セミリタイア人生を充実させたい人向けの話です。その11
皆さん、今日もよろしくお願いいたします。
偕髙塾塾長の髙橋です。
セミリタイア人生を充実させたい
でもその前にセミリタイアしたいのに
この頃、セミリタイアしたくても出来ない人と
話しをしている中で
理由で一番多いのはやはり「子育て」ですね。
自分自身を振り返ってみてもそうでしたし
自分はどうなっても良いが
「家族」に迷惑はかけられない
特に「子供」に対してはと考えるは
当たり前の帰結だと思います。
40代、50代の人と話していると
セミリタイアへの憧れはあるものの、
先程の「家族」に対しての責任や
老後の蓄えも必要だし等々、
尽きない悩みの数々から、
どうせ無理だからとか
難しいなぁと考えている人が
沢山いるのが現状だと思います。
そもそもセミリタイアですが
定義は沢山あるのですが
自分自身としては、
多種多様な柔軟な生き方と定義しています。
ダイバーシティという言葉が
様々なシチュエーションで使われています。
ダイバーシティ経営という事を
一生懸命に推進し頑張っていた時期が
自分自身にもありました。
完全リタイアではなく
セミリタイアだからこそ
様々な経験を積み重ねるチャンスが
数多く存在していると思います。
今日は自分自身が
セミリタイアを選んだ理由について
少しまとめてみたいと思います。
セミリタイアを実践してみての
感想としては忙しさについて言えば
ひょっとしたら以前よりも
忙しくなっているかもしれません。
公私問わず、。
その忙しさを選択しているのは
自分自身なので文句は言えない訳であり
セミリタイアを選んだからと言って
決してのんびりしたかった訳でも無く
もっともっと自分らしく
社会貢献したいとの思いが
強かったかもしれません。
でなければ単純に現役継続し
転職で収まっていたかもしれません。
現役として企業へ在籍中は、
様々な経験を積ませていただき
それこそ良質な機会の数々でしたが
実際に独立してからの経験は
成功よりも失敗が多かったのですが
先程の多種多様な経験をしたいとの
願望については想定以上に
叶える事が出来たと思います。
セミリタイアでの経験は、
全く知らなかった世界が
この世の中には
沢山存在していましたが
それ以上に、
分かった様な気がしていた世界も
実は内状を知っているのと
知らないのでは
全然違う事を
セミリタイアの立場だからこそ
見えてきたモノがあります。
モノゴトを俯瞰して見る機会があり
主観的・客観的に判断を続けると
大変な状況の数々でさえも、
とても面白く思えてきます。
もしも、
企業で副業・兼業が可能であれば
セミリタイアする前でも
制限はあるかもしれませんが
同様の経験を得る事が出来ると思います。
コロナの影響で副業・兼業も
もっと進むのかと思っていましたが、
中々進展しない様なので残念なのですが
今日の、
セミリタイア人生を充実させつコツとしては
様々な経験を活かした上での
複数の収入源を確保する事をおススメします。
株式投資以外でも
様々な収入確保する術はありますが
自分自身を振り返ると
それぞれがモノになるまで
1年間は見ておいた方が
良いと思いますので
セミリタイア前の
準備の充実をおススメいたします。
次回もよろしくお願いいたします。
【小説】スラッシュワーカー/喜嶋富魅尭/
第十一話
今が2月22日だが、
3月1日から新しい段階に入ろうと思う、
具体的に
多種多様な企業から相談を受けている中から
数社お受けさせてもらおうと思っている。
一つは地方の企業の経営全般のアドバイス
その他では、人事関連についての助言、
最後に営業組織改革のお手伝いだ。
なるべく同じような業務が重ならない様に
そして引き受けた企業に迷惑が掛からない範囲で
仕事をさせてもらおうと思っている。
これから企業支援をしようとしている自分だが
様々な人に助言を貰えるのが自分の強みの一つだ
独立以降、お世話になっている新山さんに
夕食がてら相談させていただく事にする。
「新山さん、先ずは3社から始めてみます、
それぞれ大変そうなんですが、
仕事自体はとても面白そうなんです。」
「喜嶋さんの考え方について
行動しながら修正していく事が
今後、長く仕事をしていく上で
とても必要な事だから、
今回の選択については問題ないんと思うよ。」
どうしても前のめりになってしまいがちだが
新山さんは常に冷静に助言をしてくれるので
大変ありがたい、
「塾の方はどんな感じなの」
「塾についても個別の就活、転職相談が
ポツポツと入りだしました。」
「へぇーっ、良かったじゃない、
HP?SNS?どこから?」
「TwitterからHPと紹介案件ですね、
来てもらっている人達一人一人
事情が違うので大変だけれど面白いんです。」
「まだ、グループとかではないんだ、
まぁ、個別相談案件の積み重ねが
今の段階では必要だね。」
一つ一つ丁寧にコメントしてもらえるので
自分自身の整理につながるので助かる、
新山さんからいただく様々な情報も
今の自分にはとても役立つ、
「動きながら仕事をするのは、
独立の有無は関係無いのだけれど
一人でやっているとチャンスや
リスクを見落としてしまう事があるんだよね。」
「それは意識の問題という事でしょうか?」
「いやいや、単純に組織で動いている時は
自分以外の誰かが気付いてくれるじゃない。」
「確かにそうですよね、企業内でたった一人の
仕事は存在しませんからね。」
「あとね、喜嶋さんはよく突っ走るじゃない
歩いていれば分かる事でも、
車に乗っていると気付かない事あるでしょ。」
「確かに、確かに、おっしゃる事良く分かります。」
「早く行く事も大事だけれども、
一つ一つしっかり積み上げる事も大事だからさ、」
新山さんとの会食が終わった後も
これからのスピード感について考えていた、
自分自身の性格としては、
ブレーキをかけるのが下手な方だと思う、
特に目標に向かって一旦走り始めると
壊れたブレーキ状態になってしまうことが
何回かあり、周りの人に迷惑をかけた事もある。
むしろ意識してブレーキを壊していたかもしれない
何故なら、行き過ぎれば
必ず止めてくれる人がいたからかもしれない
それは上司に限らずだ。
壊れたブレーキ状態になると、
距離が近くなり、関係が親密になる人と
どんどん疎遠になる人が極端に分かれる、
前者は少ない人数だけれども、
その後の関係で本当に頼りになる。
後者はどんどん多くなり
中にはアンチになってしまう場合がある。
仕事が決まって競馬の言葉で言えば
かかってしまう可能性があったが
新山さんのお陰で随分と冷静になれた、
まぁ、全ての決定権は自分にあるので
ここはじっくり行く事にしよう。
続く