時間があっても素敵になれなかった私へ
「コロナで増えたおうち時間」みなさん有意義にお過ごしでしょうか。私はとても無益な時間を溶かして過ごしました。でもそのおかげで発見もありました。これは自分に対しての備忘録です。
私は普段、正社員として勤めながら劇作をしてるのですが、その生活の基盤となっている会社に週3くらいしか行ってない期間が、約3ヶ月ありました。緊急事態宣言が解除された今はフルタイムで働いています。(ばりしんどい)
私は喜びました。自分が思うような自分になかなかなれないのは、日々の雑多なことに忙殺されて自分を磨く「時間」がないからだ!と思っていたからです。時間を手に入れた私は、
無敵最強素敵人間二段飛ばしで安藤サクラや!
と思いました。(私は安藤サクラさんに対する憧れが異常に強いです)
これで思う存分モノを書ける!家をきれいにして、常備菜作って、ウクレレの練習して、戯曲を勉強する。丁寧な暮らしをするんや!暮らしの手帳みたいな人間になるんや!
わいはなにわのレイチェル・クーや!
と意気込んでおりました。(レイチェルは普段絶対作らないようなものばかり作る料理家さんです。私はレイチェルに対する憧れが異常に強いです)
でも、まっったくそうはいかなかった。大事なことを忘れてました。
私はサボり魔だったのです。
隙あらば横になる、惰眠をむさぼる。
とにかく人の目がないと何もしない。
なんならお風呂も歯磨きも嫌いです。
我が事ながら字にするとパンチがありますね。へこみます。なので人の目に全く触れずにすむコロナ禍、時間だけを手に入れた私は腐ったみかんでした。ソシャゲのレベルだけが爆上がりしました。
私がなんとか人のかたちを保つために必要なことは…
①人の目を気にする環境に身を置く
直接会えない今はSNSを適量使用する。
②ヒマをつくらない
いらんカードの解約とかでもいいから埋めてけ。
③書きモノには〆切を設ける
出す予定がないものは無理やり近日〆切の戯曲賞や脚本賞とかにあわせる。
③家事に喜びを感じないなら、丁寧な暮らしは来世で獲得。
大丈夫、最近の冷食めちゃくちゃ美味しい。ホコリで死なない。
以上のことをコロナ関係なく、気をつけていったら私は心身ともに健康を保てる気がします。別にこのコロナ禍を有意義に!ピンチはチャンス!周りに差をつけよう!とかは思いません。ピンチはピンチなんで。
あくまで腐ったみかんにならず人のかたちを保ったままで次の楽しいことまで生き延びよう、と。
みなさんも、どうか自分に合ったコロナ禍の過ごし方をなさってください。
あらあらかしこ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?