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【MTG】【ドラフト】戦慄予示するなら「至る所に脅威」を!【ダスクモーンドラフト体験記2】

序文

やあみんな、武えのきだ。

僕は最近、一日に数回のペースでダスクモーンのドラフトを遊んでいる。ファウンデーション発売まであんまり時間が無いからね。今のうちにダスクモーンのドラフトを心行くまで楽しんでおきたいんだ。こんな楽しいドラフトが一月半しか遊べないのはもったいないね。

何度かドラフトを回してみた結果、一番強い色は白だと感じている。天上の鎧や幽霊による庇護といったオーラはエンチャント破壊が出来なければそれだけでゲームが決まりかねないほどの優秀なカードだし、白のクリーチャーの質も全体的に良い。しかもコモンにリアニメイトカードまであると来ている。ドラフトでは白が強いことが多いけど、今回もやっぱり強そうだ。

ただ、僕が色々試してみた結果、プレイして楽しいのは緑メインで戦慄予示を軸にしたデッキだと思った。戦慄予示を軸にするデッキはとにかく選択肢が多い。そこが楽しい。どうしても立ち上がりが遅くなるし、戦慄予示のめくれに大きく左右される不安定さもあるから、おそらく弱めのアーキテクチャではあると思うけどね。その分カードが集まりやすいというのはあるかもしれない。

それでは今日はドラフトで戦慄予示デッキを組むに当たって、重要だと僕が感じたカードをいくつかピックアップしてレビューしてみようと思う。

目次


アンコモン

至る所に脅威(重要度★★★★★)

目が緑色に発光してるこの人はどう見ても脅威側

重要度★★★★★

戦慄予示を軸にしてデッキを作る際は必須級のカードだと思ったよ。

このカードは裏向きのパーマネントが出た時にライブラリから基本土地カードを1枚探して戦場に出す誘発型能力を持つ。さらに戦場に出た時に戦慄予示してくれるから、実質4マナ2/2のクリーチャーにマナ加速がついているようなものだ。その時点で強いよね。

やってみて良く分かったんだけど、戦慄予示を軸にしたデッキはどうしてもマナが欲しくなる。戦慄予示して出したカードは、いつか裏返す必要があるからね。その点で、このカードは戦慄予示すると継続的にマナ加速してくれるから、この上なくメカニズムに噛み合っている。しかも、この誘発能力は何故か1ターン1回の制限がついてないから、うまく回ればデッキの土地を全部引ききるくらいのマナ加速ができるんだ。戦慄予示にこだわらなくても、タッチしたボムレアが出しやすくなるだけで嬉しいね。

戦慄予示デッキを作るなら見かけたらピックしておきたいね。それくらいこのアーキテクチャの最重要カードだと、現時点では考えているよ。

成長する戦慄(重要度★★)

うしろうしろー!

重要度★★

このカードは至る所に脅威ほどアーキテクチャを支える必須カードではないけど、あれば嬉しいくらいのカードだね。

俊足で戦慄予示してくれるから、カウンターを構えながらアクション出来るのがまず嬉しい。パーマネントを表向きにできるのってゲームの後半だから、+1/+1カウンターを乗せる効果はおまけくらいに思っていた方が良いかな。

戦慄予示デッキを強化してくれるカードではあるけど、無ければ成立しないほどでは無いから重要度は星2つとさせてもらったよ。

不注意な読書家(重要度★★★)

読書要素が見当たらないけど……?

重要度★★★

終了ステップ時に先引きのルーティングができるのはそれだけで強いと思う。盤面を捲る手段が限られているドラフトにおいてはマナフラッドやマナスクリューは致命的だからね。

一方で、カードを表向きにするのはとにかくマナがかかるから、あんまり勘定に入れないほうが良いかな。土地がしっかり並んで毎ターンカードを表向きにできるようになれば勝利は目の前だから、その状況をゴールにはしていきたいけどね。

ひと皮剥けば(重要度★★★)

ヒィィ……!

