私の愛する樹脂オーブン粘土
樹脂オーブン粘土はご存知ですか?樹脂粘土は100円均一ショップなどでも販売されていますが、樹脂オーブン粘土は形づくりをした後、一定ののオーブンで焼いて完成という粘土です。オーブンで焼かない粘土は水分を多く含んでいるので、自然乾燥で固まるのに対して、オーブン粘土はオーブンで焼かないと固くならないので、ラップなどで密封しなくても保管できるメリットはあります。ただし、素材によっては長時間接していると溶けることがありますので、注意が必要です。
代表的な樹脂オーブン粘土はFIMOとsculpeyですが、私はFIMOを多く使うのでここではFIMOのお話をしたいと思います。FIMOはドイツのステッドラー社から発売されていて、色数は約60色ほどあります。色数はsculpeyの多彩な色が準備されています。私は粘土の絵の具で絵を描くように作品作りをするので、作っている時から仕上がりを想像することができて楽しいです。ただ、色によって硬かったり柔らかったりするので、購入後すぐ使えるものやしばらく時間をおいて硬さを調整してから使う粘土があります。暖色が柔らかめで、寒色が硬めの印象があります。
このFIMOは、250度で20〜30分で固まるので、オーブントースターは不向きと思います。庫内温度が一定で保たれる方が、その場を離れることができますしね。私はクッキーを焼くようなイメージと思ってます。
FIMOなどの樹脂オーブン粘土の良いところは、焼いた後にあります。土粘土は焼成後にはかなり縮みますが、この粘土はほぼ寸法が変わらないので、焼成後に組み合わせたりできたりします。またカッターなどで削ったり、ドリルで穴を開けたりもできるので、アクセサリーや道具の部材にすることもでき、作品作り以外にも汎用性が高い素材と思います。またアクリル絵の具でしたら着彩もできますので、さらなる個性あふれる作品作りができます。
ぜひあなたも樹脂オーブン粘土に挑戦してものづくりを楽しんでください。
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