本とチャリと音楽と ~チャリ旅 13日目~
こんにちは、チャリ旅13日目になります。昨日は山道を登って、東広島うのホテルに宿泊していました。ベッドがものすごく広かったので、ぐっすり眠れて目覚めも良かったです。また、ホテルの部屋にレンチンのご飯とふりかけとカップ味噌汁がついていたので、自分で買った朝ごはんに加えてそれらを食べました。チャリ旅においてエネルギーは非常に重要なため、とれるときに取っておこうという精神です。
実は今日のゴールをどこにするかですごく悩みました。経路として、広島->岩国あたりまでは確定していたのですが、それだけでは短く、もう少し先まで行きたい気持ちがありました。となると、2号線沿いで山を越えて、下松や徳山まで行くか、海沿いで柳井まで行くか、などの選択肢が考えられました。
どちらの選択肢でも良かったのですが、ここら辺の地域、いかんせん宿泊施設が少ないのです。安い個人経営のドミトリーなどもなければ、安いビジネスホテルもなく（あるのかもしれないけどネット上で空室として出てこなかった）、そもそもどこにも泊まりにくい状況でした。1万円を越える宿は高すぎるし、よくわからない古びた施設も怖いし、そもそも下松や徳山まで行くにはまた山道を越えていかないといけなかったりしたので、悩みました。
その結果、柳井駅周辺の8000円台のビジネスホテル（この旅の中では最高値だけどこの地域では安い方）に止まることにして、柳井駅は海沿いで坂道も少ないためちょうど良いかな、というとこで、今日は柳井駅を最終ゴールにしました。
兎にも角にもとりあえず広島駅に向けて出発。昨日登った山道貯金があったため、途中からものすごい下りで非常に気持ちよかったです。ただ、下りたら下りたでまた登らないといけないのではないか、という不安な気持ちにもなりましたが、そのまま2号線沿いを進み、広島駅に着きました。
広島駅は何回か来たことあったので、到着して、「あ！ここ見覚えある！」となりました。チャリ旅の醍醐味はここですよね。今までは点と点でしか繋がっていなかった観光地のエリアが、線で繋がるイメージ。これは都内をチャリで初めて巡った時にも思いました。この駅からこっちに進めばこの駅に着くのか、みたいな感覚ですね。僕はこの冒険感がすごく好きで、チャリに乗っています。ただ、都内と違うところは、渋谷-新宿くらいの感覚でMap上で距離を調べると、平気で40kmとか表示されるところですね（笑）。
広島駅でもスタバに吸引されて、お昼ご飯を食べて、次は岩国へ出発。午前のライドでちょっとした熱中症っぽくなっていたので、スタバで長めに休憩しました。ただ、次の岩国までの距離が46km。カンカン照りの中で、46km漕ぐのは不安でしたが、とりあえずスタート。
漕ぎ始めから正直暑さにやられそうになりながら、漕いでいました。最初はうねうね脇道などを通りながら進んでいたのですが、途中から2号線をひたすら進むルートになりました。全然意図していなかったのですが、ちょうど半分進んだくらいで宮島へのフェリー乗り場に着きました。乗りてぇ、と思いながら、ちょっと休憩して、また出発しました。また厳島神社行きたいなぁ。
ちょっと休憩しましたが、やはり暑さがキツく、2号線をひたすら進むだけでよかったのですが、それが逆に単調で、メンタルがやられそうでした。唯一の救いは、途中海沿いの道があって、海風と海の景色を見ながら進めたことでした。元々は海より山派だったのですが、この旅を通じて海の良さを感じています。見てるだけで救われる気持ちになるというか、雑念が消えるというか、清々しいですよね。
その後は暑さの中でひたすらに漕ぎ、ようやく岩国駅へ到着。見た感じ、JR四日市駅に似てました（四日市駅よりは人通りも店も多かったですが）。今日は柳井駅がゴールであと40km弱、また漕がないといけないので、夕方になるまで、岩国駅で休憩しました。
岩国駅で休憩後は、穂実のゴールである柳井駅に向かったのですが、その前に日本三名橋と呼ばれる錦帯橋に行ってきました。岩国駅からは5km程の距離の場所にあり、周辺の街並みも雰囲気があってよかったです。目的の錦帯橋は、夕焼けのその向こうにある山並みと相まってすごく風情がありました。渡ってみたかったのですが、有料だったので、諦めました（300円でしたけどね（笑））。
錦帯橋をあとにして、柳井へ向かいました。35km程でしたし、夕方というのもあって日差しも強くなく、また海沿いなのでアップダウンも激しくなく、すごく快適にサイクリングできました。途中、国道188号線から見た海が綺麗過ぎて、写真を撮りました。
夕方なので楽だったのですが、それでも疲労が祟って最後の方は足が棒のようになりました。それでも、なんとか家内のホテルに到着。今日はなんとツインのルーム（この部屋しか空いてなかった）だったので、ものすごく部屋が広く、しっかり休めそうです。
明日は過酷なライドになりそうな予感がするので、早く寝ます。おやすみなさい。
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