【MTG】パイオニアで稲妻を撃つ方法

やあみんな、武えのきだ。

突然だが、パイオニアで稲妻を撃たれたことがあるだろうか？　撃たれるはずが無いと思った人、その通りだ。パイオニアのカードプールに稲妻は存在しないから撃たれるはずはないんだ。

でも、稲妻と同等、つまり赤1マナのマナコストで任意の対象に3点火力を飛ばす方法は存在している。僕は実際この間エクスプローラー（MTGアリーナに存在するパイオニアとカードプールが重なるフォーマット。パイオニアと較べて実装されていないカードが存在するので区別されている）で撃たれたよ。

もったいぶらずに紹介しよう。パイオニアで稲妻を撃つ方法、それは癇しゃくだ！

起こっていることが癇しゃくで済ませていいレベルじゃない

このスペルは赤2マナ・無色1マナの計3マナで唱えられ、任意の対象に3点ダメージを飛ばすことが出来る。

ここまで読むと、なんだ稲妻どころか稲妻の一撃より弱いじゃないかと思う所だね。ただもう少し待ってほしい。このカードのテキストで重要なのは次の一文「マッドネス（赤）」だ。

マッドネスを持つカードは捨てられる際に、墓地に置く代わりに追放される。そしてプレイヤーはその追放されたカードを正規のマナコストではなく、マッドネスコスト（この場合赤1マナ）で唱えても良いんだ。

つまり、このカードを捨てる際にマッドネスコストで唱えれば、稲妻と同等のスペルになるわけだね。僕はこのカードを鏡割りの寓話、第2章のルーティングで捨てられるタイミングで唱えられた。

親の顔より見たカード。強すぎる

ルーティングで捨てる時に唱えられているので、実質手札消費無しで唱えられることを考えると、場合によっては稲妻の上位互換と言えるかもしれないね。

コモンだからパウパーでも使用実績があるようだし、2016年発売の『イニストラードを覆う影』に収録されているから、当時からマジックをプレイしている人ならご存じかもしれない。

ただ、僕は新参者だから知らなかったし、撃たれたとき「なるほど面白いな」と思ったから紹介させてもらったよ。もし僕と同じように面白がってくれる人が居れば幸せだね。

それじゃあ、また。

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