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明日の世界を手に入れる

このマガジンではスペキュラティブデザイン(問題提起をするデザイン)を中心としたこれから起こりうる未来予測に関する内容を中心とした記事集です。自己投資や自助努力が求めらる時代に、何…
このマガジンでは私竹鼻良文が10年以上かけて積み上げてきた経験と知見を駆使し、未来予測や独自コンテ…
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#デザイン

既視感のあるデザインが死ぬ理由

残り3記事となった定期購読マガジン...。 実は何度も書いては消し、書いては消しを繰り返し、もうすでに今の時点で8月もあと10日を切ってしまいました...。 自分が普段どれだけ好きに記事を書いてこなかったか、読んでくださる方々の気持ちを汲みながら書いてきたのかがよく分かりました。ただ、それが悪いことではなく、「読まれる」というのは価値であって、本当に感謝するべきことだったとも感じています。そして、読んでくださることがわかるからこそ、ここまで書き続けられてきました。 でも

東急ハンズを、世界で勝負するデザイナー・竹鼻良文と歩いてみたら

前回記事「ハンズと手を組み続けて18年。誰でも世界のデザインに挑戦できるお話」にて、ハンズ玄人の竹鼻さんが、世界で勝負をするデザインやものづくりにおいて東急ハンズという場所がいかにすばらしいのか、みなさまに伝わったとは思いますが・・・ 定期購読を読んでいただいている方のなかには、「自分はデザイナーでもないし、ものづくりなんてやれないだろう」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。わたしもまさにそうでした。しかし、クレイジータンクの活動を通じて、竹鼻さんから以下のような話を聞

デザインとアートにできる経済への手助け-小さなマインドセット-

「陶芸の世界を一気に衰退させた出来事がある!!」 そう熱く語ったのは、今やお皿一枚買うのに半年待ちの超人気陶芸家だ。彼は、という言い方をするのは恐縮してしまうほど、若かりし頃の自分を支えてくれた僕にとって偉大すぎる方でもある。 彼は陶芸の世界を心から愛している。人生すべてを陶芸に捧げてきたと言っても過言ではないだろう。そんな彼が言う陶芸を衰退させた出来事、それは 割れない陶器の開発•販売の開始 だった。 今話題の信楽焼。僕が個人事業主として独立した25歳から関わり

夢はタクシーの中に置いてきた

「おら!!お前髭剃ってこい!!」 僕はこの日、この仕事やこの分野の未来を見失った。

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市場を探すのではなく採掘するというマインド

仕事における既存市場のことを海、オーシャンとして表現されることがよくあります。例えばレッドオーシャン。 競争の激しい既存市場「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」 さらにはブルーオシャン。 競争相手のいない未開拓の市場 しかし私が常に大切にし、意識しているのはデッドオーシャンと石油採掘(石油プラットフォーム)いう考え方です。 デッドオーシャン

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