母からの爆弾(ToT)
水曜日なので、洗濯物と、母に頼まれたトイレットペーパーなどを持って
車に乗り込みました。
乗り込んだところで、
「あっ!!リンゴ忘れた!!」
とまた家の中へ。
大急ぎでリンゴをカットすると、レモン汁を適当にふりかけ、
保冷剤とともに袋に入れました。
今日は遅くなったので、急がないと17時を過ぎてしまいます。
17時前に無事施設に届けると、洗い物を受け取って帰りました。
そして夕方、母から電話です。
「歩、今は忙しいと思うから、いいときに電話して」
「分かった。後で電話するね」
19時からZoomだったため、それが終わった20時頃電話しました。
いろいろ話して電話を切った後、すぐまた2回目がかかりました。
「歩、どこか悪くないの?」
「どこも悪くないわよ。私のことは心配しなくても大丈夫よ」
「そんなこと言ってもね、母親は心配になるの」
というような会話をして電話終了。
すると・・・
3回目の電話が鳴りました。
「はーい、どうしたの?」
軽い感じで聞いたところ・・・
「歩、私はここ(施設)を出ます!!」
「え?????」
もう、青天の霹靂、寝耳に水です(゚Д゚)
ようやく気を取り直して、
「なんで出たいの?」
と聞きました。
母によると、
「今日デイケアに行ったけど、私の名前はなかった。
私は出て行って欲しいと思われている」
ということのようです。
「それだけ?他には?」
と聞いたのですが、母の話がさっぱりわかりません。
施設の中のことを
「歩には分からない」
と言います。
おそらく、ちょっとした行き違いがあったのを、
母が悪く受け止めたのでしょう。
「歩、別のところをすぐ探してちょうだい!!
それまで歩のところに行くわ!!」
「いやいや、そんなこと言っても、うちにはベッド無いわよ」
「無くても、布団でいいわ!!」
「いやいや、うちは狭いし、とてもお母さんが生活できないわよ」
「じゃあ、ホテルでもいい!!」
と、かなりの強硬姿勢・・・(ToT)
「分かった。とりあえず妹と相談してみるね」
「そうしてちょうだい!!」
あああ・・・(ToT)
どんよりした気分で妹にLINEし、妹からも電話してもらうよう頼みました。
妹も、当然驚愕・・・(゚Д゚)
すぐ母に電話してくれました。
その後妹から電話です。
「どう?お母さんの話、分かった?」
「わからん・・・」
デイケアの話は、いつも1人1人名前を呼んでくれるのに、
今日は母の名前が呼ばれなかった、と言うことでした。
妹も、
「そういうことって、私でもあるよ。よくあることよ」
と話してくれたそうですが、ダメ。
それ以外のことは、やっぱり妹にも分からなかったようです。
「今すぐにでも出たいみたいだね。
ホテルに行くって言っても、『食事どうするん?』って聞いたら、
『食事のあるところに行く』って言うし。
『お風呂1人じゃ入れないでしょ?』って言ったら、
『お風呂は入らなくてもいい!』って言うし・・・」
と、妹も困り果てています。
2人とも、出てくるのはため息ばかり・・・(ToT)
「姉ちゃん、なんかすごい爆弾投げられたね・・・」
「そうだね、お母さんの爆弾、破壊力すさまじいね・・・」
ため息ばかりついているわけにもいかないので、明日の午前中、
妹には、ケアマネのOさんに電話をかけてもらうよう頼みました。
(私は起きるのが遅いので・・・)
Oさんもきっと驚くでしょうね・・・。
すみません・・・。
Oさんがどのように判断されるか分かりませんが、他に移った方が
いいということになれば、別の所を探さなくてはなりません。
はあ・・・(ToT)
とりあえず、明日のOさんとの話を受けて、
次の動きを考えていこうと思います。
父が亡くなって一年。
施設での生活にも慣れてきて、「楽しくやってる」と聞いていただけに、
母からこのような爆弾が飛んでくるとは、思ってもいませんでした。
介護って、ほんっとうに、何が起こるか分かりませんね・・・(ToT)
ところで、みなさまのご協力のおかげで、迷えるブチネコさんの電子書籍は
17冠を達成することができました!!
ご協力、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げますm(_ _)m
・・・本当は、今日はこのことで祝杯をあげたいところだったんですけど、
嬉しい気持ちが全て爆弾で吹っ飛ばされてしまったのでした・・・(ToT)
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