小旅行記 🚗 Trento（トレント） in Italia

Takedina🇮🇹🇯🇵

2022年10月13日 23:14

こんにちは、タケディーナです。
今年は（も）、夏にバカンスを取らなかったので
9月にバカンスを取り、小旅行に行きました。
行き先はトレント。
ミラノ近郊から車で行けます。

北イタリアの中でも、上の方です。
この地域は、昔オーストリアに属していたこともあり
街によっては、主言語がドイツ語です。
トレントに来ると、イタリア語とドイツ語表記、どちらもあります。

今回は写真をメインに
旅行の様子を勝手にチラ見せ〜 👀 🤳
という回です。

ご興味ある方はご覧くださいませ。

🚗

高速道路でトレントへ。
トレント付近は、山が沢山。
雪が被っているお山も🏔

私たち2人とも前日まで仕事ということもあり
出遅れた出発。

恒例、イタリアのサービスエリア、アウトグリル。
朝食兼昼食をいただきました。

レジ横のマグネット達、結構シュールなチョイス。
ワインとかはわかるけど、お菓子とか、瓶詰め、ハムのやつとかもありました。

日本で言うと、ポテチやビスコ、森永牛乳、アサヒスーパードライ、ラーメンなどがマグネットになっているイメージでしょうか。

🏔

目的地、トレンティーノ到着。
ホテルからの眺め。
とったホテルが、思った以上にの山の上という事実。
でも、今回はゆったり過ごすプランで来ていたので
都会の雑音から離れて、超静かで良い空気に癒されました。
眺めも最高！
ここに、のんびり5日間の滞在。

ホテルにはレストランも併設。
朝食もここで。夜も何日かここでご飯を食べました。

当日は遅く着いたので、少しだけ街を散策して終了。
翌日から観光へ出向こうと思ったら、
自転車レースがあることが判明。
よく自転車の人たち見かけると思ったら、国際レースがあるらしい。
元々この辺りは、Giro d'italiaが開催されるエリアらしく、自転車の山道では有名なんだそう。

そのため、道路は通行止めになるとのこと。
駐車場や混雑のことを考えて下山は諦め、
自転車レースをホテルの近くから観戦することに。

観戦当日
途中の山道なので、観客も少なく
ベンチに座って、お菓子食べなから待ってました。
ぼやっとしているうちに、先頭集団到着。

一瞬で通り過ぎる。
さすが、めっちゃ早くてびっくり。
ここ、山道なのに⛰
そして、この自転車達は車より早く下山します🚴

各国から参加の選手達

年代別のレースになっているらしく
ご年配の方もすごいパワフル！
恐れ入りました。

いつか自転車のレース見てみたいと思っていたから、
貴重な体験になりました！

🚲

いよいよ観光のトレンティーノへ。
北の方になると、９月でも朝夜は肌寒いのでジャケット必須。
昼になると気温が上がり、過ごしやすい気候でした。

すごい綺麗な街です。
壁のフレスコ画も素敵。

↓こちらは
トレント大聖堂（Cattedrale San Vigilio）
と、噴水（Fontana del Nettuno）
メインの広場です。

トレント大聖堂（Cattedrale San Vigilio）
噴水（Fontana del Nettuno）

プレトリオ宮（Palazzo Pretorio）
中がミュージアムになっています（Museo Diocesano Tridentino）

そして、朝イチで行ったら運よくガイドツアーがあり、この塔に登ことに！
ガイドさんが説明してくれたけど、塔の柄をよく見ると、真ん中あたりで色が変わっているのは、上部分は後から足したんだそうです。
お祭りになると、この塔の上から花火が放たれるらしいですよ🎆

下の階から周り、塔の小部屋などにも案内してもらいました（写真取り忘れました）。
楽譜の原型となったものがあったり、ぎゅうぎゅうになって生活していたこと、戦争でも使われたことなど教えてくれました。

昔はサマータイムなどで時間が変わる時は職人さん達が全部手作業で調整してたそう。今はオートになってるので、その作業もなくなったそうです。

塔のツアーの後は、Palazzoを自由に見学。

🏰

ミュージアムにもなっているお城。
カステッロ・デル・ブオンコンシーリョ博物館
Museo Castello del Buonconsiglio

こちらも上まで登れるとのことで、ガイドツアーに参加。
音声を聞きながら案内をしてもらうシステムでした。

塔の上にはフレスコ画。
どんな生活をしていたのか、
季節ごと１２ヶ月分の絵で描かれています。
春夏秋冬の四季は日本とイタリア、同じです。

🦖

科学博物館。
「MUSE」Museo delle Scienze

世界で超有名建築家、Renzo Pianoさんによりデザインされたミュージアム。
お店屋さんなどが並ぶミュージアムの近辺エリアもデザインされているらしい。
日本では関西空港第１ターミナル、銀座エルメスビルなどをデザインされいます。

博物館の中
素敵な空間が広がってました。

いろんな空間があり、
時代や地域を感じられるような
配置になっています。
こちらは、熱帯雨林。

🛩

ジブリ映画「風立ちぬ」の主人公の夢の中に出てきていた
ジョヴァンニ・バッティスタ・カプローニの美術館
（Giovanni Battista Caproni）
MUSEO CAPRONI
小さい空港の隣にミュージアムが併設されています。

ミュージアムの中は、大きくはないけど
飛行機の歴史を感じられる空間でした。

自宅に帰ってから、もう一度「風立ちぬ」を見たのですが、最初と全然違う感覚で見れました。
より感激。
あの時代、カプローニはどれだけ先駆者だったのだろうと思う。

1920年、カプローニがローマから東京へ。
日本の友人を訪ねて旅行した時の地図。
沢山停泊しながら、１ヶ月半かけて移動したらしい。
どんな旅をしたのだろうと考えると、この地図に夢がいっぱい詰まっている気がする。

🍝

ご飯の話。
トレンティーノで行きたかったレストランがあったのですが、残念ながら閉まっていたのです！
なので、お店の隣にあったレストランに入ってみました。
すると、中はなんとも不思議な空間。

メーニュー表は無く、キッチンでその日のメニューを決めてました。
テーブルでウエイターさんが口頭で説明するパターン。ローカルスタイル！
オープンになってもメニューが決まっていなくて、待たされるのもイタリアっぽさを感じたな〜笑

オーナーのおじいちゃんがお客さんと同じテーブルで伝票整理やっているのも、ほのぼの。
こういうちょっとローカルなレストランに出会えるのも旅の醍醐味な気がします。

ローストビーフとポレンタ。激うまうま。
これでも1人前を2人でシェア。
ボリューム満点。

🚗

トレンティーノからちょっと足を伸ばして、
Bolzano（ボルツァーノ）にも行ってきました。
日帰り散歩。

ここは、ドイツ語とイタリア語が公用語。
道を歩くと、ドイツ語がよく聞こえてきます。
ドイツ語率の方が高かったくらいです。
イタリア語も人によりドイツ語訛りだったり。
若者は2つの言語を使って話したりしてました。

郊外に行くと、イタリア人でも聞き取りが難しいドイツ語訛りのイタリア語が帰ってくるとか。

建物の作りもちょっと違うのも面白かった。
イタリアにいながら、国外旅行したような気分になりました。

街はとても綺麗。
裕福な街だそうで、駐車料金が激高！
3,4時間で９ユーロくらい取られました笑
ミラノより高かった〜〜

なんたって、
タクシーがテスラ🚕でしたよ笑
ちなみに、ミラノはトヨタです。
企業と協力してるのかな。