重要度★★★

3マナで2/2を出しつつ墓地にあるカードを回収できるのはコスト面で優秀だね。無条件で2枚分以上の働きをするカードは強いと僕は常々思っているんだけど、その意味でこのカードもアーキテクチャ関係なく強いと思う。

ご存じの通り、戦慄予示した際には2枚カードをめくるわけだけど、その際に「どっちも欲しい!」ってことがたまにあるんだよね。フィニッシャー候補とキーカードが両方めくれた場合だね。そんなとき、どうしても片方が墓地に落ちてしまうんだけど、このカードはそんな重要カードを回収してくれる。そこが戦慄予示というメカニズムに合っていると思ったよ。

これも早めに取っておいた方が良いカードだと思っているので、重要度は星3つとしてみたよ。

呪われたウインドブレーカー(重要度★★)

ウインドブレーカーを選ぶのがなんかアメリカっぽい

重要度★★

強いカードではあるし流れてきたらもちろん取るんだけど、アーキテクチャを支えるカードではないかなと思ったよ。上振れがある3マナ飛行2/2として取るのが良いかな。

超常現象分析家(重要度★★★★)

カードとして有能だから余計イケメンに見える
あと地味に探偵なんだね

重要度★★★★

スタッツとしては弱くてコンバットでは役に立たないんだけど、戦慄予示デッキで採用したときのアドの取り方が半端じゃないね。戦慄予示する度に1ドローするって書いてあるからね。

このカードが残ればあっという間に優勢になると思う。ただ、2ターン目に出さなくても良いカードだとは思うね。出したところで役に立たないしね。4ターン目に超常現象分析家+戦慄予示(カードの方)と動いて1アド取るような動きがベストかな。

それにしてもこのカードのイラストなんか妙にイケメンだよね。

肝冷やしの手(重要度★★★)

肝が冷えただけで済んだならなにより

重要度★★★

最初は弱いカードだと思っていたんだけど、改めて見ると戦慄予示デッキの動きに良く合っているね。そもそも3マナ2/2にバウンスが付いていると考えると大クラゲ相当だから、その時点でドラフトでは強いよね。

戦慄予示デッキは立ち上がりの遅いデッキだから、どこかでテンポを取り戻す必要がある。その意味でこのカードはデッキにマッチしていると思う。青緑は除去が弱くなる色の組み合わせでもあるから、このカードは戦慄予示デッキをやるなら、見かけたら取るくらいのカードだと評価しているよ。

コモン

朽ちゆくジム/ウェイトルーム(重要度★★★)

穏やかな光が差し込む廃墟と思いきやあちこちに怪異が潜んでいる
君はいくつ見つけられたかな?

重要度★★★

このカードはコモンだけど戦慄予示デッキには重要なカードだと感じた。

先に書いたように戦慄予示デッキは多くマナを必要とするから、朽ちゆくジムでマナを伸ばせるのがまず大きいと考えているよ。ウェイトルームの効果はマナコストの割には弱めなんだけど、全体除去とかをくらってマナフラッドしたときにクリーチャーを出せるのは嬉しいから、いざという時のために解放せずに残しておきたいね。

謎めいた捜査員(重要度★★★)

弱気なフレーバーテキストとは裏腹にどんどん大きくなっていく戦慄予示のエース
エルフが居る世界観なんだね

重要度★★★

素のスタッツはまあ標準的からやや弱めだけど、戦慄予示やパーマネントを表向きにするたびに大きくなるクリーチャーだね。ある程度デッキを戦慄予示に寄せていると想像以上にぐんぐん大きくなるよ。僕は昨日10/9まで育てた。

戦慄予示とシナジーがあるクリーチャーでサイズが大きくなるのはこれだけだから、デッキに2枚くらい入れておきたいと思うカードだね。中盤まで盤面が弱くなりがちな戦慄予示デッキでは重要なカードだと判断して星3つとさせてもらったよ。

戦慄予示(重要度★★)

シンプル・イズ・ベストなネーミング

重要度★★

そのまんまなカード名だね。シナジーが無い中で使ったら弱いカードだから、至る所に脅威なんかの戦慄予示した際にボーナスがあるカードが取れている時に狙っていきたいね。と言っても、ほっとけば流れてくるくらいのカードだと評価しているよ。

最後に

他にも戦慄予示にまつわるカードはあるんだけど、意識しておきたいのはこの辺かなと思う。

まだまだ環境が始まったばかりだから色々と間違ったことも書いているだろうから、現環境が終わるころにもう一度読み直して自分の眼識を評価してみるのも面白いかな。

それじゃあ、また。

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