竹田モモコ

演劇ユニット「ばぶれるりぐる」の主宰、劇作家。

竹田モモコ

演劇ユニット「ばぶれるりぐる」の主宰、劇作家。

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「このままでは占いに行ってしまう。そしてそれは双方にとって不幸。」

「私は私を救うんだ」と思って震えながら劇団を立ち上げたのに、旗揚げ3年目にしてこのコロナ。このコロナですよ。マジで勘弁してってかんじです。そこでnoteはじめました。 今までSNSに長い文章を投稿したりブログをしなかったのは、「もったいなかった」からです。すべてのおもしろワードやおもしろエピソードは戯曲に還元したかった。セリフとして人に言わせたかった。 しかしどうも本公演がしばらく打てそうにない。もしかしたら世界は元に戻らないかも…?私のやりたいようなお芝居はもうできない

    • 子宮をとるということ②〜レルミナの日々、バリしんどいやん〜

      さて来たる【子宮ぜんぶとる大作戦】のため、ちょっとでも筋腫をちっちゃくすべく、お薬「レルミナ」を飲み始めたわけですが、この薬、たかい&しんどい! まず一ヶ月で9000円くらいでした。いっぺん忙しすぎて処方箋ほったらかしにしてたら(アレって期限あるんですよ!1週間以内やって!バビった!)再診になって危なく保険が効かなくなるところでした。保険効かなかったら一ヶ月2万以上するお薬みたいです。あっぶー…なんでもちゃんと知っとかなあかんよね…誰もわざわざ教えてくれんしね… 私が飲み

      • 子宮をとるということ①〜うんこじゃなかった〜

        「うんこじゃないですね」 それは2年間放ったらかしにしてきた子宮筋腫だった。 MRIの画像を見せてもらうとそれは、ふにゃふにゃした他のどの臓器よりも立派で、ぷりぷりとはっきり映っていた。私の筋腫は直径10センチを超えていました。 「うんこかと思ってマッサージしてました」 「うんこじゃないですね」 「うんこかと…」 「うんこじゃないですね」 さすがお医者さんは「うんこ」って言うことにためらいがないなぁと、白黒の筋腫を見ながらぼんやりと思いました。 これは私が子宮摘出するま

        • 時間があっても素敵になれなかった私へ

          「コロナで増えたおうち時間」みなさん有意義にお過ごしでしょうか。私はとても無益な時間を溶かして過ごしました。でもそのおかげで発見もありました。これは自分に対しての備忘録です。   私は普段、正社員として勤めながら劇作をしてるのですが、その生活の基盤となっている会社に週3くらいしか行ってない期間が、約3ヶ月ありました。緊急事態宣言が解除された今はフルタイムで働いています。(ばりしんどい) 私は喜びました。自分が思うような自分になかなかなれないのは、日々の雑多なことに忙殺され

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        「このままでは占いに行ってしまう。そしてそれは双方にとって不幸。」

          いや、しんどかったよね2020

          「コロナに負けるな!」って言われても、いや負けるから避けようやって思ってたし、「withコロナ」って言われてもそんな恐ろしげなもんとダンスを踊りたくないんですよ。私は。 今年、何がキツかったって、ことあるごとに「分からんのに自分の意見」を言わなあかんのがキツかったんです。全く未知のもので、誰も正解を知らないすべてがグレーであるコロナに対して、「私はこう思う」って発言&決定しないとだめだった。仕事先でも、公演やイベントを延期にした時も、演劇祭に参加した時も。 「マウスシール

          いや、しんどかったよね2020