大谷翔平選手の亜脱臼の報道から考える整骨院の医療機関との連携について
大谷翔平選手のケガの報道に日本中が心配しましたね😱
脱臼や亜脱臼の定義については、また後日執筆しようと思います。
皆さんの院にも骨折や脱臼を疑う患者さんが来院されると思います。
柔道整復師法に記載されているように
「柔道整復師は、医師の同意を得た場合のほか、脱臼又は骨折の患部に施術をしてはならない。ただし、応急手当をする場合は、この限りではない。」
とあるのは皆さんご存知だと思います。
応急手当後に必要になるのが、医療機関との連携ですよね。
私が、社外の柔道整復師の先生にセミナーをした際に実際にあった事例を紹介したいと思います。
施術情報提供紹介書
施術情報提供紹介書を医療機関宛に書くのは皆さんご存じだと思います。
しかし、中には施術情報提供紹介書を渡さずに
「整形外科に行ってきてください。」
「整形外科でレントゲンを撮ってもらって下さい。」
と患者さんに伝えて整形外科に行ってもらっています。
という先生が多くいらっしゃいました💦
そうすると何が起きるかは先生方なら想像できますよね?
患者さん「整骨院でレントゲン撮ってきてくださいと言われました。」
整形外科「うちはレントゲン屋じゃないぞ。そもそも紹介状もなしにどうなっているんだその整骨院は」
↑医師がこう口にするかは別として、心の中ではこう思っています。
逆の立場ならムカッとしますよね😓
医療機関との連携、医接連携には礼儀作法があります。
紹介状の書き方等と検索すると、本や例文等が沢山出てきます!!
是非、今の話を聞いてドキっとした先生は参考にしていただければと思います。
整骨院の立ち位置を上げたい
昨今、様々な時代の変化やニーズの変化において、整骨院でも自費施術で様々な施術が行われています。
【美容、ダイエット、トレーニング、リラクゼーション、産後ケアなど】
様々なニーズに応えられる知識や技術、研鑽はもちろん必要です。ですが、改めて柔道整復師の業やあり方を考える良い機会になりました。
今後について
今後も日常の診療やセミナー、学会などでの気づきや学びをどんどんシェアしていきます!
今後とも宜しくお願い致します!