MTGアリーナBO1、残響の力線を禁止。理不尽なゲーム体験を問題視か。
やあみんな、武えのきだ。
2024年10月22日、MTGアリーナのBO1で《残響の力線》の禁止が発表された。《残響の力線》はBO1でのプレイの楽しさを損なっている、というのが禁止の理由のようだ。(元記事URL:https://magic.wizards.com/en/news/announcements/mtg-arena-banned-and-restricted-announcement-october-22-2024)
まあ、しょうがないよな、と思う。僕はBO1はプレイしていないんだけど、《残響の力線》デッキが大暴れしているだろうなというのは容易に想像がつく。相手がわからないから、《残響の力線》デッキ用にマリガンすることはできないしね。
実際、自分で《残響の力線》デッキで相手のタップアウト時にワンショットキルしたときは、勝ったにも関わらず「このゲームくだらね~」と思ったしね。BO1でこのデッキに頻繁に遭遇したらもう遊ぶ気無くすと思うよ。
BO3でも禁止しろという意見がちらほら見られるけど、僕はそれはまだ様子を見た方が良いんじゃないかなと思う。確かに、《残響の力線》は回った時には恐ろしいスピードで勝負を決めてくるけど、対策が無いわけじゃない。例えば《洪水の大口へ》だ。このバウンススペルは相手に1/1トークンを渡すことを代償にパーマネントを戻すことができる。《残響の力線》デッキは土地を切り詰めているから、そのゲーム中にもう一度出し直すことは難しいだろう。ゴルガリ・ミッドレンジみたいな除去を多く採っているデッキはメインから有利だしね。
なにより、高速アグロを弱体化しすぎると今度はランプデッキを倒すデッキが無くなってしまうんじゃないかという懸念があるんだ。最近は《豆の木をのぼれ》を置いたうえで、《魂の洞窟》で打ち消し不可能にした大主サイクルを連打するデッキが存在感を増している。ミッドレンジのスピードではこのランプデッキに対抗できないし、《魂の洞窟》の影響で打ち消しを構えるのもリスクがあるから、青いデッキなら勝てるとも言えない。
とはいえ、プレイヤーがゲームしていて楽しい環境が一番だからね。プレイヤーの過半数が《残響の力線》が楽しくないカードだと感じているなら、BO3での禁止もやむを得ないかもしれない。今後の展開を注視したいところだ。
それじゃあ、また。
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