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明日の世界を手に入れる

このマガジンではスペキュラティブデザイン(問題提起をするデザイン)を中心としたこれから起こりうる未来予測に関する内容を中心とした記事集です。自己投資や自助努力が求めらる時代に、何…
このマガジンでは私竹鼻良文が10年以上かけて積み上げてきた経験と知見を駆使し、未来予測や独自コンテ…
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#ビジネス

テクノロジー時代だからこそ、"人的要因"を大切にせよ

テクノロジーの発展やAIなどの話題が日本に浸透し始めてから5年くらいは経つでしょうか。アメリカを中心に1996年あたりから人工知能の台頭が予見されてからもうすでに24年が経過しようとしています。今もなお、ディープラーニング(人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつ)が関わるテクノロジーのニュースに驚かさることが多々あります。 僕自身テクノロジーに出会ったのが今から14年前。大学院1年生の春でした。 当時の日本教育への疑問からテクノロジーへの興

"本当に"優しい世界と分かり合うディレクション-ブランドは人と人との約束-

僕が関わるクレイジータンクには、ディレクションという事業があります。 ディレクション ディレクション 英語の綴りは「direction」。 方角、方向、指示、指揮、命令、といった意味。 カタカナ語としては、「ディレクター(director)」というカタカナ語の意味合いから類比的に意味を押し広げて、「製作指導」「進行管理」といった意味などでも使われる。 例えば、コーヒーブランドのひびのひびさんもクレイジータンクのディレクション事業からスタートしました。0からスタートしたこ

夢なんかなくても良い。あなたらしい一歩を踏み出そう。

「コーヒーを仕入れてカフェなどに卸す(販売する)仕事をしてます」 そう教えてくれたのは、僕が関わっているクレイジータンクと一緒にオリジナルコーヒーを開発し販売をしている"ひびのひびブランド"のオーナー日比野泰之さん。僕との出会いは約4年前の保育園のパパ友でした。 出会ってすぐに仲良くなった僕と日比野さんは僕の家にご家族で集まって飲んだり、居酒屋に行ったり、1年も経たないうちに本音を言い合うような仲になっていました。 本音。 僕が日比野さんに常に伝えていたことは、これか

個人の力を目指すことに依存してきた日本人が、本気で「チーム」を目指すには

過去にもこんな記事を書いているので気になる方は読んでみてください。 "遊びの時間"で話される内容に決まりはありません。ただふざけ合うこともあれば、好きな食べ物やオススメのスーパーマーケット商品、子どものこと、時にはお酒を飲みながら話をします。長い時には4〜5時間続いたこともあります(笑) ビジネスの世界ではありえないことかもしれません。もしかしたらスタートアップやベンチャー企業ではあるのかもしれませんが。 ではなぜ、クレイジータンクが“遊びの時間”を大切にしているか?

“個人”の時代は終焉を迎える。次のフェーズで必要になるのはーー?

最近ちょっと気になっていることがあります。 それは、【ここ10年でSNSが発展し、“個人”で活躍できるという時代になり、企業が“個人”の力を消費する、というサイクルが生まれた・・・さて、次にフェーズはどんなビジネスが価値を持つのか】、という問いです。 その答えを端的にツイッター(#クレタンクリエティブ経営思考)に掲載しました。 しかし、このツイートだけだと意味が分からない、分かるけれど何をどうすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。本記事で、少し詳し