

でも、自分の子どもが特定されて、しかも親の情報を得るなんて難しいと思われる方もいるかと思います。確かに偶然占い師に出会えばそんなリスクは低いとは思いますが、詐欺師に狙われたり、顔認証や未来のテクノロジーが持つ能力は計り知れません。


少し怖い話を書いてしまいましたが、でも起こりうる危険だと思っています。

じゃあ今からSNSをやめるというのが難しい人も多いと思います。だから親が我が子の未来のリスクを考え抜いた上で、子どもにその対処法や考え方を伝えておく必要があると考えています。

例えば...

「お父さんのことを知っている人はたくさんいるからね」


これも1つの対処法だと思います(笑)


今日もまた新しいリスクがどんどん増えている、予感がしています。


父 竹鼻良文

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竹鼻良文 /合同会社クレイジータンク
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