![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63042546/rectangle_large_type_2_7a82234aab313c3cacd2e08ef934de74.jpeg?width=1200)
イタリアのグリーンパス制度、日本のワクチン証明書の話。
Buongiorno!
こんにちは、タケディーナです。
今日は、「グリーンパス制度」について触れてみたいと思います。
みなさんはどれくらい興味があるかわからないのですが、
他の国ってどうなんだろう?と思われた方はご覧いただければと思います。
その後、今日行った、日本食レストラン「サガミ」の小話をお届けしたいと思います。
グーリンパスについて
(以下、ミラノ近郊&現時点でのお話です)
欧州では馴染みがあるかもしれませんが
「グリーンパス」とは、なんぞや??
と思う方もいるかもしれません。
いわゆる、EU共通のワクチン接種証明書です。
イタリアでは、La Certificazione verde COVID-19 とも呼ばれています。
デジタル化もされていて、個人情報をQRコードで読み取れるようになっています。
機械でピッと読み取るだけなので
確認作業は1、2秒くらいで終わります。
プリントアウトできる紙面のものもありますが
携帯のアプリケーションからもデジタルのものを提示することができます。
有効期間は、最初は年内のみと言われてましたが、今は一年有効です。
イタリアでは、レストラン、バール、美術館、展示場、スタジアム、電車(特急)などさまざまな場所でこのグリーンパスがないと中に入れない規制があります。
もしグリーンパスを持っていない場合は、陰性証明や同等の証明書が必要です。
※私の地域ではレストランやバールは、外での飲食の場合、グリーンパスは必要がないです。
そして室内では、基本マスク着用が義務付けられています。
最近、ちょっと話題になっているのは
「労働者にグリーンパス提示を義務付ける」というもの。
雇用者の健康を守るためグリーンパスの提示を義務とする、と言うことらしいです。
グリーンパスを持っていないと、お給料も支払われなくなります。
(会社にもよるかもしれませんが、停職扱いになったりするらしいです)
結構、思い切ったな、イタリア。
というのが印象でした。
グリーンパス制度でコントロールして、規制を緩和していっているような感じです。
グリーンパスを持っていない人は、本当に生活しにくい世の中(イタリア)になってきました。
そして、日本の方々が気になるところ
日本のワクチン接種証明も、ちゃんと有効なのか?というところでしょうか?
これは、有効です!
イタリアの法律で定められています。
ただ、これまたイタリアなのが、場所によっては告知が浸透してなくてダメだと言われることもあるらしいです。
その時は、イタリアの保健省や政府から出てるページを見せるといいでしょう。とのアドバイスを領事館の方から頂きました笑
その他(1)
日本からのワクチン接種証明書にもQRコードが発行されることがあるようなのですが、イタリアでは機能していませんでした。
日本で発行されたQRコードを持っている日本人の方、3人お見かけしてましたが、3名とも読取不可でした笑
英語の証明書を提示するのが一番確実です。
たまにパスポートと合わせて確認されることもあるので、一緒にパスポートもお持ちいただくと万全だと思います。
その他(2)
調べたところ、日本のワクチン接種証明をイタリアのグリーンパスに書き換えることは、基本ははできないらしいです。
が、長期滞在の場合は手続きをすればできると言う噂です。
短期の滞在の場合は不便ですが日本で発行された証明書を携帯することになるようです。
以上、現在のお話です。
ちょっと大変そうに聞こえるかもしれませんが、
グリーンパスの提示さえできてしまえば、かなりスムーズですし、実際に以前より行動の幅も広がりました。
グリーンパス制度が始まる前よりは、自由度が増して、通常の生活に近くなってきているのではないかと感じます。
グリーンパスを持っている人は
グリーンパスがあった方が自分も、周りの人に対しても安心、という声も耳にします。
ただ、グリーンパスを所持していない方ももちろんいるので
これもまた問題なのも現状です。
今日の小話。
友達と、日本食レストラン「サガミ(SAGAMI)」ミラノ店に行き
味噌きしめんを食べて、なんとなく気分が上がっている本日。
なぜ「味噌きしめん」にしたかというと。
1)サガミだから味噌のものが食べたい。
2)普段食べれない、きしめんを食べたい。
この2点を考慮した結果、味噌ときしめんのコンビになりました。
出張の時、名古屋駅のホームでよく食べた、きしめんを思い出します。
名古屋はやっぱり、ホームで食べるきしめんが美味しい気がする。
安いし早い。
私は1人でも立ち食い屋さんに入れるタイプですので、サラリーマンのみなさんとよく並んで食べてました。
中には、普段手に入らない食材が入っていて
なんだか一瞬、日本に帰ったような気分になりました。
一瞬、日本の気分に包まれましたが
一歩店を出ると、すぐミラノに帰還しました。
なぜなら、サガミは
ミラノ・チェンとラーレ駅のすぐ横にあるからです。
ミラノの方が食の幅が広がる気がする。
ミラノは都会、ということだな。
食後は、近くのジェラテリアへ。
イタリアでは珍しく黒胡麻味もありました。
そして、これまた珍しい、アイスの上にホイップクリームをかけてくれるという仕様。
ホイップクリームはおじいちゃんから受け継いでいるレシピで、美味しいでしょ?と店主が言っていました。
店内には、店主が子供の頃、誕生日におじいちゃんと一緒に撮った写真が飾られていました。
他にもデザートがあったりするの?との質問には、うちはジェラート専門なんだと。つまりは、ジェラートに誇りを持っているということです。
素敵なストーリーを持ったジェラテリアでした。
お気に入りジェラテリアが増えました!
それでは、今日はこの辺りで。
Ci vediamo!
タケディーナ